立山、剣岳


天候 | 初日雨、翌日曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
初めて本格的に登った山が剣山だった。
2011年の8月。
好きになってしまった人から 「今週末登山しない?」と誘われて迷わず「OK!」
テントに泊まった事がない。寝袋も持ってない。トイレはどうするんだろう?着いていけるかな?と色々不安があったけど、やるっきゃない!
初日は天候曇り。
立山までのケーブルカー、ロープウエイ、バスと次々に乗り継いだ。高度が上がっていくと、高山病にならないかな?と心配していた。気温がどんどん下がるのも分かって吐く息がしろくなった。室堂に到着したら小雨が降ってきたけど、無視して歩き始めた。
は、はやい。。。彼は昔から山登り、バックカントリー、陸上をしているアスリート。慣れてるし、人ごみが嫌いな様でどんどん登っていく。ハアハア、ゼイゼイ言いながら十歩後ろを登っていく私。でも、強い自分を見せたい!と思い、意地でも着いていく。
立山山頂に到着。でもそれほど登った感じがしなかったのでさほど達成感は感じず。雨がかなり降ってきたのでカッパを来た。そこからは剣山テント場までの縦走。雨の中、何も見えないけど歌を歌いながら楽しく歩いた。そしてテント場に到着! 初めてテントの作り方を教わった。あまり手助けできず、速攻昼寝モードに入った。しばらくすると彼がビール缶を二つ持って帰って来た(私は飲めないので両方彼のビール)。横になって雨の音を聞きながらまたしばらく昼寝。日が落ち始めると雨も止まり、皆夕ご飯の支度を始めた。夕飯にソーセージを5つも食べ、それ以来ソーセージが嫌いになった。暗くなってから空を見上げると一面の星空。なんてロマンチック!映画のヒロインにもなった気持ちだった。
翌朝、4時に起きて作ってもらったコーヒーと甘いオートミールを食べて剣を目指した。暗い道、しかも石でデコボコ。ヘッドランプも初めて。そして、なんと言っても早い!けどまたなんとか着いていく。高所恐怖症の人には剣は本当に怖いとネットで読んでいたが、私は高所は平気らしい。鎖を使っての登り方とかやりながら教えてもらい、意外とすいすい登れた。山頂はガスってて何も見えない。晴れてる日は絶景なんだろうな、と思いながらすぐ下山開始。テント場に戻って来て緊張が途切れたのか、倒れ込むように朝寝をした。そこから室堂に帰る道が何と長かった事か!最後の階段は一歩ずつゆっくりしか登れなかった。
でも、何て楽しいの!! 苦しいけど山にいる事はこんなに気持ちいいんだ、と感動した。
それから時間が許す限り毎週末山に登っている。
そして好きになった彼とはすぐに付き合い初めて今も一緒に山に登っている。
私の原点は剣山にある気がする。
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