ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1764882
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

氷上山

2007年11月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
7.6km
登り
643m
下り
639m
天候 くもり時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2007年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

感想

11月25日、陸前高田にある氷上山に登ってきました。

せまい林道を通り、案内板に従って登山道へと踏み込みます。
登山道は沢に沿って進んでいきます。
いきなりすべりそうな丸太橋が架かっていますな〜。
帰りは「ツルン、ドボン」に注意しなくては(笑

薄暗い植林地の中を行くと伐採を免れたぶなの巨木が出迎えてくれます。
「氷玉の木」という案内板が設置されていました。
撮影するのにかこつけて休憩休憩っと…。
一ヶ月ぶりの登山なので体が重い〜。

杉林の中を30分ほど登ると一本杉に到着します。
ここには水場がありのどを潤すことができます。
我々もここで一時休憩〜。

狩猟が解禁の季節を迎えているらしく、かなり遠くではありますが発砲音が…。
「白いひらひらしたものを身につけていると、鹿のしっぽと間違われて撃たれる危険があるらしいですよ」
とどこかで得た無駄知識を披露すると
「じゃあちゃってぃさんが一番危ないんじゃ…」
と頭に巻いたタオルを指さされました。
確かにそうだ(^^;
いや、でもこのスタイルを貫くぞ!(←不毛な決意)

一本杉を出発すると、まもなく杉林から落葉樹の林へと植生が変化していきます。
この季節、落葉樹の林の中は見通しが良く、明るくて気持ちがいい風景。
少し積もった雪の白が、すっかり葉を落とした木々の間にアクセントを添えています。

九十九折りの急坂を登り切ると、登山道は尾根筋へ。
勾配も緩やかになり、散歩気分で歩くことができます。
keiさんによると、このあたりは季節になるとツツジの花が咲き乱れるのだとか。
まとまって咲くのでかなり見応えがあるということです。

コース上にはところどころに大岩が鎮座しています。
「○○の岩」とか名前がついていてもよさそうですが、そういった表記は見あたりません。名前があると、その名前の由来について考えてみたりして楽しいのですが…残念です。

その代わりこんな看板が設置されていました。
「最後ののぼり」と大書きされていますが、その下に小さく
「頂上はもっと先です」と書かれています(^^;

これではまるで某電気店の
「盛岡で一番安い店」という大きな表示の横に
「…を目指しています」と小さく表示してあるのと同じではないですか。
え? 違う?
えー、でもなんか同じような空気を感じません?

登りはじめから1時間半ほどで、コース中最高の展望地「西の御殿」につきました。
ここのそばには避難小屋があり、キャンプができそうな草原もあります。
やわらかな日差しに包まれた西の御殿はとても気持ちが良く
「夏にここでキャンプしたいねぇ。」
「肉焼きたいね!」
などなど、夢が膨らんでいきます。

昼食前に、まずは頂上を踏んでくるかという事になり氷上山山頂を目指します。
西の御殿からは15分くらいで頂上に到達できます。

氷上山の頂上はあまり広くなく、三角点と山頂を示す標柱が立っているだけのシンプルなモノです。海側への展望は西の御殿に比べて劣りますが、山頂からは五葉山などの内陸部の山々が一望できます。内陸部には雪雲かなにか、分厚い雲に覆われてあまり遠くまでは見通せませんでした。

美味しく楽しい山忘年会ですが、やがて終わりの時がやってきます。
下山するのが惜しい気分…。しかし、いつまでも山中に留まるわけにも行かず、後ろ髪を引かれる思いで下山しました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:110人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら