記録ID: 1724184
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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍
焼岳 表層雪崩の惧れ→撤退
2019年02月07日(木) [日帰り]
![情報量の目安: B](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 618m
- 下り
- 600m
コースタイム
天候 | 早朝晴れ微風、昼前から頂上部は風、下山時麓は次第に曇り後小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
数日前からやや暖かく、雪の状態が万全ではなかった。 表層雪崩の跡が見られる場所もあり、樹林帯を抜け広場を過ぎ、下堀沢出会付近から西にトラバースを試みるも、雪質がモナカの様になったと感じ、ガイド氏のワフ音が聞こえたとの言葉で撤退を決めました。 トレースは幾筋か有りましたが、下堀沢出会付近からは不確かなものになります。 この日は私たち以外の登山者とは、行き会いませんでした。 |
その他周辺情報 | 中の湯温泉旅館に前泊 居心地の良い料理もおいしい宿。夕食後に、早朝用のお弁当を用意してもらいました。 駐車場に至る道、玄関周りは凍っているので注意。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
10本爪アイゼン
ピッケル
スノーシュー
ストック
ゴーグル
雪用ボトム
防寒用アウター
防寒防滴手袋
インナー手袋
バラクラバ
ニット帽
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感想
雪の状態は毎日変わる。1週間前と当日では、全く異なるという。
お天気も目まぐるしく変わり、3日前の悪天候予報も、当日晴れ間も期待できると変わる。
上高地付近は予想よりも暖かく、雪は少なめで2月の割には締まっていないと感じ、表面が融けてまた凍ったような箇所もある。
樹林帯で表層部が雪崩ている場所もあり、それは伏線となり、山頂部を目の前にして下堀沢出会から谷筋を見上げた時にも、表層雪崩跡があるのに気付く。もちろん夏道は行かず西に回り込むのだけれど、稜線には雪庇の様な影もあり雪煙が立ち始め、なんとなく不安を感じた。
今日は、私達以外の登山者とは出会っていない。幾筋かのトレースは、山スキーとスノーシュー。何時のだろうか?
トラバースして尾根に取り付こうと進む。アイゼンで踏む雪がモナカの様だと思う。ガイド氏が立ち止まり、ワフ音が聞こえたから引き返しましょうと言う。
雪山に慣れた少人数であれば行けたのかもしれない。でも私達9人は引き返して正解だったと思う。再び下堀沢出会に立ち見上げると、雪煙の頻度が増え、雲の流れが速くなり、天気が変わり始めたのが判りました。
今回は山頂までは行けなかったけど、青空と雪、樹林帯、間近の山頂部、噴煙の臭い、穂高、梓川、周辺の山々の眺め、馴染の仲間との楽しい雪のハイキングでした。
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