佐久市 志賀の岩場(佐久の岩場)は有料です

天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
一本杉エリア:
エアースタンスの左のルート 5.10a? OS
エアースタンス 5.10b OS
ドリーム・ランド 5.10a RP
Have a nice day 5.10b? RP
西遊記 5.10b RP
ジブラルタル 5.10a OS
ジブラルタルの右のルート 5.10b? OS
黄昏1エリア: イエローキャット 5.11b TR
佐久の岩場が今秋には一般公開されるらしい。
それに伴い、岩場の入口周辺にパーキングが設置され、“駐車料・環境整備代”という名目で、“1人/1000円” の実質的な岩場使用料が徴収されることなりました。
有料化は2019年4月1日からということで、どんな様子なのか確かめる目的も兼ねて佐久の岩場へ行ってきました。
パーキングは岩場へのアプローチの狭い林道の途中に3、4ヶ所に分散されています。
砂利を敷いただけのスペースに “駐車場” と書かれた井出工業の看板が置かれています。
徴収係は常駐ではなく、勝手にパーキングに停めておくと、車のナンバーを控えられて、徴収係(井出工業の従業員と思われる女性)が岩場まで来て1人1人から徴収して行きました。
この徴収体制は、クライマーでない井出工業の従業員がすべてのエリア(佐久の岩場はいくつものエリアが広範囲にある)を廻って集金するのは困難と思われるので、暫定的なものかもしれません。
“駐車料・環境整備代” という名目ですが、あくまでパーキングの補修などであって、岩場のメンテナンスは含まれていません。
追記:徴収されたお金は、林道、駐車場の補修、トイレの管理等、岩場以外の環境整備費用に充てられます。
岩場の地権者へ岩場使用料が払われることは無いようです。
実質的な岩場使用料なのに地権者ではなくパーキング管理会社(井出工業)の丸儲けというのも変な話ではないでしょうか?
追記:実質的な岩場使用料ではなく、あくまで林道、駐車場の補修、トイレの管理等、岩場以外の環境整備にかかる費用の徴収です。 パーキング設置費用は管理会社の善意で行われたようです。
奥多摩や都心周辺の岩場では、有料パーキングは当たり前ですが、“1台1000円” などのことが多いですが、ここは車の台数ではなく1人1人から1000円を徴収するので、車の乗り合わせなどしても関係ない。(環境的には乗り合わせが望ましいですが、これは別の問題です)
たま、一般公開への移行に関しては地元クライマーとJFAが進めていて、その際にパーキング問題を解消するために井出工業との交渉がされた様です。
なので、JFAが大きく関与しているので、JFAの会員は半額の500円と割引になっています。
私感としては、秋の一般公開によって、関東近郊から多くのクライマーの来訪があると思われます。(初めから有料と知ったうえで新たな岩場としてくるので問題ない)
ですが、今まで佐久の岩場を利用していた地元クライマーや口コミで訪れていた佐久の岩場愛好家は来なくなる可能性が高いでしょう。
今までタダで登れた岩場が突然1000円の有料になれば、登りたくないと思うのは人情ではないでしょうか?
まあ、それでも仕掛かりの課題が残っていたり、お金を払ってでも行きたいと思う魅力的なルートがあれば、佐久の岩場好きは行くでしょうが。
私? う〜ん・・・
以下は一般公開された場合の岩場使用に際しての注意事項です。
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佐久志賀の岩場利用に関して
《駐車場の利用》※旧小学校ではなく新設された駐車場です
2019年4月1日(月)から駐車料金として1日1人あたり1000円(JFA会員は500円)が必要になります。
駐車料金として徴収されたお金は、林道、駐車場の補修、トイレの管理等、岩場以外の環境整備費用に充てられます。
徴収は駐車場施工者である井出工業が行います。
現場には、受付事務所、或いは、料金徴収箱を設ける予定との事です。
《注意》
・駐車場の未払いが認められた場合は立ち入りを禁じます。
・トイレは駐車場にあるものを利用してください。トイレ以外の用足しは厳禁です。
・岩場より尾根側は地権者の承諾が取れていません。立ち入らないようお願いします。
・春は山菜の時期です。佐久志賀の岩場周辺でもフキノトウをはじめさまざまな山野草が芽を吹きはじめますが、それらを採って持ち帰ることはしないで下さい。
・8月1日は「先祖まつり」といって佐久地方はお墓参りやお墓の清掃があります。7月下旬から8月初旬は、地元車両の通行が盛んになることが予想されます。地元車両の通行を優先してください。
・岩場利用のルールは今後、変更となる可能性が十分にあります。最新情報の入手につとめてください。
岩場の使用料とすれば管理責任が生じる(事故の場合など)ので駐車場料金としているのでしょうが、それを一台当たりではなく一人当たりの料金を取ることに法律的な問題はないのでしょうか?
料金を取った場合に収支を開示する義務はないのでしょうか?
徒歩または自転車で来て、駐車場を使用しない場合は料金を払わなくてすむのでしょうか?
JFAの会員は料金が半額になるようですが、それについての法律的な根拠はどこにあるのでしょうか?
地権者と交渉して岩場の利用を公的に承認してもらうのは前進だと思いますが、最初の一歩は公正かつ慎重であるべきだと思います。
>>地権者と交渉して岩場の利用を公的に承認してもらうのは前進だと思いますが、最初の一歩は公正かつ慎重であるべきだと思います。
まったく同感です。
私は現地での体験と地元(佐久市)の知り合いクライマーからの情報をもとに記載しただけなので、法律とか義務とかのご質問に関しては JFA または 地元の一般公開推進派のクライマー(浅井氏)にお問い合わせください。
先日、佐久の岩場へ行ってきました。料金は設置された小屋で払うようになりました。料金は主にトイレのレンタル費用、メンテ費用に使われるようです。そう考えると車台数でなく、一人当たりというのも正しいかもしれません。また、何百万円、いや何千万円かも? お金をかけて、駐車場を整備してくれています。徴収する料金で元を取れるような金額ではないです。日曜日も整備されていました。一人でも多くの人が佐久へ来てくれればという地元を愛する社長さんの好意とのことです。
climber-kinさん、コメントありがとうございます。
岩場の有料化(トイレ使用料などの環境管理料)は時代的にそうなる傾向なのでしょう。
確かに、パーキングが整備されたことでアプローチが楽になり、山登りをしない今時のフリークライマーには有難いことですね。
ただ、昔から静かに登っていた地元のクライマーの中には、この一般公開を機に志賀の岩場から遠ざかる人もいます。
私もその一人です。
佐久(志賀)の岩場を愛してきた者として、岩場が賑やかになることを嬉しく思う者と、一抹の寂しさを覚える者の考え方の違いでしょうね。
そんな居場所を奪われた?ような感覚をもった地元クライマーは、もう一つの佐久の岩場(非公開)へ通う今日この頃です。
同意は、できませんが、自分達の岩場から公の岩場へ、その感情的に言いたいことの意味はわかります。
今回の公開は、ボルトが朽ちて、やがて登れなくなる(そんな居場所がなくなるってことですよね)。または、リボルト、整備...再公開への道。多勢のかかわっている方々が後者に決めて、ご尽力されたという認識です。しかし、それらを議論するコメントではありませんし、私は部外者で、そんなことを議論する資格もないです。
私がコメントしたのは、
>実質的な岩場使用料なのに地権者ではなくパーキング管理会社(井出工業)の丸儲けというのも変な話ではないでしょうか?
この記載を、たまたま見かけたので、儲けるためにやっているのではないですよと補正させて頂いただけです。料金等々については、関係者で協議の結果、出した結論かと思います。
climber-kinさん、再コメントありがとうございます。
実質的な岩場使用料ではなく、あくまでトイレなどの環境整備にかかる費用なのですね。
小川山などでも “入場料”という形で環境管理費用を徴収していますから、あれと同じ考え方ですね。
実質的な岩場使用料だというのは私の勝手な思い込みだったようです。
有料化するなら地権者に払うのが筋だと思ってしまったもので・・・大変失礼しました。
ちなみに私も部外者で、そんなことを議論する資格もないです。
記事のほうにも追記しておきます。
管理会社がパーキング設置費用にかけた費用が回収できるくらい、たくさんのクライマーが佐久志賀の岩場に来てくれるといいですね。
クライミングの人の為の駐車場作り。
付近の山の木を伐採。
勝手に農道も砂利で補修
沢山の車が狭い道を猛スピードで通るから
元あったアスファルトが傷んだ為
台風19号の時駐車場の為木を切ってしまったので土石流が流れた事知ってますか?
あんなに木を切ってしまったのだから当たり前です!
近所では大反対だったみたいです。(今も)
付近の畑、田んぼに駐車場で使っていた砂利が流れ込んでしまい大被害!
クライミングは自然があってこそではないのですか?
駐車場が出来るまでは山の下に車を止めて歩いて登って行かれる礼儀正しい若者が沢山だったのに…
駐車場が出来てからはクライミングに来る方達は、地元民の敵になっちゃってますよ?
今一度、山が、自然があってからこそのクライミングって事を考えてほしいです
yamayamayyさん コメントありがとうございます。
自然の中で楽しむクライミングって、本当に素敵ですよね。
台風19号は、近年では稀な大きな被害を各地にもたらしましたね。 佐久市もその一市でした。
以前の佐久志賀の岩場を知っている者としては、確かにパーキング工事に伴って、一気に林道が広くなったな〜とは思っていました。
そうですか〜、あの被害は、単に台風の威力が大きかったからと思っていましたが、人的な要素も拍車をかけたのかもしれませんね。
そして、何よりクライミングエリアとしての開発が、地元民に歓迎されていないことが一番気になる点ですね。
クライマーの為に善意で大金をかけてパーキングを作ってくれたという話ですが、その結果、地元民に迷惑をかけてしまっては本末転倒です。
各地で、地権者や、地元民の反対でいくつもの岩場が閉鎖、自粛になっている現実を考えれば、地元の理解があってこそのクライミングエリアですからね。
そうです、そうです、テクテク歩いて岩場へ行きましたよ。
リンゴ畑のおじさんと仲良しになって、リンゴをいただいたこともありました。
私の地元は、榛名山の黒岩がホームゲレンデなのですが、昔は、地元クライマーがボランティアでルート整備やゲレンデ整備をしていました。
昔からあるゲレンデって、そういった地元クライマーのゲレンデ愛で成り立っていたんですよ。
最近、黒岩へ来るクライマーは、地元(よく通う岩場)クライマーでも、ジムでクライミングを始める人が多いせいか、ゲレンデ愛がないんですよ。
だから、ゲレンデのメンテナンスやリボルトなどのルート整備なんで考えてもいませんね。
あって当たり前、不備があれば結局JFAなどの機関に頼らざるを得なくなる。
愛が足りないんだよね〜愛が。。笑
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