久しぶりの野岳が教えてくれたこと

- GPS
- 32:00
- 距離
- 82m
- 登り
- 38m
- 下り
- 24m
天候 | ☀/☁ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
スポットライト/5.8 リアンとリッキー/5.10c セシボン/5.11a(1T完登の様子を動画にした) 東ルート/5.11b ダーティレイバック/5.10b 禁じられた遊び/5.10b |
写真
感想
私達夫婦は日曜から参戦!
久々の野岳、楽しすぎましたー(*゜∀゜*)
ワカさんがいるので、2人だとトライできないところをトップロープかけてもらって、たくさん登って…全然登れなかったけど、めちゃくちゃ楽しかったです★
昔、スポットライト(5.8)を1m登って震えていた頃、ベテラン風お姉さんが、横のセシボン(5.11a)を登っていて、「あんなとこ登るとか、どんだけ達人なん?!(゜o゜;;」思っていたのに、一年半後に自分がトライしているなんて…心から感慨深い一日でした。
…って、セシボンの核心は結局登れてないんですけどね!笑
お昼には美味しいカレーをご馳走になり、本当にありがとうございました(*^▽^*)
梅雨前に沢山登れて、良い一日でしたー♪
比叡山で予定していた西都山岳会クライミング例会が雨天中止のため、行き先変更。久しぶりに野岳へ向かう。
途中で西田さんに「西田クライミング教室(NCS)」の備品をお返しする。思えば初めての外岩クライミングが1年半前、NCSでの野岳だった。この4月に18回の開催をもってNCSの活動は終了したが、ここでの出会いや経験は大きな財産となった。改めて西田校長には感謝したい。
さて、久しぶり野岳はドコを登ろうかと思案し、初めてのルート「セシボン/5.11a」をオンサイト(OS:初見)トライすることに。結果は核心部のムーブが処理できず、残念ながら1テンションでの完登。
もうちょっとOSを大事にすべきだと反省する。大体1テンで行ける時は、腕がパンプして進めなくなったか、ムーブを解決できずに行き詰ったかのどちらかだ。前者であれば、無駄な動きを無くし腕の消耗を防ぐことで完登できるし、後者であれば、核心の見極めと処理を素早くできればOS完登できたはず。いずれもオブザベーション(登攀前のルート観察)が的確であればOSの可能性は高まったはずだ。
「セシボン」の核心は、ハング上部にある遠い一手を取れるかどうか。ここを安易に飛びついて「あ〜、届かん!」と叫んでいる。この時、僕は(まだ身体の伸びが足りないんだな。もっと腕を伸ばそう)と考えている。で、2回目のムーブでもやはり届かず、心折れてテンションを入れてしまった。
つまりこの場合、最初の核心トライで行き詰った僕は(より強くホールドを保持し、より高く身体を伸び上がらせるぞ!)と根性で何とかしようとしている訳だ。そして気合を入れたのに失敗したので心が折れるという展開を迎える。ここは根性や気合ではなくて、ムーブで解決を目指さねばならなかった。
テンション後の核心トライを観てもらうと分かるのだが、右足の置く位置を最初のトライより上げている。ただそれだけだったのだ。
「1stトライで失敗→もっと頑張ろう→やはり失敗→心折れる」というのがいつものダメパターンなんだな。だいたい「もっと頑張ろう」って思考がダメだわ。子どもか!?(笑)
「1stトライで失敗→具体的な修正点を考える→やはり失敗→さらに修正」という思考パターンにせねば。そもそもオブザベ段階で核心部のムーブについて数パターンの案を持っておくべきだった。
先日出場したシーハットカップの決勝アイソレーションルームで待機していた時の事だ。僕の後ろで中上太斗選手と大河内芹香選手の会話が聞こえてきた。その内容はルートの終盤に出てくるホールドとムーブについてであったが、驚いたことに30手以上あるホールド全てが頭に入っているようなのだ。
二人ともW杯に出場するクライマーだけれど、なるほど世界で戦う人間は凄いものだと感動した。またこうした選手がこんなにも身近で、時には同じ課題を一緒に登れたりするなんて、そんなスポーツもそうそう無いだろうとも思った。ああ、一緒に写真を撮ってもらえば良かった…。
ともかく、OS能力を高めるという事はフィジカルとテクニックのみならず、メンタルとストラテジー(戦略)が重要なのだと実感する。戦略を高めるためにはオブザベーション能力を高める必要がある。どこが核心で、どういうムーブが考えられるか。どこでレストし、どうクリップするか。その時のメンタルまで思い描く。
今回の「セシボン」では、もう少し丁寧にオブザベしていたらOS出来たかも知れないと感じた、そんな学びのあった野岳だった。あ〜、面白かった★
ワカさんの声掛けで久しぶりの野岳へ。
一年半前に生まれて初めて触った外岩ですが、アクセスは良いし、足元も広いし、程よく木陰だしやっぱり野岳はいいなあとしみじみ。
今回は今まで触ったことなかった、ダーティレイバック(10b)、禁じられた遊び(10c)、セシボン(11a)をトップロープで楽しみました。
完登は10bだけでしたが、自分で考えたりアドバイスをもらいながらムーブを試行錯誤するのは本当に楽しく朝の9時30分から夕方16時30分まで一日中野岳を満喫。
お昼のワカカレー&ベーコンとっても美味しかったです。
昼食後はだいたいボーっとしている僕ですが、午後からもたくさん登ってしまうほど楽しい野岳でした。
備忘録
・レイバックはリードでするととっても怖い。腕と対角の足をしっかり使う。
・禁じられた遊びは、棚が続く。棚には手を掛ける程度で早め早めに次のホールドを取りに行く。
・セシボン核心部の遠い一手は取れそうで取れない。ムーブを工夫して次回またトライ。
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