旭岳 西壁 中央稜
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 884m
- 下り
- 972m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
堰堤の通過は特に問題なし。 沢に入ってからは滝が二ヶ所あり、中央稜取付き直前の滝は時期が遅いと通過困難となろう。 |
写真
感想
7:30甲子温泉大黒屋旅館駐車場で待ち合わせ。
一台をここに置き、会津側(野際新田)に向かう。観音沼公園駐車場を過ぎ、林道をつめて入渓ポイントに車をおいて8:40出発。
天気は快晴。暑いぐらいの陽気の中、締まって歩きやすい残雪を踏んで谷を詰めてゆく。
ほどなく二股1100m。これを右に入り、次々と現れる堰堤をクリアしてゆく。1250mで左股に入るとハングした滝。これは残雪が多く残っており、これをステップとして、水流沿いにブッシュを使って強引に越える。1320mでさらに左股に入ると15mほどの滝となる。水流の左側が凍っており、アイスクライミングで超えるが、氷や薄く、もし落ちると真っ暗なシュルンドに吸い込まれてしまうため、緊張する。
無事にこれを越えると中央稜の末端に出た。
忠実に末端から取り付いて登るがブッシュがひどい。前日降った雪が気の上から溶けて雨だれとなっており、天気がいいのにびしょ濡れとなる。
延々と続く藪漕ぎ。いつになったらすっきりとした岩稜のクライミングができるのか。我慢の登りが続くが、ついぞ快適なリッジクライミングに出会うことなく西壁は終わり、頂上へ到着。
那須連峰はもとより、三倉山、大倉山、日光連山、燧、会津駒、越後三山、浅草岳、飯豊、吾妻、磐梯山と360度の大展望。
ここまで休憩らしい休憩はとってこなかったので、ゆっくりランチタイムとする。
この旭岳は頂上への正式な登山道は無く、この時期でないとピークを踏むことが難しい。甲子山へと続く痩せて急な雪稜を下る。西壁の中央稜より、スッキリして気持ちがいい。団体パーティを途中追い抜き、残雪の尾根を甲子温泉大黒屋へと下る。
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