大倉〜塔ノ岳ピストン


- GPS
- 04:54
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,289m
- 下り
- 1,290m
コースタイム
08:41 堀山の家 軽食
09:27 金冷シ
09:40 塔ノ岳(〜10:35)食事休憩
10:48 金冷シ
11:23 堀山の家
12:23 大倉バス停着
(歩行時間3時間59分)
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 雪はありませんでした。金冷シから上にわずかに凍結路がありました。 それも帰りには溶けかけていました。 泥濘地帯が多発していますので、スパッツがあると便利です。 あとこの道は足にきますので、ダブルストックがあれば楽に下れます。 余談ですが、数年前に比べるとさらに道が整備された感があります。 ◆大倉〜堀山の家 昨日の雨の影響が少し残り、まだ濡れています。 泥濘は思ったほど多くなく、いつもの通り歩きやすいです。 堀山の家は距離、標高差ともすでに中間点ですが、勝負はここからです。 堀山の家の前にはベンチがありますので、ここで一息いれると良いでしょう。 あと下りに「大倉高原山の家」方面に行きましたが、ここを過ぎてからは泥濘です。 山の家からの眺望を見るつもりがなければ、もう一つの道を行ったほうが良いと思います。 (正直この道はあまり乾いているところを見たことがなく…) ◆堀山の家〜金冷シ ほとんど息を入れる余裕を与えない急登が続きます。 しかもそのほとんどが階段で、歩幅を合わせるのに苦労します。 ここで足の置き場を適当にすると、あとでダメージが蓄積して下りで爆発します。 なるべく平らなところを探し、できるだけ段差を小さくするのがコツです。 花立の手前まで来ると展望が開けます。特に南側の景色は抜群です。 花立山荘で一息入れる方も大勢います。 ◆金冷シ〜塔ノ岳 ほとんど全編階段という恐るべきルートです。 しかもこの道はあまり乾いていないことが多く、滑りやすいので注意が必要です。 今日は一部凍結路がありました。まだこの辺りは氷点下になるんですね。 それ以外もほぼ全て濡れており、ベッチャリしておりました…。 建物が見えれば山頂はすぐそこです。 【トイレ】堀山の家にあるのは知っています。あとは山頂の尊仏山荘ですか。 他の山荘や茶屋にもあるかもしれません。とにかく茶屋、山荘はすごい数です。 【水場】大倉高原山の家ならば手に入ります(有料だったかも)。 他の茶屋、山荘でも買えるかもしれません。 |
写真
感想
今日は最初から最後まで気分よく歩くことができました。
前回は全体で11時間もかかるロングトレッキングで大変でした。
今日はわざと短い所にしたのではないのですが、
プロフィールにも書いている通り、私競馬も趣味の一つでございまして…
今日はG1高松宮記念であったのと、中山に一口出資している馬が出ていたもので、
それまでには家に帰りたいという希望がありましたとさ。
それと今年に入ってから全く丹沢に行っていなかったので、そろそろ…と思いまして。
ならば塔ノ岳で登り記録にチャレンジしてくるか!ということになりました。
では過去どれくらいの時間で塔ノ岳に登っていたのか。
2009/12/05 2時間40分
2010/01/04 2時間40分
2010/04/04 2時間45分
2010/04/10 3時間35分(連れあり)
おっと、実は塔ノ岳単独ではもう2年近く行っていないことが分かりました。
蓑毛やヤビツ峠から表尾根を登ることが最近の主体になっていたからです。
これを見ると、私の過去の実力は歩行時間2時間40分程度でした。
今は雲取山でも3時間半を切っていますから、ここだったら2時間半は切りたい。
という感じでスタートしました。
いつもの通り同じバスで来た人の中ではほぼ最後発でスタート。
今日は最初から全力でいくつもりでした。
舗装路でまず1組、次いで単独の方2人、次々と抜いていきます。
「お、そうだ。何人抜けるか数えてみよ」
駅伝の「〜人抜き」のようなイメージです。
基本的に単調な登りなので、何かモチベーションがほしいのです。
今日はこの設定が功を奏しました。
天気は快晴。途中からいつもの通り雲が出るも、基本的には晴れでした。
このルートは樹林帯をほとんど通らないので、晴れだと目一杯太陽を浴びます。
そろそろ春モードではありますが、まだ歩きはじめの気温は一桁。
それにしては暑いなあという感じでした。基本、超暑がりですが(笑)
全く抑えることなくハイペースで登り続け、1時間12分で堀山の家に到着。
一応ザックを下ろして軽食を食べましたが、休憩には入れません。
ここからは傾斜もきつく、階段ばかりで足にきますが、構わず登ります。
道が狭いのに次々と抜いていくので、ちょっと迷惑だったかもしれません。
でも仕方がありません。今日の私は明らかに絶好調なのですから。
前回から中4日、ダメージは完全に癒え、筋力は落ちていない絶妙なタイミング。
平日は仕事がありますから、基本的に中4日というのはないのです。
塔ノ岳だけで終わらせるには勿体ないくらいの体調でした。
それでも花立が近づくとやはりペースは落ちます。
一息入れたくなるのを我慢して登り続けます。
やがて金冷シの標識が見えました。あれ?あんなのあったかな?(写真参照)
分岐を右に行き、あとは山頂まで一気に登るだけ。
しかしまあ、道が悪いんですねぇ。水、氷、泥濘…うぅ歩きにくい。
これでペースが上がらないので、息が入ってしまいました。
最後の階段を意気揚々と上がり、2時間11分で山頂へ。大レコードタイムです。
結局70人抜きました。というか、すごい人ですね。さすが塔ノ岳です。
山頂にもすでに大勢の人がいましたし、休憩中もドンドン増えていきました。
そういえば、今日は富士山がきっちりとは見えませんでした。
前回と違って奇跡は起きず。ま、そんなものでしょうね。
でも塔ノ岳ということを考えれば周囲の景色が見えただけ良かったと思います。
ここはガスが出ると何も見えませんから。
海も都会も見えました。写真写りは…ですが、とにかく景色は良かったです。
さて、西側は風が強いし富士山は見えないので、東側に座りました。
今日は1月の鷹ノ巣山の時と同じ牛鍋。もう一度山で食べたいと思いました。
これがシンプルな割にうまいんですよ。そばつゆなんかでいいのか?という気もしますが、
煮ているうちにいろいろ味が混じってそばつゆの強すぎる味が緩和されます。
他の調味料を用意する手間がないので簡単です。
シメはうどん。食べ過ぎたなあというくらい満足な食事です。
片付け終わって振り返りましたが、やはり富士山は見えません。
もう一度周囲の景色を眺めてから下りに入りました。
大いに懸念していた凍結路ですが、少し溶け気味で無事通過。
あとは一気に下るだけ。
ただし、今日は登る人が多く、途中で待たされることが多かったです。
そのため下りはほぼいつもと同じくらいの時間になりました。
もっともここの下りは飛ばし過ぎると足にきます。
ですからこのくらいで良かったのかもしれません。
12:15のバスには間に合いそうになかったので、安全運転で12:40のバスを目指しました。
結局どこも痛めることなく、転ぶこともなく快調に終えることができました。
食事を忘れることもなかったし、珍しく「無事」という登山でした。
何よりここは道を間違える心配がない(笑)それがいいところです。
おかげで自分の馬のレースにも、もちろんG1レースにも間に合いました。
これから日曜日はしばらくこんな感じだと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート

堀山の家で8:29から9:10まで中や外で休憩していた
単独行のオジサンです。
もしかしたら写真撮影の邪魔をしているかもしれません。
もしそうでしたらお許しを、、、。
しかし、山頂での牛鍋、美味しそうですね
nevecatさん、コメントいただきありがとうございます。
写真は記録のためですし、腕前もよくなくカメラも古いですので、お気になさらずにお願いします。
時間を記録しておくと、こういう話も出てくるんですね。
以前はポイントと目標時間を事前に用意して、そこに実際の到着時間を書いていました。
でも今年からヤマレコを使うようになり、写真も撮るようになりましたので、
それで時間も記録できるかと思いまして。
だから中途半端でも何でも良かったりします(笑)
この方が早いんですね。一々ザックから紙を出す必要がありませんので。
それから牛鍋はぜひお勧めします。
これは食事としてのバランスも良いですし、味もいいです。
うどんまで食べれば炭水化物も入りますのでエネルギーも十分です。
材料だけ持って行き、食べる直前に切っても良いと思います。
全部入れて煮るだけなので簡単です。失敗なしです(笑)
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