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記録ID: 1741545
全員に公開
山滑走
道東・知床

遠音別岳

2019年02月25日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
--:--
距離
17.5km
登り
1,266m
下り
1,260m

コースタイム

日帰り
山行
8:35
休憩
0:20
合計
8:55
5:10
35
スタート地点
5:45
0:00
125
P252m付近送電線
7:50
0:00
95
標高500m地点
9:25
0:00
100
標高850m地点
11:05
11:25
40
遠音別岳
12:05
0:00
30
標高850m地点
12:35
0:00
65
標高500m地点
13:40
0:00
25
P252m付近送電線
14:05
ゴール地点
天候 晴後曇
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
オペケプ林道からアプローチ。今回は標高80m地点まで除雪されていた。
コース状況/
危険箇所等
・ルートは基本尾根上だが、所々に小さなピークがある。スキー使用で、帰りに登り返しを少なくするためには、ピークの巻に微妙なルート取りが要求される。

・森林限界の標高(凡そ700m)までは針葉樹林帯で、所々密生している箇所もある。

・標高900mから上部は所々ハイマツが露出した雪原で、シュカブラやエビの尻尾が非常に発達している。今回は、ここをスキーで強引に登下降したが、スノーシューやワカンの使用が適す。
国道334号線、オペケプ林道入口を示す看板。
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国道334号線、オペケプ林道入口を示す看板。
少し入ると獣避けの柵が設置されているが、出入りは自由。
少し入ると獣避けの柵が設置されているが、出入りは自由。
オペケプ林道、除雪終了点の先。(前日撮影)
オペケプ林道、除雪終了点の先。(前日撮影)
オペケプ林道を少し登ると、流氷に埋まる海が見えてくる。(前日撮影)
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オペケプ林道を少し登ると、流氷に埋まる海が見えてくる。(前日撮影)
P252m標高点付近から望むラサウヌプリ近傍の岩峰。『ラサウの牙』と呼ばれているらしい。(前日撮影)
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P252m標高点付近から望むラサウヌプリ近傍の岩峰。『ラサウの牙』と呼ばれているらしい。(前日撮影)
P252m標高点付近、送電線横断地点。送電線沿いは伐採されている。(前日撮影)
P252m標高点付近、送電線横断地点。送電線沿いは伐採されている。(前日撮影)
P252m標高点。このピークは、人の通過も困難なほど木が密生している。巻いて通過。(前日撮影)
P252m標高点。このピークは、人の通過も困難なほど木が密生している。巻いて通過。(前日撮影)
ルート中、下部の樹林帯は、だいたいこんな感じ。
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ルート中、下部の樹林帯は、だいたいこんな感じ。
標高700mを超えて森林限界となる。見通しが良くなり、前方に目指す遠音別岳が見えてくる。
標高700mを超えて森林限界となる。見通しが良くなり、前方に目指す遠音別岳が見えてくる。
標高750m付近の雪原から。遠音別岳が少し近づいてきた。
標高750m付近の雪原から。遠音別岳が少し近づいてきた。
後ろを振り返れば、流氷に埋め尽くされたオホーツク海。
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後ろを振り返れば、流氷に埋め尽くされたオホーツク海。
標高850m付近。今までなだらかに登ってきたが、いよいよここから山頂に向けてまともな登りが始まる。
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標高850m付近。今までなだらかに登ってきたが、いよいよここから山頂に向けてまともな登りが始まる。
右を見れば、ラサウヌプリと海別岳。
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右を見れば、ラサウヌプリと海別岳。
左を向けば、知西別岳。羅臼岳などは雲の中か。
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左を向けば、知西別岳。羅臼岳などは雲の中か。
標高950m付近から、通過してきた雪原を見下ろす。
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標高950m付近から、通過してきた雪原を見下ろす。
山頂まで、あと標高差300m。
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山頂まで、あと標高差300m。
この時点では、ラサウヌプリや海別岳もまだ見えていたが……。
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この時点では、ラサウヌプリや海別岳もまだ見えていたが……。
山頂に到着。雲間からかろうじて東側崖下の景色を見る。数分後に山頂は雲に覆われ、その後山頂に居る間に雲が切れることは無かった……。
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山頂に到着。雲間からかろうじて東側崖下の景色を見る。数分後に山頂は雲に覆われ、その後山頂に居る間に雲が切れることは無かった……。

感想

遠音別岳は、ルートとする尾根上に樹林帯の濃い部分がある、幾つか小ピークがあり、スキーでは下山時の登り返しが面倒など、避けたい要素が幾つかあり、なんとなく後回しになっていた。とはいえ、知床の主だった山では最後の一座となり、今回行くことにした。

下山時の登り返しについては、できるだけ少なくなるよう事前に地図上で巻きルートを設定し、登りで傾斜に注意しながら進むようにした。結果、多少の登り返しは生じたが、シールを使わずに済んだ。

樹林帯の濃い部分は、行ってみれば極端な箇所はP252m付近だけで、ここも容易に巻けるので、案ずるほどではなかった。

願わくば山頂で展望に恵まれたいが、今回は山頂に着いてから数分で雲に巻かれ、以後雲が取れることは無かった。正にギリギリのタイミングで視界が得られたのは、幸運だったとしよう。

これで、知床の主だった山は、ひととおり厳冬期に登ったことになる。とはいえ、ラサウヌプリ近傍のラサウの牙、実際見てしまうと個性的で気になる存在だ。

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