エサオマントッタベツ岳(日帰り)敗退
- GPS
- 15:05
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 975m
- 下り
- 7m
コースタイム
1:33 630m エサオマン林道出合
2:51 720m 林道終点
6:10 997m 本流•997
10:38 1,560m 尾根上着(引き返し決定)
11:15 1,560m 尾根上発
12:00 997m 本流•997
14:00 720m 林道終点
14:48 630m エサオマン林道出合
15:06 600m 六号砂防ダム
天候 | 高曇り後雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
エサオマン林道上の斜面が迫ってきている箇所は小規模のデブリあるが問題ない。 エサオマン本流は、少なくとも•997まで沢は埋まってない。 |
写真
感想
前日札幌を18:00に出る。高速を使い、除雪終点には23:00着。トッタベツ林道の除雪は、通常なら最終人家までだが、六号砂防ダムの工事の関係でびれい橋過ぎのダムまで除雪が入っている。
この林道の除雪の情報を仕入れ、エサオマンを日帰りできないかと考えた。最短距離を考えると、エサオマントッタベツ川を詰め、適当な尾根に乗って登頂という作戦だ。問題は、沢の状態と天気だった。エサオマントッタベツ川がどれほど雪で埋まっているか、天気が予報で午前中までしか保たないといこと。
行動は長いと思ったので、朝1:00に出発することにした。トレースは全くない。ヘッドライトの明かりを頼りに暗闇の林道を進める。林道はスネラッセルでファットスキーでしか、太刀打ちできなさそう。細板を履くパトナーはラッセルスピードが全く上がらず苦戦していた。戸蔦別林道からエサオマン林道へ入った。エサオマン林道は平坦でアップダウンが少しあるので帰りが面倒だと思った。
林道終点から沢に移って右岸左岸と渡渉を繰り返して行く、沢は完全には埋まっておらず、何も考えずに沢の真ん中を行くことはできない。こうなると、帰りのスキーがスムーズに行かず、先でシールを付け直して下山しないと行けないなーと落胆する。一人がトレースをつけてる間にもう一人が休憩するといった様に交代で休憩し先を進めた。この状況で二人一緒に休憩している時間は無駄だ。
• 997でやっと明るくなり始め、エサオマン北東カール、エサオマンが見えてきた。暗闇の中の行動はテンションが上がらないので少し気が楽になった。しかしここからも遠いな。当初、•997から•1816に延びる尾根を使って、稜線に上がる予定であったが、地図で見るより実際その地形を見た時、稜線に上がってから頂上の距離が長く感じた。状況は分からなかったが、その場で登る尾根をもっとピークに近い尾根に変更した。
尾根は急で膝から腿のラッセルになってしまった。二人で効率よくラッセルを回したいところだが、パートナーがヘロヘロで二番手でも付いて来れなかった。さらに天気もガスり始める。帰りの時間も考えると限界だろうと考えだした。頂上まで残り標高350mの所、標高1,560mで敗退を決定した。丁度、カールとピークが見えるところで悔しいがしょうがない。
下りのスキーは顔面シャワーのパウダー。ここでもパトナーはこけまくり時間を食う。細板では、滑降も話にならない。頂上からのルンゼを滑る気でいたが、厳しいが夢のまた夢。
•823二股まで何とかシールを着けずにスキーで来たが、ここからシールを付け直し、後は根性で林道を下った。14時間行動してもピークまでは遠かった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する