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Yamareco

記録ID: 1740519
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ハイキング
奥多摩・高尾

雪が少ない奥多摩の谷で、わさび、ヤマメと遊ぶ

2019年02月24日(日) [日帰り]
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tanigawa その他1人
GPS
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距離
6.7km
登り
186m
下り
235m
天候 晴れ。
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登り口に車をおいて、少し進むと、沢が狭まってきます。雪がないので拍子ぬけ。
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登り口に車をおいて、少し進むと、沢が狭まってきます。雪がないので拍子ぬけ。
さらに登り、U字型の沢筋へ。タラの木が。
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さらに登り、U字型の沢筋へ。タラの木が。
水量は、この10年で体験したことがない少なさ。U字型の沢へ降りて、川底の魚を探します。
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水量は、この10年で体験したことがない少なさ。U字型の沢へ降りて、川底の魚を探します。
いけすのように、水量が少ないところに、数匹のヤマメがじっと潜んでいました。27センチくらいありそう。
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いけすのように、水量が少ないところに、数匹のヤマメがじっと潜んでいました。27センチくらいありそう。
同じ個体。例年ならば、沢幅2mほどの流れがあるところ。
今年は、干上がった川原が広がって、水たまりにマスが集まっています。
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同じ個体。例年ならば、沢幅2mほどの流れがあるところ。
今年は、干上がった川原が広がって、水たまりにマスが集まっています。
枝沢から水がしたたる場所で、ワサビの群生を発見。
対岸の高い位置なので、撮影もうまく行きません。
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枝沢から水がしたたる場所で、ワサビの群生を発見。
対岸の高い位置なので、撮影もうまく行きません。
さらに上がって、こちら側の斜面の岩棚に、上部から枝沢の水がふりかかる場所にでました。
わさびは小さなあつまり。
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さらに上がって、こちら側の斜面の岩棚に、上部から枝沢の水がふりかかる場所にでました。
わさびは小さなあつまり。
陽があたる場所での、今年は、伸びが遅い。
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陽があたる場所での、今年は、伸びが遅い。
日陰のわさび。
一段、上がったところに、今度は周囲4メートルほどの水たまり。ここにも、ヤマメが、かろうじて生きていました。
例年ならば、沢幅の半分は水流が流れ続けるところ。
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一段、上がったところに、今度は周囲4メートルほどの水たまり。ここにも、ヤマメが、かろうじて生きていました。
例年ならば、沢幅の半分は水流が流れ続けるところ。
サルノコシカケ科のきのこ。下から。
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サルノコシカケ科のきのこ。下から。
上から。
タラノキ。
ウバユリ。
帰り道は、隣町まで一気に移動。
途中、田んぼの畦で、霜焼けで真っ赤なギシギシを観察。
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帰り道は、隣町まで一気に移動。
途中、田んぼの畦で、霜焼けで真っ赤なギシギシを観察。
田んぼの脇では、小さな動物観察会がおこなわれれいて、タニシなど巻き貝を食べて生長し、やがてカゲロウや蛍になる様子を教えてもらいました。
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田んぼの脇では、小さな動物観察会がおこなわれれいて、タニシなど巻き貝を食べて生長し、やがてカゲロウや蛍になる様子を教えてもらいました。
カエルのたまごも、田んぼの水不足で少ない。
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カエルのたまごも、田んぼの水不足で少ない。
ヤマガラが餌台に。
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ヤマガラが餌台に。
枝沢から水しぶきがかかる斜面に育つワサビ。
イサキの刺身の薬味にして、いただきました。
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枝沢から水しぶきがかかる斜面に育つワサビ。
イサキの刺身の薬味にして、いただきました。

感想

 いつも出かけてきた晩冬の奥多摩の沢。
 ことしは、渇水で様相が一変していた。
 ヤマメたちは、水たまりに集まり、行き場を失っている。十分な降雨は、当分、当てにできない。

 帰り道の、地元の喫茶で、村のみんなの話も、山水の渇水。
 家の池の鯉も、水が涸れて、より大きな池があるところに避難したが、そこも水が危うくなり、また疎開になりそう。「こんなことは、初めてだ」と話していた。

 池の鯉なら引っ越しもできるが、谷のヤマメは、行き場を失い、すでにかなりの犠牲がでている。

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