氷上山


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 643m
- 下り
- 639m
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
11月25日、陸前高田にある氷上山に登ってきました。
せまい林道を通り、案内板に従って登山道へと踏み込みます。
登山道は沢に沿って進んでいきます。
いきなりすべりそうな丸太橋が架かっていますな〜。
帰りは「ツルン、ドボン」に注意しなくては(笑
薄暗い植林地の中を行くと伐採を免れたぶなの巨木が出迎えてくれます。
「氷玉の木」という案内板が設置されていました。
撮影するのにかこつけて休憩休憩っと…。
一ヶ月ぶりの登山なので体が重い〜。
杉林の中を30分ほど登ると一本杉に到着します。
ここには水場がありのどを潤すことができます。
我々もここで一時休憩〜。
狩猟が解禁の季節を迎えているらしく、かなり遠くではありますが発砲音が…。
「白いひらひらしたものを身につけていると、鹿のしっぽと間違われて撃たれる危険があるらしいですよ」
とどこかで得た無駄知識を披露すると
「じゃあちゃってぃさんが一番危ないんじゃ…」
と頭に巻いたタオルを指さされました。
確かにそうだ(^^;
いや、でもこのスタイルを貫くぞ!(←不毛な決意)
一本杉を出発すると、まもなく杉林から落葉樹の林へと植生が変化していきます。
この季節、落葉樹の林の中は見通しが良く、明るくて気持ちがいい風景。
少し積もった雪の白が、すっかり葉を落とした木々の間にアクセントを添えています。
九十九折りの急坂を登り切ると、登山道は尾根筋へ。
勾配も緩やかになり、散歩気分で歩くことができます。
keiさんによると、このあたりは季節になるとツツジの花が咲き乱れるのだとか。
まとまって咲くのでかなり見応えがあるということです。
コース上にはところどころに大岩が鎮座しています。
「○○の岩」とか名前がついていてもよさそうですが、そういった表記は見あたりません。名前があると、その名前の由来について考えてみたりして楽しいのですが…残念です。
その代わりこんな看板が設置されていました。
「最後ののぼり」と大書きされていますが、その下に小さく
「頂上はもっと先です」と書かれています(^^;
これではまるで某電気店の
「盛岡で一番安い店」という大きな表示の横に
「…を目指しています」と小さく表示してあるのと同じではないですか。
え? 違う?
えー、でもなんか同じような空気を感じません?
登りはじめから1時間半ほどで、コース中最高の展望地「西の御殿」につきました。
ここのそばには避難小屋があり、キャンプができそうな草原もあります。
やわらかな日差しに包まれた西の御殿はとても気持ちが良く
「夏にここでキャンプしたいねぇ。」
「肉焼きたいね!」
などなど、夢が膨らんでいきます。
昼食前に、まずは頂上を踏んでくるかという事になり氷上山山頂を目指します。
西の御殿からは15分くらいで頂上に到達できます。
氷上山の頂上はあまり広くなく、三角点と山頂を示す標柱が立っているだけのシンプルなモノです。海側への展望は西の御殿に比べて劣りますが、山頂からは五葉山などの内陸部の山々が一望できます。内陸部には雪雲かなにか、分厚い雲に覆われてあまり遠くまでは見通せませんでした。
美味しく楽しい山忘年会ですが、やがて終わりの時がやってきます。
下山するのが惜しい気分…。しかし、いつまでも山中に留まるわけにも行かず、後ろ髪を引かれる思いで下山しました。
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