狗神岳東面リッジ


コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
写真
感想
以前から登りたかった狗神岳の東面に行ってきた。北大山の会と同じルート。今回は函館山の会3人で登った。
澄川沿いの林道を進み、標高320mにあるハート型の池を回り込む。標高を落とさず斜面をトラバース後、少しの登るとなんと林道に出た。林道を終点までたどり、澄川に降りる。
地形図の澄のあたりでジャンプして左岸に渡った。標高500mの台地をめざして南西にのびる尾根を直登する。登りきったところで8時35分。目指す狗神岳の東面が険しい。834mの岩峰、山頂付近から急傾斜で伸びるリッジ群がすごい迫力である。
岩峰の左隣の顕著なリッジを登ることにする。下部はスノーシューで。700m付近より急になりアイゼンにかえる。キノコ雪のため直登できず、2か所左右から巻いて通過する。。
いよいよ急なルンゼが出現。ロープをつけ、右の太い立木まで45mで上がる。
その後は傾斜の落ちた細尾根を登り、狗神岳北尾根の稜線に出た。
風が強く休んでもいられない。左側の雪庇に気をつけながら、尾根をたどる。
一度山頂手前のピークに騙されるも、11時35分狗神岳の頂を極めた。
これで3回目の山頂。今回は険しい東面から登れ、達成感に満たされる。
南には横津岳、二股岳、峠下無名峰、北にはヒマラヤ襞をまとった乙部岳や砂蘭部岳などの展望を満喫した。
名残惜しいが、雪煙をあげる強風に、短時間で山頂を辞する。
尾根を注意しながら降り、登りで苦労したルンゼは懸垂下降で下る。
慎重にスノーシューデポ地点まで戻り、あとは来た道をたどり林道を最後まで使う。3時5分ダムに下山した。
狗神岳は4つのコースがとれる。いずれも変化に富んだルートで、機会があれば訪れてほしい秘峰である。
当面リッジお疲れ様でした。
やっぱり想像通り素晴らしいルートですね。
アプローチの長さがネックですが。
私もぜひチャレンジしてみたいです。
来年かな?
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