日原籠岩から大栗尾根を登って七跳尾根を下り、タツマの大滝の傍を通って来ました
- GPS
- 08:20
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,339m
- 下り
- 1,473m
コースタイム
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 10:28
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
公のバリコースは大栗尾根のみですが、七跳尾根には正式な道標は縦走路の1箇所のみ。尾根の上部は踏跡が不明瞭で、実態は一般コースでなくバリコース状態でした。 《大栗尾根》 小川谷林道の3.0km標識の処から取付くと大栗尾根を下から登る事が出来ます。目印は五差路まで有りませんが、踏跡は尾根に乗れば有ります。 詳細図に従い西側の小川谷林道から取付くと大栗尾根に五差路から乗るので下部の岩尾根を歩く事は出来ません。 核心の岩場には目印が有りますが登りの為に付いているみたいで、大栗尾根を下る場合は目印不足でコースが分かり難いです。此の尾根を始めて歩く方は登りをお勧めします。 《七跳尾根》 一般コース扱いですが人工林より上の尾根上部が荒れています。登りなら踏跡を失ったら上に行けばよいのですが、下りでは道迷いするかもしれないので注意して下さい。 七跳尾根の中程で稜線に乗れれば、後は小広場の処で左折して稜線から離れれば、明瞭な登山道で犬麦林道に下る事が出来ます。 |
写真
装備
個人装備 |
防寒着
雨具
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
時計
タオル
カメラ
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感想
《大栗尾根》
大栗尾根の岩場は長沢背稜の縦走路の近くに在るので、五差路から単調な尾根を結構登ります。
核心の岩場に有ったピンクの目印のお陰でスムーズに登る事が出来ました。目印が無かったらルート探しで苦労したと思います。
大栗尾根を下る場合は、木の幹や根を掴んで登ったので足の置場が分からないので苦労すると思います。安全確保でロープを使うと思うので、登りと同程度かそれ以上の時間がかかると思います。大栗尾根を登った事が無いと目印だけでは下るルートが分かり難いと思います。
《七跳尾根》
七跳尾根は人工林上部の短い区間だけが稜線歩きで、それ以外はジグザグ道です。
一般コース扱いですが、七跳尾根の上部は踏跡が不明瞭な箇所が幾つも有り、登りでは何とか成りますが、下りでは迷う可能性が有るので注意して下さい。
ゴンパ尾根との分岐は踏跡が明瞭です。次の尾根分岐は岩が在る右の尾根を下ります。
二つ目の大木の先で尾根が分かれ、どちらか判断がつかないので、左の尾根を下ると倒木の先で踏跡が無くなりました。位置確認をするとコースから外れていて、右の尾根方向がコースと表示されたので右の尾根に向かうとピンクの目印が有り、コースに復帰出来ました。此処から少し下ると稜線に乗り人工林に成りました。稜線を下って行くと小広場の処で左折して尾根から離れます。此処には目印が無いので、下りでは注意して下さい。此処から下は明瞭な登山道で犬麦林道に下る事が出来ました。
《タツマの大滝》
雨で水量が期待出来そうなので犬麦林道を左折してタツマの大滝を見に行く事にしました。犬麦谷に着き、大滝に向かおうとしましたが踏跡が有りません。沢を行くしかなさそうで、濡れるのは避けたかったのでタツマの大滝に行くのは諦め大栗尾根の五差路に向かう事にしました。
五差路からは行きに確認した小川谷林道への踏跡を下ると谷側が切れ落ちた斜面に出ました。気楽に下れると思っていたので予想外です。滑ったら谷まで落ちてしまうので、山側に木をつき挿して慎重に通過しました。更に下ると右から枝道が合流しました。先程、五差路に出る前の右側に踏跡が有ったので、多分そこからの踏跡だと思いますが未確認です。
何とか小川谷林道の上に出ましたが降りる処が無いので左に行くと林道と平行して進むだけで降りられません。戻って右に行ってみると降り口が有り林道に着地する事が出来ました。
《地図について》
登山地図の七跳尾根は一般コースで表示されていますが、現状では一般コースの状態では有りません。地図の信頼性に疑問を持ちました。小川谷奥の酉谷も通行止めに成っているのに一般コースで表示されているのにも疑問をもちます。
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