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Yamareco

記録ID: 1757097
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

初心者が挑んだ厳冬期の硫黄岳(撤退)

2019年03月14日(木) 〜 2019年03月15日(金)
 - 拍手
yurippe_3b26 その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:18
距離
21.8km
登り
1,358m
下り
1,344m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:38
休憩
0:24
合計
4:02
距離 9.1km 登り 804m 下り 79m
8:07
1
8:08
8:10
56
9:06
7
9:12
9:31
66
10:38
10:41
88
12:08
2日目
山行
5:40
休憩
0:58
合計
6:38
距離 12.7km 登り 557m 下り 1,288m
7:57
5
8:07
8:11
126
10:17
10:26
40
11:06
11:12
4
12:08
12:31
30
13:01
32
13:32
13:51
3
13:54
42
14:36
14:37
0
14:37
ゴール地点
天候 2日とも晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸まではマイカーで。
ノーマルタイヤで来られました。

美濃戸から美濃戸山荘までは徒歩で。
往路はしっかり雪道でしたが、翌日の復路は、車がたくさん通過したせいか、だいぶ溶けてました。
コース状況/
危険箇所等
▪︎美濃戸〜美濃戸山荘
終始雪あり。
所々ショートカットあり。

▪︎美濃戸山荘〜赤岳鉱泉(北沢)
轍に沿って進みます。
1箇所?ショートカットあり。
でも見逃してしまいました。

▪︎赤岳鉱泉〜硫黄岳
途中までトレースありましたが、稜線に出たところでなくなりました。
しかもコースアウトしてて、本当の登山道が見つけられず。
道案内のテープもどこにあるのか分からず…
トレースを信じ切ってはいけないと痛感しました。
かといって、自分で進む知識も技術も経験も足りてませんでしたので、引き返しました。
その他周辺情報 赤岳鉱泉に宿泊
1泊2色で9000円。
小屋の中は暖房がついていない場所がほとんどで寒かったです。足の裏にカイロを貼りました。

小屋の中でなぜか鼻炎が発症。
毛布に花粉がついていたのでしょうか?
鼻水だらだらでした。

下山後は「モミの湯」で入浴。
500円。
もうすぐ値上がりするそうです。
下山時の1枚
出発!まずは美濃戸山荘へ。
2019年03月14日 08:31撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/14 8:31
出発!まずは美濃戸山荘へ。
やまのこ村に到着。
閉まってました。
2019年03月14日 09:27撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/14 9:27
やまのこ村に到着。
閉まってました。
轍を進みます。
2019年03月14日 10:45撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/14 10:45
轍を進みます。
雪が深いですが、トレースがあるので歩きやすいです。
2019年03月14日 11:45撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/14 11:45
雪が深いですが、トレースがあるので歩きやすいです。
幻想的
2019年03月14日 11:49撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/14 11:49
幻想的
赤岳鉱泉に到着!
ビーフカレーを食べました。
2019年03月14日 13:11撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/14 13:11
赤岳鉱泉に到着!
ビーフカレーを食べました。
アイスキャンディー見学。
かっこいいなぁ。
2019年03月14日 14:40撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/14 14:40
アイスキャンディー見学。
かっこいいなぁ。
夕飯まで時間があるので、宴会を始めました。
2019年03月14日 15:03撮影 by  iPhone XS, Apple
3/14 15:03
夕飯まで時間があるので、宴会を始めました。
夕飯はなんとステーキ!
柔らかくてとっても美味しいお肉でした。
2019年03月14日 18:23撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/14 18:23
夕飯はなんとステーキ!
柔らかくてとっても美味しいお肉でした。
ワイン@500円♡
2019年03月14日 18:27撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/14 18:27
ワイン@500円♡
木漏れ日が気持ちいい登山道を進みます!
2019年03月15日 08:38撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/15 8:38
木漏れ日が気持ちいい登山道を進みます!
トレースを頼りに…
2019年03月15日 08:47撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/15 8:47
トレースを頼りに…
最高に気持ちいいです。
天気に恵まれました。
2019年03月15日 09:22撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/15 9:22
最高に気持ちいいです。
天気に恵まれました。
樹林帯を抜けると大パノラマ!
ただし、この時すでにコースを外れてます。
2019年03月15日 10:48撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/15 10:48
樹林帯を抜けると大パノラマ!
ただし、この時すでにコースを外れてます。
上に行けないなら横へ!
安易な考えでトラバースしてみましたが、樹林帯にぶち当たったところで、雪が深すぎて結局戻ってきました。
2019年03月15日 10:55撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/15 10:55
上に行けないなら横へ!
安易な考えでトラバースしてみましたが、樹林帯にぶち当たったところで、雪が深すぎて結局戻ってきました。
かっこよすぎる。。。
最後に絶景を目に焼き付けて、下山を決意しました。
2019年03月15日 10:56撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/15 10:56
かっこよすぎる。。。
最後に絶景を目に焼き付けて、下山を決意しました。
小屋でアタ高いラーメンを食べました。
2019年03月15日 12:09撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/15 12:09
小屋でアタ高いラーメンを食べました。
さようならアイスキャンディー。
2019年03月15日 12:52撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/15 12:52
さようならアイスキャンディー。
下山時の林道(美濃戸付近)は雪が溶け溶けでした。
2019年03月15日 14:51撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/15 14:51
下山時の林道(美濃戸付近)は雪が溶け溶けでした。
無事下山!
道路が見えるほど雪が溶けていました!
2019年03月15日 14:59撮影 by  E-P1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/15 14:59
無事下山!
道路が見えるほど雪が溶けていました!

感想

山仲間で西穂高へ行く予定でしたが、いろいろあって流れてしまったので、別メンバーで硫黄岳へ行くことにしました。

別メンバーといっても、今回の相方は完全なる雪山デビューのため、それでもいけそうな山を選びました。

行き先は、赤岳鉱泉泊、硫黄岳ピストン。

最近山に全然行けていなかったので、山に行けることがとにかく楽しみな気持ちいっぱいで挑みました。


ノーマルタイヤで美濃戸へいき、そこから美濃戸山荘まで歩きます。
歩き始めからしっかり雪がありました。

美濃戸山荘から北沢で赤岳鉱泉へ。
轍の道を地道に進みます。
轍が終わり、登山道を歩き始めると、比較的すぐに赤岳鉱泉に着きました。

天気と自分らのコンディションを鑑み、初日はピークハントせず、小屋でゆっくり過ごしました。

ちなみに、赤岳鉱泉でテント泊経験はありましたが、小屋泊は初めて。
楽しみにしていた夕飯は、なんと、ステーキでした。
めちゃめちゃ美味しかったです。

翌朝。
6時半に朝食を食べ、支度をし、8時頃出発となりました。

天気は最高。

小屋泊の他の方々は赤岳方面へ。
我々は硫黄岳へ。

トレースを辿って雪道を進みました。
なんの疑問もなく進みました。

しかし、森林限界に出てすぐ、トレースがなくなりました。
消えてしまった、というより、そこで終わっていたというかんじでした。

トレースのない中、先に進もうとしましたが、どこを歩いたらよいのか分かりません。
GPSをみると、そもそも少し前からルートを外れてました。

とりあえず一旦引き返してみたものの、正しいルートを見つけられず、また森林限界に戻ります。
道無き道を切り開いて進もうとして、トラバースしたり、急登を登ったりしましたが、雪が柔らかいのと、ラッセルがきついのと、とにかく不安でした。

見上げると赤岩の頭が見えているので、ひたすらそこを目指しました。
急登を這うようにして登りました。
赤岩の頭まで、あと20メートルもなかったと思います。
そこへ来た時、ふと振り向くと、自分が結構な斜面を登ってきたことに気づかされました。

その瞬間、急に怖くなりました。
滑落するのではないか?
雪崩たらどうしよう。

正直、このまま進んだとしても、稜線もトレースがない中不安だし、なにより、無事に下山できるかもわかりません。

自分らは所詮、知識も経験もない雪山初心者。

赤岳をはじめ、南八ヶ岳のオールスターが見守る中、硫黄岳登頂を諦め、下山することに決めました。

悔し過ぎますが、今の自分にはこれが限界。

今回の経験を教訓に、もっと成長して出直したいと思いました。

安全第一。
必ずリベンジします。

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