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Yamareco

記録ID: 195482
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

両神山(りょうかみさん)

2012年05月29日(火) 〜 2012年05月30日(水)
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コースタイム

05月29日(火)

1700 西武秩父駅着
1830 両神山荘着
2020 夕飯、お風呂後、部屋着。雷雨、素敵。
2120 就寝

05月30日(水)

0500 起床
0650 出発
0720 会所
0920 清滝
1020 両神神社
1050 両神山山頂着
1130 山頂発
1230 清滝小屋着
1410 両神山荘着
天候 晴れ〜曇り
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
コース状況/
危険箇所等
埼玉県奥秩父の両神山へ登ってきました。初めての単独行です。

《概要》

 二日連続の休みが急に取れたので、思い立ったが吉日的に登山へ。2月の宝登山以来です。西武秩父駅からバスで40分、さらに町営バスで50分という半端ねえアクセスの悪さに、早々に日帰りを諦め、ふもとの山荘に前泊する。しかし、自宅を午後2時半に出たにもかかわらず、なんと、最後の町営バスの最終便に、まさかの遅刻! 仕方なくタクシーで両神山荘へ。410円のところ、約5000円の手痛い出費。何気に西武秩父線も本数少なかったり、途中で先に行く特急を待ったりで、かなりのタイムロスなんだよねー。まあ前回書いたように、ボックス席だから、旅行気分は出るんだけどさ。


 ご存知のように火曜日の夜は全国的に不安定なお天気で、山荘に着いて素晴らしい夕飯を済ませた後、お風呂に入っていると雨ザーザーのピカッ、ゴロゴロゴロリンのオンパレード。なんかホラー映画のイントロみたいでワクワクしました。さて、大雨の翌日は晴れると期待して、就寝。ところが、この日は昼過ぎまで寝ていたので、登山前日の常識的な就寝時間である午後8〜9時になっても、全然眠くない。というか、がんばって一回ウトウトしたんだけど、完全な睡眠までには至らず、そっからかえって目が冴えちゃって冴えちゃって、もうこれさ、悪いけど全然眠れる気がしないんだよね。仕方なく午前2時くらいまで本を読んでました。トム・ロブ・スミスの「チャイルド44」。いやあ、これ、面白いわ。


 そこから二時間くらいはどうにか寝て、翌日、午前5時起床。うん、意外とスッキリできてる。おいしい朝食をお腹にたらふく詰め込んで、いざ、奥秩父の百名山へGO!


 最初の内は沢伝いを歩く、なかなかの納涼コース。苔むした倒木や岩、適度に立ちはだかるクサリ場も、むしろ飽きさせない工夫に感じてしまうくらいで、総合的には悪くないトレッキングコースだと思いました。途中の避難小屋・清滝小屋(のトイレ)も、ポジション的に嬉しい(たまたま工事中だったけど、仮設トイレもしっかりとした水洗仕様でした)。


 後半はちょっと単調だったかな。ともかく、約4時間で頂上へ。最初は晴れてたんだけど、お昼近くにはあいにくのガスまみれで、ガイドブックにあるように、近隣の「山名指呼に時を忘れる」というわけにはいかなかった。でも頂上では、昨日の山荘で一緒にご飯を食べて、色々とためになる、楽しい話を聞かせてくれたご夫婦にまたお会いして、新たにお薦めの山を教えてもらったりと、それはそれでいい時間を過ごせました。関西の人って、一つ一つのエピソードに必ずオチがあるよね。ああいう話術が自然に身についてるのって、聞いててちょっと感心してしまう。


 帰りはピストンなので割愛。最後に、今後、両神山に登る人のために、プチ情報。実は途中で分岐コースで七滝沢(ななたきさわ)コースというのがあるのだが、こっちの方はやたら「危険!」「経験者のみ!」「事故多発!」みたいな警告がいくつもしてあって、決して入っちゃダメってことはないんだけど、初めてだし、一人だし、結構勇気要る感じだったので、今回はパスしたのだが、帰りのバスの待合室で、今回で三度目の登頂の人にお話を伺ったら、「この山って、七滝沢コースじゃないと面白くないんだよね」ってサクッとおっしゃってました。そうだったのかー。いや、つまんないことはなかったけど、確かに、往復一緒のピストンよりは、ちょっと変化をつけたくなる感じではある。というわけで、今度来る時は、気をつけて、慎重に、ぜひ七滝沢コースを登るか、下るかしてみたいと思います。


《よかった点》

・ガイドブックをそのまま持ってくのではなく、必要な箇所だけコピーしてったら、やっぱ持ち運びやすくて便利。当たり前のことだけど、やっぱ大事だ。ガイドブックって結構かさばるしね。

・フリース代わりのブルゾンを持ってくか持ってかないかでかなり迷って、結果的にとりあえず持っていったのだが、やっぱり絶対必要だった! あー、持ってってよかった。やはり五月という季節を考えねばならない。Tシャツ一枚だと、汗が引いた後、腕がひんやりスースーして寒くてしょうがないのな。歩いてる最中。お昼時でも。7月8月だとまた違うんだろうけど。てか、登山用の軽めのフリース買おう。


《反省点》

・そのブルゾン、帰りのバス待ちのベンチに忘れてきちゃった。まあ、長く使ったから、ボロボロで、充分使命を果たしたからいいんだけどさ。ちゃんとお別れの挨拶をしたかった。

豪華な晩餐!
クサリ場。
朝方の林道。
両神山荘前にて。
両神山荘前にて。
10人もいると満席な感じ。
10人もいると満席な感じ。
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