春を感じに高尾山へ

2019年03月10日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.9km
• 登り: 709m
• 下り: 589m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:44
• 合計: 3:14

8:01 高尾山口駅
8:05 8:05 高尾山・清滝駅
8:15 8:15 琵琶滝
8:30 8:30 大山橋
9:03 9:25 高尾山
9:27 9:27 もみじ台
9:38 9:38 大垂水峠(学習の歩道)分岐
9:48 9:55 一丁平
10:05 10:20 城山
10:36 10:36 小仏峠
11:00 11:00 景信山登山口
11:15 小仏バス停

天候

概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

新宿→高尾山口（京王線）、小仏バス停→高尾北口（バス）、高尾→御茶ノ水（中央線）

コース状況／危険箇所等

小仏城山から小仏峠への下り始めは木の根や濡れた土など落ち着かない路面なので、少し注意が必要か。転倒した人を見たこともあるので。

その他周辺情報

小仏バス停付近の民家で、自家製の梅干しやちょっとした料理なんかを軒先で売っていて、毎回楽しみ。

写真

6号路入り口付近の石垣にはユリワサビの可愛い花。

春の花を見たいので今日は久しぶりに6号路。静かでした。

随分生えてきたなと思って探したら、気の早い奴が花をつけていたニリンソウ。もうすぐ良い光景になるでしょう。

沢沿いの曲がり角。6号路で好きな場所。

ここにもニリンソウ。

湿っぽい崩れ気味の斜面にはネコノメソウ。あるかなーと思って目を向けるとちゃんといてくれるのが嬉しい。少し猫の目が赤く開きつつある。

心なしか苔も緑が元気になってきた様子。

沢沿いの斜面の穴からはタゴガエル達の独特な鳴き声が響いている。姿は見えずだけど、春の使いに会えて嬉しい。

この大木の先の斜面でもタゴガエルの声。

沢の水も今は控えめ。これから雨の予報だから少し補給されるといいな。

沢の先で折り返し、階段へ向かう道脇にヤマルリソウの群落。

ほっぺたを膨らませて口を尖らせているようで、なんとも可愛い。

階段を上がりきって少しの所にアブラチャン。

大岳山を始め奥多摩の山々。もうすぐ新緑で一変すると思うと心が躍る。

馬酔木の花も鈴なり。

山頂にて。白い丹沢主脈。この時期は当たり前のはずの光景だけど、雪不足の今冬を思うと何だかホッとする。

Mt.Fuji。

一丁平へ上がる道。最近は園地を横切ってこの気持ちいい道を使うことが多い。

城山へ向かう道すがら、東側の斜面がバッサリと切り拓かれていた。

スタスタと城山を越えて小仏峠へ。相模湖方面の景色も少し春めいて明るくなったように思う。

雲も出て来たので今日はここで下山。でも日中は天気がもったので先に行ってもよかった…。

小仏川沿いに下る道すがらの石が崩れた斜面の縁にはネコノメソウ各種。ちょっとずつ赤目が開いてきたヨゴレネコノメ（？）

ヤマネコノメ。小さいけれどよく見ると綺麗な色どりで可愛い。

景信山沿いの日当りが良い場所にはイヌノフグリが星の様に咲いている。

今年初のタチツボスミレ。まだ全然少ない。

今は早咲きのアオイスミレが全盛。なかなか綺麗。

いつも買う梅干し。ここ数年食べている中で個人的にここの梅干しが一番おいしい。いつもありがとうございます（＾＾）。

意外な場所にセツブンソウの群落が。高尾山界隈で初めて見た。

もうすぐバス停、という場所での意外な出会い。白、黄、紫が何とも上品でかわいい花。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

roatsu

天気が下り坂の予報だったので、無理なく早めに往復できるところを歩こうと高尾山へ。行ってみれば思いのほか天気が良くて、太陽の下で日に日に春めいていく山の様子を味わえた散歩となりました。いつも混むので敬遠している6号路から入り、沢沿いならではの春の草を探しつつ、途中タゴガエルの合唱にも出会たのが今日の一番の収穫。景信までは行かず小仏峠から下りたけれど、ネコノメソウやスミレ、セツブンソウなど足元はにぎやか。この時期のこういう場所にはこんな草花が出ているはず、とだいぶあたりがつくようになり、これは春の山歩きの楽しさだと思う。これからますます草花が元気になる時期なので、定期的に会いに通いたいもの。帰りは小仏からバスに乗ったけれど、小仏川沿いは梅郷祭りをやっていて混雑しており、交通がなかなか大変だった。やはり早く行って早く帰ってくるに限ります(笑)。