記録ID: 1837618
全員に公開
アイスクライミング
剱・立山
剣岳剣尾根R4
2019年04月16日(火) 〜
2019年04月18日(木)


コースタイム
4月16日 今年は雪が少なく連休まで待っていたらアイスがなくなってしまうってことで休みをとりR4へ
5時半いおりより手前のゲート
6時半馬場島
7時出発 白萩川沿い
渡渉3回
15時 池ノ谷二俣で泊まる
この日は暑く雪もぐさぐさ、ももまで埋まるところも多くアプローチは時間がかかった。バイルより重いものをもたない日常、荷物が重いのなんの。ぜえぜえ。
4月17日
1時半起床 3時テント場発
5時半 R4基部
6時20分ごろ登攀開始 奇数PM君 偶数P自分
1P 雪がすくなくけっこう難しい。残置ハーケンが5本くらいあった。
ビレーは雪とかでなんかやばかったみたい、落ちてはあかん。
2P このピッチがいちばんちゃんとアイスがあって楽だった。
3P 雪壁 容易
4P 出だしはわりとアイスがあるが中間数メートルベルグラでスクリューもうまらぬしピックも2cmくらいしかはいらんし、、アイゼンもがりがりと岩にぶちあたるところをまあ落ちても数メートルやしと行く。本来の終了点らしきリングボルトが氷にうまってるのでもう10メートルほどのばしスクリューの打てるアイスがあったので終了点とする
5P 左側の岩を利用しつつ登る、ほとんどドライツーリング
本来の6P目もつなげる 小滝とあるがよくわからんかった
6P(トポの7P目か?) 雪壁 本来のルートは岩と雪だけなので右側のハイマツがでてるルンゼを行ってくださいといわれたのでルートははずさないほうがいいのではとおもったが、まあとりあえずいく。稜線にでたが、しっかりしたハイマツでプロテクションはとれたが左の方に行かないといけないがそこは岩が露出しててよくないし向こう側がどうなってるのか見えない。Mさきにここよくないよーというが聞く耳もたずで上がってきた。プロテクションがなにもとれないので、やっぱいったん雪のあるところまでさがることにする。捨て縄をハイマツにかけてMは本来のルートの雪壁にトラバースするように下降、わたしも合流。雪壁にもどり登るが最後が岩がだいぶでてて気休めのカムでプロテクションをひとつとるが、見るからに利いてない。まあおちても雪壁やしね、、、止まらんやろうね。
とにかく岩にピックもあいぜんもキイキイ言わせながら岩を通過、こおったハイマツの雪稜を上がって14時ごろ終了。むーだいぶ時間かかった。
そこから下降点をもとめコルまで降りて、ハイマツに捨て縄をかけて岩と雪の壁を下降そこからもう一度池ノ谷ガリーにもどるため雪壁を登ってテンバまで戻る。
16時半ごろ二股に戻った。
いまから下っていると渡渉のあたりで日が暮れるだろう、
わたしは無理して渡渉はやりたくなかったので。、夕方は水も増えているだろうし、、早く帰りたいというM君とわかれてもう一泊することにした。
4月18日
生ぬるい夜で雨が少し降った。
ツェルトの中は雨でべちゃべちゃしていた。
2時起床 濡れたものをザックに突っ込み帰途につく
4時半出発
3回の渡渉
8時 馬場島
軽トラで地元のおじさん二人が来たので、仕事ですか?というと
おれたちは遊びだ。おれがきのことりでこっちは黒いやつだ
熊のこと、、何のキノコが今取れるんですか?えのきだ。へーえのきかあ、、なかなかやるなあ。。
おじさんたは今年は雪が少ない、れいねんの半分だという。
20年前はこのへんはゆきでうまってたもんだとも、
そうなんだろうなあ、、まだ4月も半ばというのに馬場島にはまるでゆきがないのだ。
わたしが池ノ谷二股で泊まったというと、自分も二股にとまって雪崩で埋まったことがあるとおじさんがいう。二股は右股がなだれて左又まで押し寄せてくるから、左又の岩の基部にテントのはれるところが2か所はあるから、ちょっと左又にはいったところで泊まるといいよ、と言われる。おじさんたちは熊のいるところをあーだこーだと言っている。わたしが自転車に乗っていると、自転車も積んでのっけってやろうかと親切に言ってくれた。しかし下りなので楽だからいいですと断る。自転車のダウンヒルは快適だった。とても暑い中を運転して帰り昼前に自宅についたので、シャワーを浴びて仕事にむかった。
5時半いおりより手前のゲート
6時半馬場島
7時出発 白萩川沿い
渡渉3回
15時 池ノ谷二俣で泊まる
この日は暑く雪もぐさぐさ、ももまで埋まるところも多くアプローチは時間がかかった。バイルより重いものをもたない日常、荷物が重いのなんの。ぜえぜえ。
4月17日
1時半起床 3時テント場発
5時半 R4基部
6時20分ごろ登攀開始 奇数PM君 偶数P自分
1P 雪がすくなくけっこう難しい。残置ハーケンが5本くらいあった。
ビレーは雪とかでなんかやばかったみたい、落ちてはあかん。
2P このピッチがいちばんちゃんとアイスがあって楽だった。
3P 雪壁 容易
4P 出だしはわりとアイスがあるが中間数メートルベルグラでスクリューもうまらぬしピックも2cmくらいしかはいらんし、、アイゼンもがりがりと岩にぶちあたるところをまあ落ちても数メートルやしと行く。本来の終了点らしきリングボルトが氷にうまってるのでもう10メートルほどのばしスクリューの打てるアイスがあったので終了点とする
5P 左側の岩を利用しつつ登る、ほとんどドライツーリング
本来の6P目もつなげる 小滝とあるがよくわからんかった
6P(トポの7P目か?) 雪壁 本来のルートは岩と雪だけなので右側のハイマツがでてるルンゼを行ってくださいといわれたのでルートははずさないほうがいいのではとおもったが、まあとりあえずいく。稜線にでたが、しっかりしたハイマツでプロテクションはとれたが左の方に行かないといけないがそこは岩が露出しててよくないし向こう側がどうなってるのか見えない。Mさきにここよくないよーというが聞く耳もたずで上がってきた。プロテクションがなにもとれないので、やっぱいったん雪のあるところまでさがることにする。捨て縄をハイマツにかけてMは本来のルートの雪壁にトラバースするように下降、わたしも合流。雪壁にもどり登るが最後が岩がだいぶでてて気休めのカムでプロテクションをひとつとるが、見るからに利いてない。まあおちても雪壁やしね、、、止まらんやろうね。
とにかく岩にピックもあいぜんもキイキイ言わせながら岩を通過、こおったハイマツの雪稜を上がって14時ごろ終了。むーだいぶ時間かかった。
そこから下降点をもとめコルまで降りて、ハイマツに捨て縄をかけて岩と雪の壁を下降そこからもう一度池ノ谷ガリーにもどるため雪壁を登ってテンバまで戻る。
16時半ごろ二股に戻った。
いまから下っていると渡渉のあたりで日が暮れるだろう、
わたしは無理して渡渉はやりたくなかったので。、夕方は水も増えているだろうし、、早く帰りたいというM君とわかれてもう一泊することにした。
4月18日
生ぬるい夜で雨が少し降った。
ツェルトの中は雨でべちゃべちゃしていた。
2時起床 濡れたものをザックに突っ込み帰途につく
4時半出発
3回の渡渉
8時 馬場島
軽トラで地元のおじさん二人が来たので、仕事ですか?というと
おれたちは遊びだ。おれがきのことりでこっちは黒いやつだ
熊のこと、、何のキノコが今取れるんですか?えのきだ。へーえのきかあ、、なかなかやるなあ。。
おじさんたは今年は雪が少ない、れいねんの半分だという。
20年前はこのへんはゆきでうまってたもんだとも、
そうなんだろうなあ、、まだ4月も半ばというのに馬場島にはまるでゆきがないのだ。
わたしが池ノ谷二股で泊まったというと、自分も二股にとまって雪崩で埋まったことがあるとおじさんがいう。二股は右股がなだれて左又まで押し寄せてくるから、左又の岩の基部にテントのはれるところが2か所はあるから、ちょっと左又にはいったところで泊まるといいよ、と言われる。おじさんたちは熊のいるところをあーだこーだと言っている。わたしが自転車に乗っていると、自転車も積んでのっけってやろうかと親切に言ってくれた。しかし下りなので楽だからいいですと断る。自転車のダウンヒルは快適だった。とても暑い中を運転して帰り昼前に自宅についたので、シャワーを浴びて仕事にむかった。
天候 | 晴れ16日夜短時間小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
ゲートは4月22日くらいに開く予定 |
コース状況/ 危険箇所等 |
馬場島から林道を白萩川沿いに歩く、橋をわたってから堰堤がでたところで最初の渡渉あと2回、池ノ谷出会いまでに全部で3か所渡渉。池ノ谷は雪崩のデブリも多いがまだ落ち切ってなくてこれからガンガン落ちてくるのだろう、、おちおち休めない。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
ザック
サブザック
アイゼン
行動食
非常食
水筒(保温性)
地図(地形図)
トポ
コンパス
計画書
ヘッドランプ
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
クイックドロー
スリング
キャメロット
カム
アイスアックス
アイススクリュー
|
---|---|
備考 | アイススクリューは短いのがよかった、10cmと13cmしか使えなかった |
感想
アイスすくなかった。
日頃重いものをしょってなかったから
荷物が重くてラッセルがしんどかった。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2641人
エノキは練馬や新宿でも冬とるよ。雪中ではヒラタケ採りもポピュラーらしいね。
劔はカッコいい特別な山ですね。確かに近いのに大学の夏合宿以来登頂したことがありません。今年は雪が少なくてわるかったみたいです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する