熊野古道中辺路(滝尻〜熊野本宮大社)

2010年10月12日(火) 〜 2010年10月13日(水)

• GPS: 28:10
• 距離: 38.0km
• 登り: 2,016m
• 下り: 2,038m

コースタイム

11:20滝尻王子-11:54不寝王子-12:27飯盛山-12:52針地蔵尊-13:13高原熊野神社-14:16大門王子-14:30十丈王子-15:30逢坂峠-15:48大坂本王子-16:38箸折峠-16:56近露王子-(民宿で一泊)-5:57近露-7:48比曽原王子-8:05継桜王子-8:34中川王子-9:00小広王子-9:11熊瀬川王子-9:58岩神王子-11:02湯川王子-11:25三越峠-12:22猪鼻王子-12:40発心門王子-13:30水呑王子-13:56伏拝王子-14:50熊野本宮大社

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

行き「滝尻」バス停で下車
帰り「本宮大社前」バス停で乗車

コース状況／危険箇所等

滝尻からはいきなり急勾配なのでペース配分に気をつけるといいかと思います。
またところどころで山里に出るので、緊急の連絡先などもしっかり準備しておいてください(その山里を通るバスは1日数本しかありません)
数時間、民家が現れない箇所もありますので、時間配分は都度チェックです。

また、野生の鹿や蛇がいました。
1日で踏破はキツイと思いますので、近露(温泉あり)で宿をとるのがいいかと思います。

また、ところどころに「○○まであと△△m」といった道案内や、「中辺路 ○○」といった番号の杭?があるためあまり迷いませんが、やはり地図は必要です。

写真

出発!滝尻バス停

滝尻王子

滝尻王子

滝尻王子の裏手からいきなりかなりの急勾配です、

山道

案内板がこんな感じであります

天気もよく眺めがいい

車道にも出ます

山間の村にも出ます

水車?

水辺のあたりはちょっとぬかるんでいることも

近露の町並み

この田舎風景いいなぁ

近露王子

翌日。朝もやがいい感じ

野中の清水。飲めます

軒先のわらじとかいいねぇ

ん?怪しすぎる。。。

この上った先にあります

この先だったか、鹿がいました!
すぐ逃げてしまいましたが。。

先を行った人がお茶目なことを

沢は癒されます

三越峠。この登りがきっつい

峠越えた。車道になっててトイレもあります

ここから基本的に下り

歩きやすく整備されてる

熊野本宮大社到着しました!

大斎原

感想

empresario

山の記録ではないんですが、、、山道なので載せてみました。

熊野古道に興味を持って初めてチャレンジしてみました。
一番ポピュラー?な中辺路を1泊2日です。

平日ということもあって、前を行く人、すれ違う人は数人でした。
見知らぬ土地と山の中を独りというのは心細い物ではありましたが、まずは1日目近露まで行くという目標を達成するため歩いてきました。

途中で何人かの年配の方を抜かして行き、ようやく近露へ。宿は民宿ちかつゆ。
近露でのご飯「鮎めし」はとてつもなくおいしかった。
1人旅なのでご飯は1人で食べてましたが、ちょうど自分が抜いた夫婦の方も一緒に食事を取っていて、お話をさせていただきました。
そして期待していた温泉「ひすいの湯」はとてもいい湯加減。

次の日の朝、朝ごはんを食べ、昨日話した夫婦が先に出発していった。
熊野古道の途中までは車道続きだからバスで行くと言うことで「今度は抜かされないようにしますー」と冗談を仰ってた。
人との出会いっていいですよね。

ちょっと遅れて自分も宿を出発。
自分はバスを使わずすべて徒歩で出発、このときバス停で待っていた地元?夫婦の方とすれ違い挨拶。
そしてここからはまたずっと1人旅。
古道の脇には沢が流れていたりしてちょっと癒されます。

ずっと進んでいってたどり着いた三越峠。ここは急斜面を蛇行して進むためかなりきつかったー。
残りは下りが多いので楽ですが、ある程度進んでいくとある夫婦が先を歩いていました。
そう、朝バス停であったご夫婦で「あら、朝会いましたね。もういらっしゃったんですかー」と驚いていた。
再びあえてちょっと元気が出ました。

そしてさらに先を行くと向こうに誰かいました。
同じ宿に泊まったあのご夫婦でした。
おじさんは「驚異的やな!」と追いつかれたことにびっくりしてました。
人とのつながりっていいですねぇ

また先を行かせてもらい、ずっと歩いて歩いて熊野本宮大社にたどり着きました。
色々見ていたら、宿をともにしたご夫婦もたどり着いてました。

ここからバスに乗って今日の宿に行くところ、その後夫婦も同じバスに乗りました。
「どこまで行くんですか?」と尋ねると、なんと自分と同じ!しかも泊まる宿も同じでした!!!(笑)
ここまで一緒だと何か縁を感じました。


1人旅でもいろんな人と巡り合えていいなぁと思える山道でした。