森吉山
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 484m
- 下り
- 472m
天候 | ガス時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
2009年7月12日、秋田県の森吉山に行ってきました。
花の百名山に数えられる森吉山。この季節はさぞや花が咲き乱れていることだろうと、大いに期待して盛岡を出発しました。
まずはゴンドラに乗り、山頂駅を目指します。
ゴンドラの中から山を見ますと…見事にガスっています…。
それもちょうど山頂駅から先に濃いガスが立ちこめて視界を遮っています。
山頂駅へ到着し、装備を調え出発します。
相変わらずガスの状況は変わりません。晴れていれば眺望が得られる高度に達しているはずですが茂みの向こう側は乳白色のガスに包まれてまったく視界が利きません。
しかし、さすがに花の百名山に数えられるだけあって歩き始めから次々に花が現れます。景色が見えない分、花に集中して歩くことにしましょうか。
一の越への分岐点あたりまで来ると、登山道脇は一面のお花畑。ガスがすごくて眺望はまったくありませんが、その分幻想的な花風景に出会えました。
花を見たり写真に撮ったりしながら努めてゆっくり歩きましたが約40分で避難小屋に到着しました。ここで小休止。
ところで、この小屋の少し手前に「魔よけの鐘」というのがぶら下がってまして、ここを通りかかる登山者がカンカーンと鳴らしていくのですが、なぜにこんなところに「魔よけ」の鐘が…???
むしろ「クマよけ」だろう、というのがメンバーの見解ですが、さて、真偽のほどは?
休憩後、避難小屋を出発します。
相変わらずガスが濃く、地形も平坦なため、どれくらい登って今自分がどれくらいの位地にいるのか判然としません。コースがしっかりしていて人が多いので、まったく危険は感じませんが、これが、あまり人がおらず踏み跡が怪しいようなコースだと本当に怖い状況と思われます。
景色が見えない分、花を愛でます。
メンバー同士、あるいは見ず知らずの登山者を交えて花談義に花が咲きました。
1時間強で森吉山山頂に到着。
山頂はガスに加えて強風が吹き荒れひどいコンディション。寒いの何の!
しかし、せっかく来たからにはやはり記念写真は必須ということで代わる代わる撮影を行いました。なんかひどい顔に写っている予感…。
山頂は寒くて、とてもご飯を食べたり休憩したりする気にはなれません。
そこでしばし協議の上、山頂の反対側にある山人平というところに降り、そこで休憩にしようということになりました。
山頂をはさんで反対側に来たら、先ほどとは違う花々がありました。
こちら側は、ついこの前まで残雪が合ったようで、季節が少し遅い感じのようです。
場所としては、ほんの少ししか離れていないのに面白いモノですね〜。
おかげでふたつの季節の花々を楽しむことができました。
一気に150mほど高度を下げ、山人平へ。
ここは花畑と、森吉山が織りなす景観美で有名だそうで森吉を題材にした写真だと、よくここが被写体になっているんだとか。
この山人平の一角にある休憩所で、昼食&休憩にしました。
我々は前日がキャンプだったこともあって、あまりたいしたモノを持っていかなかったのですが山ホルモンやら、ノンアルコールビールやら、挙げ句の果てにはデザートまでいただいて充実の昼食をいただくことができました。感謝感謝、です。
ゆっくりと昼食を食べた後は、再び頂上へ登り返し下山の途に着きました。
往路で見逃していた花々をパチリ☆
下山途中、だいぶガスが薄くなってきて周りの景色が見え始めました。
ついさっき通ったばかりのところなのに、なんだか別の景色に見えますね。
山頂付近も一瞬ですが顔を出してくれましたが、写真を撮った直後に、すぐに顔を隠してしまいました。森吉山は恥ずかしがりのようです。
14時、無事にゴンドラ山頂駅まで戻ってきました。
約5時間かけてゆっくりと回ってきた事になります。
ガツガツ登る山も登り応えがあっていいのですが、たまにはのんびりゆったりの登山も良いモノですね♪
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