丹沢産ギフチョウ探索 寄・櫟山・栗ノ木洞・イネゴ岳・屁ノ玉洞 周回


- GPS
- 03:30
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 679m
- 下り
- 663m
コースタイム
10:00 櫟山頂 10:40
10:50 栗ノ木洞
10:51 屁の玉洞へのVR分岐
11:30 屁の玉洞
11:50 三廻部林道
12:40 寄
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【復路】寄〜東名高速 大井松田IC |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所ないが、イネゴ岳〜屁の玉洞間(VR)は、伐採された杉がそのまま放置されていて、尾根伝いに進むことが困難。 一度尾根の北側(下りでいうと右側)にコース変更したほうがベター。 |
写真
感想
木曜日(4/12)に目星をつけた櫟山周辺をギフチョウ探索した。
三廻部から乗馬場をかすめて寄へ向かう。
少し湿った斜面でアオイがないか調べると、これでもかというくらい、ランヨウアオイが生えている。
ただし、どの葉の裏にもギフの卵は認められなかった。
寄に出ると、何やら騒々しい。今日が「寄しだれ桜祭」なのだという。
案内係のおじさんに懇願され、車を川の下流に停め、そこから歩行開始。
寄を通って「鍋割山」の案内板通りにコース取りをする。
四阿付近など、やはりランヨウアオイの自生は多い。
真新しい砂利林道に出て、そこから直進(林道に対しては左折)すると、舗装の林道に出る。
左前に登坂用の階段が見えるのでそれに従い櫟山頂まで登る。
林道〜櫟山頂は極端にランヨウアオイが減少。
櫟山頂のマメザクラは3日前と違って9分咲き。地表のスミレもたくさん咲いているので、ギフがいれば第一級の吸蜜地点のはず。しばらくギフの飛来を待つが音さだなし。団体さんが登ってきたこともあって、栗ノ木洞から西へ延びる尾根伝いに清流荘の辺りへ降りるVRを選択する。これは、この尾根が立派で後沢乗越からも斜面にマメザクラなどの吸蜜用の花が豊富であることから目をつけていたためである。
栗ノ木洞ピークの少し北から尾根の派生部分がよく認識できるので、左(西)に歩み出す。途中の小ピークはイネゴ岳というのだそうだ。
イネゴ岳から先が、伐採杉のランダムな配置で行く手を遮られるが、一旦右(北)側にコースを移すと、比較的進行しやすくなった。
標高630m付近では、マメザクラが満開。しかし、どの木を見ても、吸蜜しているギフは見当たらない。鹿柵をくぐって620mピークに歩を進める。樹の幹に黄色のテープが巻きつけられ、何か書かれている。近寄って読むと「屁の玉洞/屁の玉ドウ」と書かれているではないか。あまりに変な名称なので写真に収めておいた。帰宅してネット検索したところ、この小ピークの古い名称なのだそうだ。
(Yamaotoko7 さんの下記山行録が参考になりました。ありがとうございました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-106003.html)
ここからの下りがVRならでは。あちこち鹿柵で行く手を阻まれ、蛇行して何とか下る。ゲート封鎖された三廻部林の、道清流荘よりかなり東側に到着。栗ノ木洞からここまでは、剪定された杉の小枝や葉で地表が見えない部分が殆どで、一度もギフの食草は確認できなかった。
林道から寄まではつまらない舗装道路を歩いた。
結局、曇天とは言うものの、寄〜三廻部林道ぐらいの標高ランヨウアオイは集中して自生しているが、本日歩いた山では食草、ギフとも生息の気配は感じられなかった。残念。
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