白鳥山&鳥坂山 (櫛形山脈の最北)


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 420m
- 下り
- 413m
コースタイム
- 16:57追分コース分岐 - 17:51白鳥公園(追分コース登山口)- 19:28中条駅
※ 中条駅〜登山口、道がわからず、かなり時間をロスしています。
(道がわかれば、もっと早く着きます。)
天候 | 曇り 時々 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道はとてもよく整備されている。 |
写真
感想
「日本一小さな山脈」櫛形山脈の最北端、白鳥山(しろとりやま)と鳥坂山(とっさかやま)。
新潟県が梅雨入りした翌日、「どこか傘をさしてでも登れる山はないか。今まで行った山は詰まらないし・・・」
と探したのが櫛形山脈。
しかし、最高峰の櫛形山では、さすがに傘さし登山は無理そう。
しかも天候はよろしくない。
当日になって思いついたのが、標高が低い白鳥山。
可能ならば鳥坂山へも行きたい。
そう思い電車で中条駅へ。
登山口まで歩いて行ける距離ならば、グルリと歩いてこよう。
地図を見ながら歩きだすが、初めての町はちょっと戸惑う。
国道7号線に出るまではいいのだが、そこから登山口を探すのに一苦労。
(前日まで櫛形山あたりのことは調べまくったが、白鳥山へは余り調べなかった。)
1時間以上かかって、なんとか「宮の入コース」登山口に到着。
山に入ってしまえばこっちのものだ!
急登かと思えば、意外と簡単に30分ほどで白鳥山山頂に。
日本海が見えるとは思わなかった!
調査不足ゆえ。しかし、かえって新鮮な喜びに!
思わぬ絶景に喜んでいると、10分ほどで登山者一人が鳥坂山方向から
やってきた。
無愛想な登山者を後にして、鳥坂山へ向かう。
後日調べると、白鳥山山頂はかつての鳥坂城。
その空掘が「一の堀」から「五の堀」まである。
(「五の堀」の手前に、「追分コース」分岐がある。)
それらを越えていくと、マイクロウェーブに。
そのすぐ横を通ると、鳥坂山が見えた。
その様子から、これからの急登を覚悟する。
山頂の少し手前に見晴しのいい場所があり、水田と日本海が。
と、またまた思いがけず粟島が!
粟島が見えるとは知らなかった・・・。
山から海が、そして島が見えるとは、なんて贅沢な!
天気はどんどん良くなって、絶景に喜んでいる間に鳥坂山山頂に到着。
山頂からは粟島が良く見える。
このあたりから北側は晴れて気分がいい。
ひとり山頂を独占。
30分ほど休んでから下山。
白鳥山方向へ戻り、五の堀を過ぎた所にある「追分コース」から
下ることに。
登ってきた「宮の入コース」登山口あたりはうす暗いのに対して
「追分コース」は市街地にも近く、急斜面だが明るいようなので。
案の定、急な下りだか明るくていい。
しかも、場所によっては粟島が見える。
どのあたりに下りるのかわからなかったが、芝生の公園に出た。
「白鳥公園」であることがわかったが、ここで山を振り返りつつ
これからの車道歩きに備え、少し休む。
地図で確かめつつ、国道7号線をひたすら歩く。
30分ほどで腹が減ってきたので、ちょうどあった「すき家」に。
牛丼の中盛と「とん汁3点セット」(とん汁、生玉子、漬け物)を食べる。
こういう時に食べた物って、印象に残るよなー。
最近は毎週山を歩いているせいか、疲れは全くナシ。
それでも歩きを楽しむようにゆっくり駅へ向かう。
途中、夕焼け空になり、しばし幻想的な気分に。
少し道を間違えて遠回りしながらも、中条駅に到着。
思いがけぬ山からの絶景。駅から歩き、再び戻ってきたことの達成感。
車道歩きも含めて、とてもいい山歩きの1日だった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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いつも新しい発見の有る山行記録大変参考になります。
今回は、粟島の観える風景、緑にそまった田んぼと、とても目を楽しませて頂きました。
新潟にもいろいろな山がありますね。大変参考になりました。
「梅雨でも登れる山はないか」と低山を調べると
いつか行ってみたいと思っていた櫛形山脈は大丈夫では?
と思って行ってみました。
櫛形山は結構調べたのですが、白鳥山の方面は調べ方が不十分で
粟島が見えることすら知らず、でもそれがかえって新鮮な感動をくれました。
調べ過ぎないのも時にはいいかもしれませんね。
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