家形山
福島県
hanakawado
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 691m
- 下り
- 679m
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標高グラフを拡大| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
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感想
「瑠璃色の瞳」
家形山
山を愛する者は決して山で遭難してはならない
如何に元気と力があっても、天を仰ぎ山と己を見つめる慎重さを欠くならば岳人たる資格はない。
1958．12．30 吾妻山の会々員7名
吾妻連邦の大石から家形山に向かう途中にある慰霊碑の言葉。
27日は埼玉から友人と一緒に登山する事になりました。
ルートは不動沢〜硯石〜大根森〜五色沼分岐〜家形山のピストンプラン。
7時に過ぎスタート。
30分程で賽の河原という少し開けた場所から慶応山荘方面へ向かいました。
慶応山荘は現在、休みなので寄らずに硯石分岐に向かいました。
硯石分岐を過ぎるとホトトギスが鳴いていたので、しばし足を止めその鳴き声に耳を傾けました。
そこから30分くらい進むと冬ルートと夏ルートの分岐になる複数の杉が現れます。
今回はこの杉を左に巻いて夏ルートを登りました。
大根森まで出ると視界も開け眺めが素晴らしく良いルートだと思いました。
そこから藪ルートの急登を歩きようやく稜線にでると左側に大石が現れます。
魔女の瞳を初めて見た渡友人は声を出して感動していました。
続けて私も久々にその美しさに酔います。
風が吹いて小波が立つ水面は相変わらず美しく、縁はエメラルド、中央は瑠璃色に輝いて眩しかったです。
二人で眺めていると南西から徐々に晴れてきて、秋空を思わせるような見事なブルーの空が現れて、一切経にも日が差してきて空と瞳とのコントラストも最高でした。
お昼は家形山の山頂で食べる事にして慰霊碑前を通過。
慰霊碑の言葉を胸に刻んでから藪の多い家形山へ。
登りきるとケルンと三角点がありました。
素晴らしい景色を眺められた事に感謝して食事。
一切経へは入山禁止エリアの為にここでピストンとしました。
今回は台風の影響で予測の付かない天気だったが幸い晴れとなり素晴らしい山行となりました。
瑠璃色の瞳は何度見ても美しい。
悩んだ時、此処へ来るとなぜか初心に帰る事が出来て、それが元気の源となります。
この先何度でも登れるよう、私も天を仰ぎ山と己を見つめる慎重さを常に忘れずにいたい。
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