三原山(伊豆大島)

2012年03月15日(木) 〜 2012年03月16日(金)

• GPS: 32:00
• 距離: 5.5km
• 登り: 194m
• 下り: 193m

コースタイム

ハイキングだったので、割愛。

天候

2日とも晴れ。1日目:暴風。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

裏砂漠、表のメイン登山口、ともに駐車場あり。

コース状況／危険箇所等

全く危険な箇所はないものの、裏砂漠の暴風にはさすがに参った。3月15日は関東本土でも強風だった模様で、立っていられない、なんて生易しい状況ではなく、呼吸が出来ない程の暴風だった。

裏砂漠は年中風が強くなりやすい場所らしいので、行く場合は注意。
あと濃霧の場合は道迷いしそう。

写真

3/15 7:17

1日目は裏砂漠ハイク。

3/15 7:22

富士山みたいな感じ。

3/15 7:25

地味に雪が残っていた。大島意外と寒い。まぁ3月だから当然といえば当然だが。

3/15 7:25

この荒涼とした感じは完全に富士山。

3/15 7:27

スニーカーでも登って行けるが、砂が入りやすいのでその点のみ注意。

3/15 7:28

もく星号遭難の地、っていうのがあって、これを過ぎると稜線に出る。

3/15 7:29

で、こんな感じ。でもあとから考えてみると、ここの風はまだ話が出来る風で余裕だった(笑)

3/15 7:30

剣ヶ峰などお鉢を望む。写真だと全然分からないけれど、カメラを風上に向けるのもやっとの暴風。

3/15 7:35

左(剣ヶ峰方向)から暴風に叩き付けられる。

3/15 7:35

突如走り出すメンバー。

3/15 7:36

あっという間に遠くなるも…

3/15 7:37

結構疲れてるw

3/15 7:37

で、なんか髪がすごいことになってると思ったら…

3/15 7:38

裏砂漠第二展望台は、、、

3/15 7:38

立つことも困難な程の暴風。本当に凄かった。風上に顔を向けてしまうと呼吸が出来ない程。

3/15 7:40

写真でも十分迫力が伝わる風。

3/15 7:41

とりあえず体は傾けながら歩かないと、まっすぐ歩けない。本当に飛ばされる。

3/15 7:50

ま、そんな裏砂漠でした(笑)

3/15 8:23

名物、筆島。

3/15 8:28

山じゃないけど、一応(笑)

3/15 10:17

これまた山じゃないが、有名な地層が分かる場所。

3/15 10:25

地学やってた身としては、これは感動した。

3/16 10:01

2日目。いざお鉢へ。

3/16 10:03

ちょっと阿蘇っぽい。

3/16 10:15

86年噴火時の溶岩が、本当に迫力すごいんだ。

3/16 10:27

つららー。

3/16 10:41

あっという間に40分もしないで山頂。

3/16 10:47

ここからお鉢巡り。

3/16 10:52

お鉢は舗装していないから、靴の中に砂が入る入る。

3/16 10:52

第2火口。いや、すごい迫力。写真じゃ伝わらない。

3/16 10:52

この光景が「伊豆大島」っていうイメージはなかったなぁ。

3/16 10:57

とにかく写真じゃ伝わらない。

3/16 10:57

裏砂漠方面。

3/16 10:58

伊豆諸島が結構よく見えた。

3/16 11:00

中央火口。なんか穴が開いているけど、どうやってできたんだ?

3/16 11:09

メインの火口は、迫力満点。浅間山以上じゃないだろうか。

3/16 11:09

関東屈指の火口に、思わず息をのむ。

3/16 11:11

百聞は一見に如かず、ここは実際に見ないと迫力が一切伝わらない。

3/16 11:29

まぁ火山らしく色々な地形が楽しめる。

3/16 11:33

火口展望台は大したことないので、余裕があれば是非お鉢巡りすべき。

3/16 12:22

下山。

撮影機器：

Canon PowerShot SX200 IS Canon

感想

まふまふん

ゼミで伊豆大島に行くことになったので、三原山に登ってみた。
一言で言えば、予想以上にいい山。少なくとも筑波山よりは百名山に入れる価値がありそうだが(笑)

全体的には阿蘇山に近い雰囲気。ただ、1986年の大噴火時の溶岩流跡がとにかく迫力ある。「大島」と言うだけあり、島もかなり大きく、山頂からの景色は迫力・雄大さ抜群。

山頂に行く「御神火茶屋」側からは舗装道となっており、非常に登りやすい。ただお鉢一周のところは、富士山のような感じなので、お鉢巡りの際はスニーカーなど運動靴を履く必要あり。

一方の裏砂漠は、とにかく風が強くて、景色を堪能するどころじゃなかった。これまで自分が出会った最強の風は、八ヶ岳赤岳(台風か爆弾低気圧かなんかが接近した際)だったが、今回の伊豆はそれを上回っていた。あれは本当に遭難しかねない風。

いずれにしても、また行きたいと思えるいい山だった。少なくとも二百名山の価値はあるだろう。標高に比して、果てしなくいい山だ。