ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1986772
全員に公開
ハイキング
道東・知床

543 北根室ランチウェイ(セクションハイク 摩周第一→カムイヌプリ→西別岳→養老牛温泉→開陽台→中標津空港)

2019年09月01日(日) 〜 2019年09月03日(火)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
60.9km
登り
1,242m
下り
1,718m

コースタイム

1日目
山行
4:54
休憩
0:59
合計
5:53
9:20
59
10:19
10:25
28
683.2m三角点付近と思われる場所
10:53
10:55
13
標高点641mベンチ
11:08
11:13
19
11:32
0:00
7
標高722m付近
11:39
0:00
16
標高762m付近
11:55
12:06
10
12:16
0:00
6
標高762m付近
12:22
0:00
18
標高722m付近
12:40
12:52
13
13:05
0:00
21
標高点654mの南急カーブ地点
13:26
13:30
10
標高点712mピーク
13:40
13:47
8
13:55
14:00
7
14:07
0:00
12
ごくらく平
14:19
0:00
2
第3花園看板
14:21
0:00
3
リスケ分岐
14:24
14:31
3
14:34
0:00
16
リスケ分岐
14:50
0:00
8
ガマン坂上標高608m付近
14:58
0:00
15
ガマン坂看板
15:13
2日目
山行
9:19
休憩
3:13
合計
12:32
5:09
12
5:21
0:00
19
標高点328m三差路
5:40
0:00
24
林道を左に分ける
6:04
6:11
6
ゲート三差路(標高点241mの西)
6:17
0:00
16
標高点241m(63線)
6:33
0:00
12
標高点242m(61線)
6:45
0:00
3
水道施設
6:48
0:00
23
59線・十字路
7:11
0:00
17
ケネカ川
7:28
0:00
4
ケネカ湿原上
7:32
7:38
7
休憩(58線の辺り)
7:45
0:00
6
計根別浄水場(カンジウシ山西)
7:51
0:00
5
道道150号線横断(49番標柱・54線
7:56
0:00
7
カンジウシ川
8:03
0:00
7
標柱47番十字路
8:10
0:00
13
標柱46番
8:23
8:30
8
モアン山入口(標柱45番)
8:38
0:00
14
小さな沢
8:52
0:00
2
標高310m圏ピーク
8:54
0:00
12
標柱44番
9:06
0:00
2
モアン川
9:08
0:00
10
標柱43番
9:18
9:25
13
川沿いから離れる所
9:38
0:00
13
道道に合流・標柱42番
9:51
0:00
2
標柱41番・道道ゲート
9:53
10:33
7
10:40
0:00
7
林の中の十字路
10:47
0:00
3
小さな沢
10:50
0:00
5
10:55
0:00
6
湯宿だいいち
11:01
0:00
26
標柱38番・ここから車道沿いの林内の歩道へ
11:27
11:35
7
37番標柱・三差路
11:42
0:00
4
急カーブ
11:46
0:00
7
標柱36番
11:53
0:00
13
カーブ地点
12:06
0:00
7
標柱35番・森の中へ
12:13
0:00
3
標柱34番・クマ川へ曲る三差路
12:16
0:00
6
12:22
12:32
11
標柱33番十字路
12:43
0:00
13
マス川
12:56
0:00
10
横田牧場西・南方へ
13:06
0:00
6
小さな沢
13:12
0:00
5
国光牧場北(40線車道へ)
13:17
0:00
10
標柱31番。三差路(北25号道路へ)
13:27
0:00
6
標柱30番・三差路(39線車道へ)
13:33
13:38
5
防風林
13:43
0:00
7
牧草地の中へ
13:50
0:00
0
荒川
12:57
14:28
19
14:47
0:00
9
マンパス・防風林に入る
14:56
0:00
15
車道横断(37線道路)
15:11
0:00
9
防風林交差地点
15:20
0:00
3
車道へ(34線24号付近)
15:23
15:30
7
俣落川下降点
15:37
0:00
11
俣落川
15:48
0:00
7
標柱34番
15:55
16:00
24
標柱33番・新生バス停
16:24
0:00
8
車道に上がる(ここまでは牧草地沿い)
16:32
0:00
5
標柱22番
16:37
0:00
5
標柱21番
16:42
0:00
6
標柱20番・光バス停
16:48
山口牧場南
3日目
山行
4:40
休憩
0:48
合計
5:28
6:45
15
山口牧場南
7:00
0:00
5
最初の沢(31線付近)
7:05
0:00
13
標柱18番の沢
7:18
0:00
9
沢(30線付近)
7:27
0:00
7
防火帯(29線)
7:34
7:38
7
開陽台が見渡せる(ここから下る)
7:45
0:00
2
マンパス
7:47
0:00
4
カイヨウ川
7:51
0:00
16
車道沿いに歩く
8:07
8:10
22
休憩あづまや・トイレ
8:32
8:55
6
9:01
0:00
7
車道別れ
9:08
0:00
9
標柱14番(26線にのる)
9:17
0:00
15
26線19号(標柱13番)
9:32
0:00
8
26線17号(標柱12番)
9:40
0:00
8
26線16号
9:48
0:00
7
26線15号(沢)
9:55
9:56
8
26線14号(標柱11番・クランク)
10:04
0:00
9
26線13号(標柱10番)
10:13
0:00
3
開陽墓地
10:16
10:25
16
防風林入口(標柱9番)
10:41
0:00
17
11号横断
10:58
0:00
4
9号横断
11:02
0:00
5
クランク
11:07
0:00
5
クランク
11:12
11:20
21
7番標柱(8号横断)
11:41
0:00
16
標柱6番(防風林から畑へ)
11:57
0:00
5
家を迂回
12:02
0:00
6
迂回終了
12:08
0:00
5
空港前レンタカー屋十字路
天候 1日:快晴後曇り、2日:快晴。3日:快晴
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
1日:阿寒湖畔7:40(阿寒バス阿寒摩周号)8:30摩周駅8:50(弟子屈周遊バス)9:15摩周第一展望台(いずれも季節運行。夏のシーズンは9月1日で終了)
2日:光バス停の南500M17:28頃(中標津町営バス俣落線)17:56中標津バスターミナル
3日:中標津バスターミナル6:19(中標津町営バス俣落線)6:40頃、光バス停の南500M
※中標津町営バスは日曜祝日運休。中標津町の公式ホームページで路線図と時刻表を良く確認して利用のこと。
今回は利用しなかったが、養老牛温泉へのバスは土曜日も運休。
ちなみに、俣落線1便から養老牛温泉への1便。養老牛温泉の3便から俣落線中標津方面行き6便への接続を北光バス停で取っているので、養老牛温泉を起終点としたコース設定も出来る。
コース状況/
危険箇所等
全般に整備、道標良好。ただし標識は中標津から摩周方向を重視した設置になっているので、今回の逆回りでは、看板の向き等に注意が必要であった。
沢にかかる板橋・丸木橋が一部すべりやすい(カンジウシ川のが渡っているうちに斜めに傾き立っていたら落ちていた。四つんばいだったので無事)。
3日目の山口牧場〜開陽台間の沢のうち1つの橋が壊れていて渡渉。ただしくるぶしまでの水で靴を脱ぐ必要はなかった。
一部、笹が茂る所があるが、踏み跡は明瞭で、問題はない。
牧場内では草地を歩くので、朝のうちはロングスパッツがないと朝露でびしょぬれになるので注意。
その他周辺情報 養老牛温泉からまつの湯:無料。24時間。完全混浴露天のみ。脱衣所のみ男女別。
中標津:ホテルマルエー温泉の日帰り入浴500円。夕食バイキングセットがお得。バスターミナルから徒歩10分弱。
起点の摩周第一展望台。カムイヌプリも、斜里岳も見える。
2019年09月01日 09:11撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/1 9:11
起点の摩周第一展望台。カムイヌプリも、斜里岳も見える。
摩周湖の外輪山から根釧台地方面。地球は丸い!
2019年09月01日 09:36撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/1 9:36
摩周湖の外輪山から根釧台地方面。地球は丸い!
雄阿寒岳と雌阿寒岳がうっすらと見える。
2019年09月01日 10:24撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/1 10:24
雄阿寒岳と雌阿寒岳がうっすらと見える。
カムイヌプリが近づいてきた。
2019年09月01日 10:41撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/1 10:41
カムイヌプリが近づいてきた。
カムイヌプリ(摩周岳)頂上。曇ってきたよ〜。
2019年09月01日 11:58撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/1 11:58
カムイヌプリ(摩周岳)頂上。曇ってきたよ〜。
西別岳山頂。少し雨がぱらついた。
2019年09月01日 13:58撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/1 13:58
西別岳山頂。少し雨がぱらついた。
西別岳付近の稜線。伸びやか〜
2019年09月01日 13:59撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/1 13:59
西別岳付近の稜線。伸びやか〜
1日の終点。西別小屋。清潔で快適な小屋でした。
2019年09月01日 15:17撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/1 15:17
1日の終点。西別小屋。清潔で快適な小屋でした。
2日目は林道歩きでスタート。森の中の道は熊が出そう・・・
2019年09月02日 05:08撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/2 5:08
2日目は林道歩きでスタート。森の中の道は熊が出そう・・・
牧草地と森の境界線を歩く。遠くに見えるは、武佐岳。
2019年09月02日 06:45撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/2 6:45
牧草地と森の境界線を歩く。遠くに見えるは、武佐岳。
カンジウシ川の橋。良く滑る上に、渡っているうちに傾いてくる。
2019年09月02日 07:55撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/2 7:55
カンジウシ川の橋。良く滑る上に、渡っているうちに傾いてくる。
モアン山
2019年09月02日 08:02撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/2 8:02
モアン山
養老牛温泉に向けて車道を歩く
2019年09月02日 09:38撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/2 9:38
養老牛温泉に向けて車道を歩く
養老牛温泉、からまつの湯入口。
2019年09月02日 10:17撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/2 10:17
養老牛温泉、からまつの湯入口。
からまつの湯は完全開放露天。脱衣所のみ男女別の混浴。
2019年09月02日 10:32撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/2 10:32
からまつの湯は完全開放露天。脱衣所のみ男女別の混浴。
佐伯牧場手前の橋。流れが速くて怖い。
2019年09月02日 13:48撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/2 13:48
佐伯牧場手前の橋。流れが速くて怖い。
佐伯牧場。RanchiWayを整備した佐伯さんの農場。
2019年09月02日 13:52撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/2 13:52
佐伯牧場。RanchiWayを整備した佐伯さんの農場。
農場内のレストラン牧舎でお昼ご飯!かぼちゃスープが最高! 別注文のミルクも美味い。
2019年09月02日 14:05撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/2 14:05
農場内のレストラン牧舎でお昼ご飯!かぼちゃスープが最高! 別注文のミルクも美味い。
レストラン牧舎の外観。おっしゃれー
2019年09月02日 14:27撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/2 14:27
レストラン牧舎の外観。おっしゃれー
マンパスその1.
2019年09月02日 14:35撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/2 14:35
マンパスその1.
マンパスその2.
2019年09月02日 14:47撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/2 14:47
マンパスその2.
北海道の秋は短かい。牧草を刈り取って冬に備えなきゃ。
2019年09月02日 15:43撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/2 15:43
北海道の秋は短かい。牧草を刈り取って冬に備えなきゃ。
3日。昨日の続きから丘の上に着いた所で振り返って。
2019年09月03日 06:54撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
9/3 6:54
3日。昨日の続きから丘の上に着いた所で振り返って。
3日のハイライト開陽台が見えた!
2019年09月03日 07:32撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/3 7:32
3日のハイライト開陽台が見えた!
開陽台。地平線が丸い〜。
2019年09月03日 08:34撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/3 8:34
開陽台。地平線が丸い〜。
開陽台からの道は真っ直ぐ〜。
2019年09月03日 09:48撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/3 9:48
開陽台からの道は真っ直ぐ〜。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

9月1日 快晴後曇り
 北海道へお墓参り。そのついでに登山を企画する。(どっちがメインなんだか・・・)
 30日にお墓参りを済ませ、31日は両親とともに阿寒摩周観光バスでぐるりと周遊し、阿寒湖畔温泉で宿泊。
 1日。一人摩周駅に戻る朝のバスに乗車。この朝のバスは9月1日までの限定運行。
そして、摩周駅からのバスも今日までの運行。観光シーズンの最終盤というかんじであるが、紅葉にはまだ早い。
 
 昨日の摩周湖はガスがかかったり、晴れたりという感じであったが、今日はピーカン。阿寒富士も見渡せる好天である。
 トイレを済ませると、観光客の喧騒に別れを告げ、外輪山の登山道に入る。

 外輪山の登山道はそれほどの急登もなく、右手に根釧台地。左手に樹林越しに摩周湖。でも長い・・・ 日差しがじりじりと暑い。時折、摩周岳折り返しの登山者とすれ違う。
 摩周岳への分岐からは結構な急登。しかし登り切った摩周岳からの展望は雄大であった。斜里岳に雲がかかって見えないのだけが残念。
 この辺りから雲がかかり始めてきた。まさか降らないよね。今日はもしかしたら雷雨という予報であった。春の和名倉山で雷の恐怖を味わった身としては、今日は逃げ切りたい。
 西別岳でパラパラときたが、すぐに止み、また日差しがのぞく。西別岳からは一気に根釧台地の森へと駆け下っていく。

 西別小屋にはほぼ予定通りの15時過ぎに到着。水はないが、トイレ、お布団、食器類完備の豪華な避難小屋である。1階には薪ストーブまである。薪はタップリ。小屋の管理をされている方に頭が下がる思い。ありがたく小屋を使わせていただく。(それほど寒くなかったのと火をつける自信がなかったので、ストーブは使わず)
 定番のマーボー春雨に今日は鯖缶をプラスした夕食。勿論ビールはサッポロクラシックである。
 夕食を楽しんでいると、中標津方面から二人連れが到着。明日摩周岳方面に登るそうである。
 これから先の道の情報などを交換し、暗くなった19時過ぎには就寝。夜中は天の川と星々がきらめいていた。ただ、夜一人で外にいるのは、クマが怖い・・・。

9月2日 今日も快晴。
 北海道の朝は早い。まだ暗いうちに起きだして朝食と掃除。5時過ぎに出発。今日は勾配はほとんどないが長い。今日は中標津に宿を取っており、佐伯牧場からの夕方のバスで向かう予定だが、出来れば佐伯牧場の先の山口牧場で夕方のバスを捕まえておくと、明日の行程に余裕が出る。そういう訳で、佐伯牧場の宿泊予約はしなかった。
 はじめは森の中、やがて牧草地脇になる未舗装の林道をテクテク歩く。ここからは、標識が立って道案内をしてくれるようになる。
ただ、標識は中標津から摩周方向を重視した設置になっているので、今回の逆回りでは、看板の向き等に注意が必要な個所があった。

 一部、笹が茂る所があるが、踏み跡は明瞭で、問題はない。
牧場内では草地を歩くので、朝のうちはロングスパッツがないと朝露でびしょぬれになるので注意。
 ケネカ湿原は、結構ぐちょぐちょ。ハイカットの靴であったので水は侵入しなかったが、ハイキングシューズだとやられてしまうかも。
 沢にかかる板橋・丸木橋が一部すべりやすい(カンジウシ川のが渡っているうちに斜めに傾きはじめ、立ってわたっていたらきっと落ちていた。四つんばいだったので無事。)
 徐々に森から牧草地帯へ入り、モアン山もイイ感じ。登りたいが、今は放牧期間のため登れない。
 再び森に入り、養老牛温泉に向かう車道からは、知床の入り口の山々の展望が広がった。
 養老牛温泉は次々に宿が閉鎖され、今は1軒のみ。しかも、私には縁のない高級旅館。しかしながら、無料の露天風呂、「からまつの湯」がここにはある。
 小さな脱衣小屋で服を脱ぎ、湯に浸かる。すぐ脇には川が流れ、こちらの水は超冷たい!
 さっと汗を流して、再びアルキニストに。せっかく汗を流したのに、登り坂でまた汗をかく・・・
 森から再び牧草地へと入っていく。
 途中の牧場では「ワンワンワン!」とけたたましく吠える3匹の犬がkokudo目掛けて突進してきた。
 ストックで身構えるも、2匹は門のところで吠えるだけで、道路にはやってこない。一匹は尻尾を振りながらついて来たり、前をいったりする。
 襲われなくてよかったと安堵しながら、何軒もの牧場を横目に見ながら、ついに佐伯牧場に到着。まだ、13時前。これなら、山口牧場には十分たどり着ける。

 佐伯牧場内のレストラン牧舎で美味しいランチをいただく。
かぼちゃスープが最高! 別注文のミルクも美味い。
 レストランのお隣の席には、な、なんと、このランチウェイを整備した佐伯さんと信越トレイルを整備した方が談笑なさっていた。
 信越トレイルは、今年、苗場山まで延長されたそうである。

 満腹になったところで、出発。始めはぼ牧場内を横切って、やがて、防風林の中を進んでいく。予めプリントアウトした地図とはルートが違っている箇所がある。
やはり、牧場内を通るのは難しんだなと感じつつ、歩みを進める。
 もうすぐ今日の終点というあたりでは、何台もの機械で牧草を一生懸命刈り取っている様子を見た。冬に備える準備がここでも進んでいた。
 山口牧場の東、車道から離れ開陽台へと向かうポイントで、自由乗降の町営バスが来るのを待った。

 バスは貸し切り状態。まあ、通学生を下ろした後の回送状態なので、当然と言えば当然。ちなみに、普段は途中から乗る乗客がいないので、バスが見えたら大きく手を振るなどして乗ることを知らせないと、止まらないです。

 今日の宿はバスターミナルそばの素泊まりビジネス旅館。お風呂はシャワーだったので、ホテルマルエー温泉の日帰り入浴500円に入りにいく。しかし、ここで夕食バイキングセットがお得であることが判明。入浴後、食事も済ませてしまった。(バスターミナルから徒歩10分弱。途中コンビニ有り)

9月3日 今日も快晴
 3日目、中標津バスターミナルから町営バスで昨日の終点、山口牧場の東側のトレイル分岐地点へと向かう。
 今日もいい天気だ。牧草地の横の林の中を進んでいく。何度かアップダウンを繰り返していくが、山口牧場〜開陽台間の沢のうち1つの橋が壊れていて渡渉。ただし、くるぶしまでの水で靴を脱ぐ必要はなかった。
 やがて、開陽台が望めるようになって、一度カイヨウ川へ降り、再び登り返す。結構な登りで開陽台に到着。まだ、早朝のため、観光客の姿は少ない。景色は360度の大パノラマ。このままずっと昼寝していたいような気持よさ。
 ちなみに、展望台の裏手にテントサイトがあって、2〜3張り張られていた。順路通りならここでテントを張るのもいいかもしれない。

 開陽台からは、根釧台地の畑の中をひたすら進む。開陽墓地までは車道を利用するするため、日差しがきつい。(大半は未舗装道路)
 開陽墓地からは、ほぼ防風林の中を進む。林の中は涼しくて気持ちいいが、今度は蚊に悩まされる。立ち止まると近寄ってくるのだ。
 最後の空港までの30分は再び車道。
 ようやく着いた〜。飛行機まではまだ2時間以上ある。
 空港前の公園のトイレでまずは、荷物の整理とスパッツなどを乾かしてから、空港ビルに入る。
 ちなみに中標津空港の食堂は喫茶店風の1軒のみで、メニューは少なめ。ご注意を。

 完歩ではないけれど、ロングトレイルって楽しい!。
また、別のトレイルにも行ってみたいと思う。

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