鈴鹿山脈 霊仙山

コースタイム
〜0830落合〜0835今畑〜0920笹峠0930〜1124山頂1140〜1335四合目1342
〜1407一合目1410〜1510JR柏原駅
天候 | 曇りのち晴れ 山頂付近は風強し |
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過去天気図(気象庁) | 2006年04月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・榑ヶ畑の少し下に駐車場(10台程度+路駐)、落合(廃村内のスペースに適当に駐車) のどちらにも一応駐車可能。 ・榑ヶ畑、落合、柏原コースの名神高速近く、のいずれにも登山ポストあり。 ・この時期、柏原コースの上部は雪で埋まっており、迷う可能性がある。また、柏原コー スの下部は倒木により登山道の通行にかなり時間を要する。いずれにしてもお勧めできな い。 ・樹林帯を抜けると石灰岩地帯と笹原。石灰岩地帯は足場に注意。 |
ファイル |
非公開
1920.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
先日の藤原岳に続き、鈴鹿北端の霊仙山に行ってきました。伊吹山から東海道新幹線を
挟んで南側の山です。
もっとも歩き応えのありそうな西南稜を歩くため、米原駅から上丹生までバス、さらに
そこから東洋一と謳われる醒ヶ井養鱒場を過ぎて延々と林道を歩く。心ある人が拾ってく
れないかとわずかな期待を持った(といっても、もともと歩く予定でしたが)けど、車は
スピードも緩めず抜かしていくばかり。そうこうしているうちに眺めも良くなり、やがて
登山口に到着。でも西南稜への取り付きは、ここから南に峠を越えて下りた先の廃村にあ
る。
今畑から廃村を縫って西南稜に取り付く。樹林の中を登っていくと、左に木のない山が
見える。きっとあれが霊仙だ。南に連なる鈴鹿の山々が見えるようになった峠の、風下側
の斜面で休憩。先日登った藤原岳と思しき山も見える。
さらに進むと樹林帯を抜け、急登が始まった。ときどき眺めに癒されながら登り続ける
と傾斜が緩やかになり、そこからは稜線漫歩。歩くほどに周囲に福寿草が増え、青空と白
い石灰岩と緑の草と黄色い福寿草のコントラストがすばらしい。本当に1000m程度の標高
なのかと思わせるような景観。山頂までの間、至福の時を過ごした。
下りは北へのルートをとり、JR柏原駅に出る予定。ところが、しばらく下って樹林が出
てくると、まだまだ雪が残っていた。ルート上の急な斜面で積雪の多い場所もある。幸い
尾根を辿ることができる程度の植生だったため、慎重に地形図を見ながら迂回する。その
後も、残雪で登山道が分かりにくくなったり、雪だけでなく倒木が登山道に覆いかぶさっ
た所などもあり、雪がなくなってきたころには精神的に疲れていたがホッとした。この積
雪の多い地方なのだから、もう少し残雪の可能性を意識した計画を立てればよかったと反
省した。
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