鳥越川沿いに行く、鳥海山・・・ガスって敗退
- GPS
- 07:19
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,213m
- 下り
- 1,210m
コースタイム
6:21 鳥越川沿いの林道
6:52 水道?手前より入山
8:36 渡渉点
9:00 樹林帯終了
11:14 ガスってきたので下山
12:34 渡渉点
12:58 赤川分岐(水門?)
13:16 車道合流
13:24 到着
天候 | 薄曇り→濃霧→ベタ雪の吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
入山箇所付近には駐車場が無いので、今回は道路脇に路駐。 除雪終点に駐車場らしき広場はあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥越川に落ちないように。 蟻ノ戸渡直下付近は雪崩箇所多し。 樹林帯を過ぎると、木も岩も無いので少しのガスでホワイトアウト。 |
写真
感想
悪天候の合間を縫って、鳥海山へ行ってきました。
今回は前日現地入りで車泊。
深夜は強風でどうなるかと思いましたが、
翌朝は天気予報通り、風もおさまりよい天気に。
準備を整え、車道横の雪の壁の低い所から入山しました。
鳥越川沿いに出て少し歩くと、前方が展けて鳥海の姿が拝めました。
それもかなり遠くに。あそこまで行くのかぁと思いつつ進みます。
水門(水路の分岐?)手前から林の中に入ると、すぐに短い急登。
急登を登りきると、また暫くはなだらかな樹林帯です。
行けども行けども林の中で、鳥海の裾野の広さに驚きです。
林の中は静かかなと思っていたら、そこかしこで木をつつく音がしていて
結構にぎやかでした(鳥の姿は見えませんでしたが)。
標高700m付近でいったん林が切れると、
左側に稲倉岳へと続く断崖が一望でき、迫力に圧倒されそうでした。
ちょっと急な坂を上りきると鳥越川と支流に挟まれた痩せ尾根に出るので、
登り返しの少なそうな所を見つけて渡渉(滑り抜けるだけ)しました。
この辺から木もまばらになり、左には七高山と新山、右には千蛇谷続く断崖が、
そして正面には真っ白な大雪原と、もうため息しかでないような景色に
ただただ見入ってしまいました。
(今ひとつ感動が伝わらない文章ですね)
後は大雪原を千蛇谷に向かうだけ。
ひたすら前へ前へ(上へ上へか?)です。
所々急登がありましたが、ザラメが凍り付いた斜面の上に前夜に降った粉雪で
シールだけでも問題なく登れました。
前日までは、この辺も暖かかったみたいです。
右手に見える断崖の上、今度は稲倉岳から滑るのも良さそうだなとか、
帰りはどこから滑ろうとかワクワクしながら登ってたので、
疲れが気になりませんでした。
と、順調だったのはここまでで、
1500mを超えた辺りから、山頂付近に嫌な雲がかかっては消えかかっては消え。
1600m付近で千蛇谷も雲の中に隠れ、なんかヤバそうな雲行きに。
せっかくという気持ちも有りましたが、今日はここまでということで下山を決定しました。
下山開始しましたが、ガスに追いつかれ目の前は真っ白に。
ナビを見ながらガスの晴れ間にそろそろと、鳥越川に近づかないよう慎重に慎重にと、500m下るのに1時間位かけて下ってきて、林が見えて来た時は本当に安心しました。
1100m付近でやっと滑るのに問題ない視界になったので、後は来た道を下るだけでしたが、せっかくなのでツリーラン(といっても緩斜面ばかりなのでまっすぐ滑るだけですが)を楽しみつつ、帰りは赤川沿いに下ってみることに。
白雪川?への水門付近までは、ほぼ快調に滑れました。
ここからは杉林の中へ。
10分程杉林と格闘し県道に出て、後は道路沿いに滑り車に到着しました。
山頂までは辿り着けませんでしたが、帰ってみれば楽しい山行でした。
(途中はかなり焦りましたが・・・天気の急変には心しないと)
次こそはリベンジ。
とはいっても、最近週末は天気悪いしなぁ。
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