熊野古道 中辺路
- GPS
- 56:00
- 距離
- 66.9km
- 登り
- 4,106m
- 下り
- 3,891m
コースタイム
滝尻王子9:00 ― 10:50高原霧の里11:10 ― 13:50大坂本王子13:50 ― 14:50近露王子15:10 ―
16:25継桜王子16:35 ― 17:30小広王子
5月4日
小広王子5:30 ― 7:30蛇形地蔵7:45 ― 8:15三越峠関所8:25 ― 9:50発心門王子9:55 ―
11:05お茶屋大阪11:30 ― 12:30熊野本宮大社13:10 ― 14:15下地橋(小雲取越入口)14:25 ―
15:30松畑茶屋跡15:40 ― 16:30百間ぐら
5月5日
百間ぐら6:15 ― 7:45桜茶屋跡8:00 ― 8:50小和瀬橋9:10 ― 9:30小口(大雲取越入口)10:10 ―
12:00胴切坂12:05 ― 13:05越前峠13:05 ― 14:00地蔵茶屋跡14:15 ― 15:10色川辻15:10 ―
15:40舟見茶屋跡15:50 − 16:50那智高原16:55 − 17:20青岸渡寺・熊野那智大社
天候 | 5/3晴れ 5/4晴れのち曇り 5/5晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
東京20:30 〜 新大阪23:05(新幹線) 新大阪23:14 〜 鳳23:56(在来線) 5/3 鳳5:04 〜 紀伊田辺7:51(在来線) 紀伊田辺8:00 〜 滝尻8:38(明光バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし。 2011年9月の台風12号の影響で小広王子から湯川王子への途中に土砂崩れよる通行止め箇所があったようだが現在は迂回路が設けられていて問題なく通過できた。 大雲取越の色川辻付近には古道に水が滲み出て小川のようになっている箇所が多いのでスニーカーなどではなくゴアテックス製の軽登山靴をおすすめします。 |
写真
感想
5月3日滝尻王子〜小広王子
天候に恵まれ終始気持ちのいいトレッキングができた。ただ食料や水で20kg近くになってしまったザックがじわじわと体力を奪い最後の継桜王子から小広王子までは足が止まりやっとの思いで到達した。
思っていたよりもアップダウンが多くかなり歩きごたえのある道です。
幕営場所は小広王子付近の古道と林道が交差した場所の公衆トイレのすぐ近くで、滝尻王子を出発する際に茶屋の御主人に勧められた場所です。幕営するには丁度良い場所で、静かな森に囲まれた古道の中で張るテントは至高の一時でした。
5月4日小広王子〜百間ぐら
小広を出発してしばらく行くと崩落箇所を迂回するため峠を越える道に入る。この峠は結構キツく何度か心が折れそうになりながらも途中の展望の良さでテンションが上がりなんとか越えられた。
その後三越峠を越えると音無川という綺麗な川沿いに歩く道が続きここがとても気持ち良かった。
ほどなくして発心門王子を越えて伏拝王子近くのお茶屋大阪という所で紀州梅と焼おにごり、昆布茶をいただきいよいよ熊野本宮大社へと到着する。熊野本宮大社は参拝者で大変賑わっていたが、こちらはさらっと観光し足早に小雲取を目指す。本宮から小雲取入口まではアスファルトの一般道をひたすら歩くのでかなり体力を奪わる。バスの時間が合えばバスを使うほうが吉です。
この日の幕営は小雲取越途中の夕日の展望の良さで有名な百間ぐらという場所。しかし残念ながら天気は曇りで夕日は見れなかった。それでも神々しい展望に感動。夜はテントが飛ばされると思うぐらいに風が強くひやひやでした。
5月5日百間ぐら〜熊野那智大社
小雲取を越え小和瀬手前の赤木川で顔などを洗いリフレッシュして、次の大雲取越に臨む。
大雲取越では標高差500メートルを一気に登る胴切坂という急な登り坂をゆっくり一歩一歩登る。とても厳しい道だがここら辺りは本当に素晴らしい古道の雰囲気が続き、厳しさも忘れる。
その後那智勝浦の海を一望できる舟見茶屋跡などを経由してついに目的地の那智大社へと無事辿り着いた。
今回歩いた中辺路ルートはまだまだ熊野古道全体のほんの一部にしかすぎないが、それでも日本の原郷熊野古道の静粛で森厳な雰囲気を感じることができ、大変満足な山行でした。
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