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Yamareco

記録ID: 179778
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無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

神座山ー春日山ー滝戸山縦走

2012年04月01日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
25.7km
登り
1,528m
下り
1,888m

コースタイム

檜峰神社前(8:55)-檜峰神社(10:00)-神座山(10:55-11:05)-鳥坂峠(12:10-12:20)-春日沢ノ頭(12:45)-春日山(13:00-13:05)-名所山(13:25)-鶯宿峠(13:55)-滝戸山(14:20-14:30)-登山口(15:15)-東花輪駅(16:55)

天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:JR石和温泉駅〜徒歩〜石和温泉駅入口〜檜峰神社前(富士急山梨バス)
帰り:JR東花輪駅

感想

石和温泉駅入口バス停は、石和温泉駅から900mほど離れた位置にある。今日は、そこからバスに乗って檜峰神社まで行き、山に取り付く予定だ。

バス停で待っていると、10人以上の子供たちがバス停に集まってきた。
どうやら私と同じバスで、富士急ハイランドに行くようで、とても楽しそう。今日は久しぶりにバスが混みそうだなと思って待っていると、予想をはるかに超える超満員のバスがやってきた。

バスの運転手が前の扉を開け、「あと2人しか乗れません。残りの人は45分後のバスを待ってください」とのこと。確かに、通路まですし詰め状態で、がんばっても2人しか乗れなそうだ。

こうなったら今日の登山は中止にして、18きっぷでの電車旅に切り替えようかと思ったところ、子供たちは、6人と5人のグループだったので、乗るのを諦め、私だけが乗せてもらうことに。
なんだかとても申し訳ない。乗れないことが分かったときの子供の失望の声が耳に残った。果たして、次のバスに乗れただろうか。

今日は、子供たちが春休みということで、異常に混んでいたようだ。ほぼ小中学生のみの乗客の中に、一人登山姿の中年が乗り込む。運転席に張り付くような体勢で20分ほど乗ったあと、私一人だけバスを降りた。

賑やかなバスを見送って、檜峰神社に向かう。ここは、昨年下山時に通った道で、安心していたら、いきなり道を間違えてしまった。15分ほどのロス。
檜峰神社前バス停から檜峰神社までは、3kmもあり高度差は500m近い。舗装道路にしては傾斜のきつい道を進む。

檜峰神社からの登路は、3本あるようで、まだ歩いたことのない道を登ってみた。途中はかなりの急登だ。左手に釈迦ヶ岳、背後に大栃山が見える。

稜線に出れば、神座山まではすぐだ。昨年の夏に通ったときは、ブナやナラの緑で溢れていた道も、この時期では全く緑がない。なんとも寂しい感じだが、歩くのには、今の時期の方が快適だ。
神座山からは、釈迦ヶ岳がすぐ近くに見える。異様に尖っている。その背後には、どっしりとした山容の黒岳がある。富士は木の間から少し見えた。

ここから鳥坂峠までは、かなりの急斜面で岩をつかみながら降りて行く。今日は、愛用の軍手を忘れてしまい、手が痛い。途中、元気なコガラを眺めたりしながら下っていった。
峠の手前のアンテナが立っている地点で、これから向かう春日山、名所山、滝戸山が確認できた。まだ先が長い。

峠で軽く昼食を取ってから、緩やかに登り返していくと、開けたピークに出た。ここが春日沢ノ頭と呼ばれるところで、10人ほどの中高年グループが休んでいた。南アルプス、甲府の町、八ヶ岳の眺めがとてもいい。

春日山の山頂は、このすぐ先、ここよりも80mも低い位置にあった。こちらは、巨大なパラボラアンテナが立ち、眺めもあまりよくない。先ほどの春日沢ノ頭のほうが、ずっと山頂の雰囲気がある。

黒坂峠から名所山までは、少し道が怪しくなる。踏み跡が薄くなり、左右からの植物が道の上にかかってきている。ただ、この時期なので、ヤブというほどではなかった。

名所山の山頂には、何故か春日山最高点と書かれたプレートがある。春日山というのは、特定のピークを指しているのではないのかもしれない。

その先、一度林道に下りる。林道からの取り付き地点は道標完備で分かりやすい。ここからは、道がまた良くなった。
緩やかな坂を上り、手前の偽ピークを越えると、そこが山頂だった。樹林帯の中の山頂で、とても静かだ。ミズナラの林のプレートがあるので、新緑の季節に来たら、さぞいいだろうと思う。
涼しい風に吹かれながら、少し休憩する。

滝戸山からの下りは、鶯宿峠まで戻って、鶯宿バス停まで歩く予定だったが、西側に地図に書かれていない登山道があるらしい。事前に調べた情報に従って、山頂から少し南下してみると、道標があり、西側の尾根に向かう踏み跡があった。
そこからしばらく細い道が続くが、ピンクテープ多数で迷うことはなかった。その後も、テープ、道標が次々と現れ、道も良くなり、問題なく登山口まで下れた。

今日は、とても良い条件だったにも関わらず、結構疲れてしまった。ここからバスで帰りたいところだけれど、駅に向かうバスが見つけられず、長い車道歩きで東花輪駅に向かうことにする。でも、この道はなかなかよかった。西に向かって延々と歩くのだが、その方向には、櫛形山や鳳凰山、北岳といった山々がある。駅までの2時間、ずっと山を眺めながら歩くことができた。

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