山岳会対象 玄倉川 徒渉ほか講習


- GPS
- --:--
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 33m
- 下り
- 23m
天候 | 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・玄倉バス停北側 数十台駐車可(無料) ・トイレ、登山計画書届出ポストは玄倉バス停にあり (松田警察署管轄) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■マウントファーム登山学校(JMIA公認) http://mt-farm.info/ |
写真
感想
東京の某山岳会オファーにより沢登りの徒渉と
そのための支点構築法をまずは午前中に行いました。
流芯の見極め、瀬脇、緩流帯、徒渉適所(かけあがりで下部に滝や堰堤から
離れているところ)、ムンターヒッチによる徒渉とチョン架け、
沢のカーブを利用した徒渉適所の選定など。
まぁ膝くらいまでなら単独徒渉やら正対スクラム、横向きスクラムなどなど。
その技術以前にトップ(泳ぎが強く体重があり踏ん張れる強い人)が
渡る際に苦労するならば、体重が軽かったり体幹が弱いフォロワーは相当リスクが
高くなるとみてあっさりと撤退することが命を守るうえで重要だが
そのような行動判断がパーティとして認識できることはもっと重要ということ。
昨年含め過去多くの溺死遭難事故を教訓にしていきましょう。
・河川の水位情報は現在測量所のデータが1時間ごとに見られる。
・行きたい河川の平水水位を知っておく。2倍にもなっていればリスク度高くなる。
・水温が低い状態では水分子同士が引き合う力(水の粘性)が増し、高い状態よりも
引き込まれやすい。(水温20℃よりも10℃の方が約1.4倍強い)
特に水が集約する箇所では要注意。
・泳ぎではフローティングロープ。沈むクライミングロープは渦などに巻かれ
強い力で人を引っ張り込んでしまう。
・小滝程度で形成される深い釜では表面は一見穏やかな流れに見えても、中心部の底
に向かい引きづり込む渦ができていることがある。
特に釜の端に流れ込む小滝を持つ場合は命がけになることがある。
・プール程度の泳ぎ達者で自信があることなど激流の泳ぎの前では稚技に等しい。
午後は沢登りにおけるビレイ技術、アッセンディング技術などを行いました。
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