塔の岳(満員御礼の小屋でお手伝い3日間)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,269m
- 下り
- 1,263m
コースタイム
21日(月)10:10塔の岳 → 12:00大倉
天候 | 18日(金)曇り→晴れ、19日(土)晴れ→高曇り、 20日(日)晴れ、21日(月)ガス→曇り→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし。 ドロドロ地獄もなし。 今のところ「ヒル被害」情報もなし。 |
写真
感想
4月の中旬にいつものごとくカップヌードルをボッカすると、なぜかニコニコ顔の小屋主さん。
「○○ちゃ〜ん。5月の18から21って空いてなぁい?」
私:「うっっ。お手伝いですか?(3日間かぁ...)いいですけど...。」
小屋主さん:「ありがとうっっ!!じゃ、よろしく!!」
私:「あー、はい。」
というわけで、1カ月以上前に決まってたこの約束を果たすため、行ってきました塔の岳。
【「ミッドナイト・イーグル」@丹沢?】
午前中に自宅を出発し、夫に大倉まで送ってもらう。(なぜか犬も一緒)
私を下した夫(と犬)は、さっさと次の目的地へ。
この日関東地方は午後からにわか雨との予報で、なんとか雨が降りだす前に登り切ろうと頑張ってみることに。
ただ、夫から「一眼レフで金環食を撮ってきて」という無理難題を言い渡され
(そもそもデジイチでもまともな写真が撮れない私に無理だってば!!)
いつも以上に荷物が重く、カップヌードル+私物で17kg。はぁ〜...。
観音茶屋でヘルメットを被り迷彩服の単独男性が休憩していた。
「???コスプレ?」
続いて駒止茶屋でも同様のいでたちの若い男性2人組。
どうも自衛隊の方々らしい。
極秘任務か?丹沢を舞台にゲリラ戦?「ミッドナイト・イーグル」???
で、堀山の家でもまたまた遭遇。
思い切って声をかけてみる
私:「あのぉ...。何かの訓練ですか?」
自衛隊の人:「はっ。山頂訓練であります」
私:「それは体力づくりみたいなものでしょうか?」
自衛隊の人:「その通りであります」
私:(よかった...。戦いじゃないわけね)
ここから戸沢への分岐にかけて、ぞろぞろ下山してくる隊員たち。
(総勢60名だそうで。やはり訓練なのでちゃんとメディックの腕章をつけた方も)
すれ違いでは先頭の方の号令で一斉に端により、私を先に通して下さる。
スミマセン...。
しかし、ヘルメット、迷彩服、黒の安全靴(?)の集団と新緑の丹沢。
なんというか、一種異様な光景ではありますが。
自衛隊の皆さん、これからも頑張ってください。
【お山日和の2日間】
週末は天気予報も良く、(実際お天気もまあまあ)日帰り、お泊りとも
大勢の登山者で賑わっていました。
「Let's Go! 丹沢・大山やまなみスタンプラリー」も大好評。
日中は「売店業務」なので、試しにスタンプをゲットしにきた方をカウント
してみたところ、
19日(土)49名
20日(日)44名
21日(月)2名 ※ただし午前10時まで
3日間で100名の方々が!!
トレラン装備で一日で回ろうとする方、小学生のお子さんと一緒にご家族でチャレンジされる方、
たまたま小屋で休憩してスタンプラリーのことを知り、やってみようか、と言う方などなど。
これをきっかけに、丹沢の山を好きになってくれる人がどんどん増えてくれたら嬉しいなあ。
「てぬぐい」ですが、春バージョンは今月末までとのウワサも。
4種類getを目指す方は、どうぞお早めに。
【全体の感想】
丹沢に通い始めてもうすぐ8年になります。
基本はテント泊での山行を志向する私たちですが、丹沢では小屋泊まり。
「大倉高原山の家」以外にテン泊できる場所が丹沢にはないので。
もう、とうに3ケタを超える夜を丹沢で過ごしてきましたが、今まで混雑期に泊まったことはなく
(理由はいろいろありますが)今回、一日を通しての「満員御礼」状態は、本当に勉強になりました。
3日間、3時起床から20時の消灯まで休むヒマなし。
正直山を歩くより数倍疲れましたが、楽しかったです。
でも、これを毎週と言われると、ちょっと考えちゃいますが。
昨年11月からトレーニングの為に始めたカップヌードルのボッカや、たまーにではありますが
今回のようなお手伝いをすることによって、今まで「よくお見かけする方だな」くらいだった山の、丹沢の、
そして人生の先輩方とも道中でお会いすれば、「○○さん、こんにちは」とお名前でご挨拶し、
ちょっと立ち話ができるような関係を築くこともでき、ますます丹沢に愛着がわくというか、
ありがたいなあとシミジミ思っています。
これから梅雨入りまでは、週末は混雑が続くことが予想される丹沢。
お泊りを計画の方は、事前に各小屋に混雑状況を確認されることをお勧めします。
可能であれば週末を外せば、比較的ゆったり小屋での時間が過ごせるかと。
夕食はカレー。朝食はおでん。
生ビールも、ケーキセットもありません。
乾燥室もないし、羽毛布団でもありません。
昨今の山ブームの中、極めて質素ではありますが「山って楽しいな。また来たいな」
小屋主さんを始め、小屋に関わる人、何十年も丹沢を歩き続けている人。
皆が丹沢を歩く皆さんの「楽しい思い出」と「安全登山」を願っています。
今月末からは西丹沢を中心にシロヤシオも咲き始め、(昨年が当たり年だったので今年の開花状況は未定)
新緑に包まれながら可憐な白いお花を愛でつつ、爽やかな山歩きが楽しめると思います。
表丹沢の若々しい緑の山並みが、西へ向かうにつれ蒼味を増し、富士山へとつながる初夏ならではの風景は、
何十回、何百回見ても飽きることはありません。
穏やかで、ゆったりと波打つ湖面のような美しさ。
一流の藍染職人の方が、この風景を表現してくれたら、と見るたび思う私です。
《今回久しぶりに別行動だった夫の「天国と地獄」のレコ》
【天国編】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-192873.html
【地獄編】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-192880.html
GWが終わっても、変わらず週末は大混雑なのですね。
お疲れ様でした
金環日食見れたんですね
僕も休みを取って高尾山辺りで見ようと思ったのですが、出発前のドンヨリ曇り空を見て諦めてしまいました
ダメもとで行ってみれば良かった
もうすぐシロヤシオの時期ですね。
まだ西丹沢の方は行った事が無いので、咲き始めたら見に行ってみたいです
お手伝いお疲れさまでした。
ricalonさんの丹沢Loveなレコを読んでいると、やはり一度は行ってみようかなあという気持ちになってきました。
ヒルが怖くてどうしても躊躇してしまうのですが、梅雨入り前ならそれほどでもないのでしょうか?
ricalonさんこんにちは。
山小屋三日間お疲れ様でした。
そして帽子&コーヒーありがとうございました。
あの粉は煎りたて、挽きたてじゃないですか?中々手に入りにくかったのではないでしょうか。
元々苦いのが好きなので大変美味しくいただいています
ところで・・・あの・・・自衛隊に勧誘されませんでしたか?
屈強な補給隊員モトイ華麗なボッカガールとして・・・。
失礼しました
金環食。
この日は朝からガスガスで、
「ま、得てしてこんなもんでしょう」と99%諦めていたんですが。
だんだんガスに動きが出てきて、一瞬見える→すぐ隠れる、の繰り返しでした。
でも、これを目当てに(大半は)日曜なのに50人もの方が宿泊され、
7時過ぎからは寒い中ずーっと東の空を見つめていた大勢の皆さん。
もう、ちょっとでも見られて、本当によかったです。
ちょっとだったからこそ、逆に思い出に残ったのでは、と。
西丹沢。是非デビューして下さいね。
檜洞から先は、素朴で穏やかなお山を楽しめると思います。
この週末は、夫と犬がgeraniumさんのおひざ元にお邪魔させて頂きまして...。
丹沢、一度と言わず何度でもおいで下さいませ。
奥多摩のお山とはまた違った山歩きが楽しめると思います。
ヒルちゃん。
確かに気持ち悪いですけど、別に命は取られませんので。
多少流血するくらい?
週末は2日間ともお天気に恵まれましたので、
「くぅ〜っ。山歩きたい!!」と思わなかったといえばウソになりますが
でも、楽しかったですよ、ホントに。
小屋の中から山頂でのんびりされてる大勢の人を見るたびに、
じーん、としてました。
自衛隊には勧誘されませんでした。
そもそも年齢制限にひっかかるし
その前に「ハタケヤマ運送」に丁稚奉公に行け、と言われる今日この頃です
LONさん、こんにちは。
尊仏の準看板娘、お疲れ様でした。
naveさんのレコで大倉尾根の渋滞の様子がありましたが
凄い人出だったんですね。
ちなみに、私は一人も出会いませんでした。
私ももう少し修行を積んでから、まったり山小屋泊
も楽しめるように「山に馴染もう」と思ってます。
ねぎみそ、気になっていたのですが・・・
次回はゲットしてみます。
3日間のお手伝い、お疲れ様でした。
オーナーさんの人柄、小屋番さん達やricalonさんのようにお手伝いに入られる方、
みなさんがいつも山荘で温かく迎えてくださって。こういうのも、常連さんを含め多くの方々が
山荘へと通い続ける理由のひとつなんだろうなと、
いつも思いながら過ごさせていただいています
うすい三日月型バッチリ撮れてますね!
私は諸事情により40分頃から見ていました
雲から太陽が顔を出すたび大慌てで見たり携帯で撮ったり、
でも、すごく楽しかったです。
「黒門」の「ねぎみそ」、とっても気になります
はっはっはぁ...。
ムスメではありません、山オバです
>ちなみに、私は一人も出会いませんでした。
さる申年の、あるイミ「大バカ」オヤジ×2...。
ったく、どれだけ心配したと思ってんだっっ
閑話休題。
ねぎみそ、ウマイですよ
が進むこと間違いなし
結局、小屋主さんはじめ、皆が山が好き で、丹沢が好き で、
だから丹沢に足を運んでくれる全ての人が好き 。
これに尽きるのではないかと。
(「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の逆)
「ねぎみそ」もおススメですが、「パン」を焼かれるなら
「ゆずハニー」もおススメです。
最近、自家製パンに凝っている私の母のお気に入りです
山中では一人も出会いませんでした。
山を離れて、御殿場に向かう途中で
超ヤバイ2人組みに声を掛けられました。
心配だったですよね。×悪天
本音を申し上げますと、月曜の9時過ぎに夫から下山の電話が入るまで、
気が気じゃなかったです。
この日は夜明け前から塔の山頂もそうですが、富士山方向もまったくのガスの中で。
かつ、短時間ではありましたが雨もパラつきましたし、
気温も前日に比べると2℃程低く...。
もし何かあったら天候的にヘリはまず無理でしょうし、
指を落とそうが、血まみれになろうが、とにかく自力で下りてこい!と。
もうそれだけでした。
(BochiBohi先輩がご一緒だったのが唯一の安心材料)
帰宅して「充実の山行」と言われると、脱力感でいっぱいです
「お接待」お疲れ様でした。
>その雰囲気のなかでも人の暖かさを感じる山荘でした。
「厳しさ」を十分に含んだ「暖かさ」ですけどね
ご同行の皆さんも楽しい時間を過ごせたのなら、本当に嬉しいです。
少しずつ丹沢のヌシになっていくんですね
lonさんの丹沢愛は原監督のジャイアンツ愛をはるかに凌ぎますよ(別にG党ではありません)
多くの人に愛される丹沢ってシアワセな山だと思います
皆で守ってあげないと・・・ですね
お手伝いお疲れ様でした〜
脚も回復したようでよかったです〜
massy
丹沢には、いろいろな方面の「ヌシ」の方が大勢いらっしゃいますので
私などは、日々修行中の身でして
丹沢は周辺の登山人口が多いので、ヤマレコでも多くのレコがアップされますが、
その土地、その土地で愛されてるお山はたくさんあると思います。
ただ自分に馴染みがなかったり、知らないだけで...。
ま、私の丹沢Love は否定しません。
massyさんの「バルサ愛」にも負けないぞっ
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