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記録ID: 198985
全員に公開
雪山ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良

くろがね小屋【スノーシュー】

2009年02月26日(木) 〜 2009年02月27日(金)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
7.5km
登り
682m
下り
302m

コースタイム

2月26日
登山口11:20-13:30くろがね小屋
2月27日
くろがね小屋7:30-9:20ロープウェイ駅
天候 2月26日 晴れ
2月27日 曇り
過去天気図(気象庁) 2009年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車は登山口、スキー場の無料駐車場に駐車する。
コース状況/
危険箇所等
◆この山行日に関して・・・
勢至平分岐を過ぎてくろがね小屋に至るまでは雪の斜面を歩くのでかなり怖い。下の沢までかなりの高度差があって怖い。
今回の山行においてはすべての行程でスノーシューを装着している。
あだたら高原富士急ホテル脇からスノーシューを装着して出発します。平日なので登山者はほとんどみかけません。
あだたら高原富士急ホテル脇からスノーシューを装着して出発します。平日なので登山者はほとんどみかけません。
林道部分を歩いています。雲は多めでしたが良い天気になりました。歩くと暑いくらいの気温でした。
林道部分を歩いています。雲は多めでしたが良い天気になりました。歩くと暑いくらいの気温でした。
これまでに雪はしっかり積もっており道標もこんな状況です。発見できて良かったです。現在位置の確認ができました。
これまでに雪はしっかり積もっており道標もこんな状況です。発見できて良かったです。現在位置の確認ができました。
勢至平です。踏み跡はたくさんありました。ここから左折して雪の斜面横切っていくのでかなり怖いです。
勢至平です。踏み跡はたくさんありました。ここから左折して雪の斜面横切っていくのでかなり怖いです。
ヒヤヒヤしながら斜面を落ち着いて歩いていると遠くにくろがね小屋が見えてきました。ホッとする瞬間です。
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ヒヤヒヤしながら斜面を落ち着いて歩いていると遠くにくろがね小屋が見えてきました。ホッとする瞬間です。
くろがね小屋に着く少し手前にも恐怖を感じる斜面があり油断できません。くろがね小屋は2004年11月以来二度目の宿泊。
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くろがね小屋に着く少し手前にも恐怖を感じる斜面があり油断できません。くろがね小屋は2004年11月以来二度目の宿泊。
くろがね小屋から来た道を振り返ります。こちらから見て右手に道がありますが雪の斜面でとても怖いです。
くろがね小屋から来た道を振り返ります。こちらから見て右手に道がありますが雪の斜面でとても怖いです。
「くろがね小屋」の看板の下は扉ですが、雪が積もっており開けることはできません。向かって右側にいくと出入り口があります。
「くろがね小屋」の看板の下は扉ですが、雪が積もっており開けることはできません。向かって右側にいくと出入り口があります。
なかに入ると石炭ストーブがありました。小屋番さんがコーヒーを沸かしていました。ご馳走になりました。♪
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なかに入ると石炭ストーブがありました。小屋番さんがコーヒーを沸かしていました。ご馳走になりました。♪
くろがね小屋の2階部分です。寝室は2階になります。屋根の高いところでは中2階も設定されていました。
くろがね小屋の2階部分です。寝室は2階になります。屋根の高いところでは中2階も設定されていました。
出入り口から2階を見ました。階段を登るときは靴を脱いでになります。広々した空間が広がっています。
出入り口から2階を見ました。階段を登るときは靴を脱いでになります。広々した空間が広がっています。
ストーブの煙突から出る熱気で衣類の乾燥を行います。今日の泊まりは我々2人だけなので思いっきり使わせてもらいました。
ストーブの煙突から出る熱気で衣類の乾燥を行います。今日の泊まりは我々2人だけなので思いっきり使わせてもらいました。
1階部分を見ています。日帰りの登山者が休憩されています。夕食、朝食は手前のテーブルではなく奥のテーブルでいただきました。
1階部分を見ています。日帰りの登山者が休憩されています。夕食、朝食は手前のテーブルではなく奥のテーブルでいただきました。
さて、温泉に入ります。男湯と女湯と分かれています。一つの建物内に風呂もトイレもありますので移動が楽です。
さて、温泉に入ります。男湯と女湯と分かれています。一つの建物内に風呂もトイレもありますので移動が楽です。
風呂の窓を開けました。雪景色が広がっています。温泉は白濁しています。湯舟と床はヒバの木で滑りやすくなっています。
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風呂の窓を開けました。雪景色が広がっています。温泉は白濁しています。湯舟と床はヒバの木で滑りやすくなっています。
風呂から上がったら・・・一杯やりますか!地酒があります。山小屋としては破格の値段です。けっこう飲みました。
風呂から上がったら・・・一杯やりますか!地酒があります。山小屋としては破格の値段です。けっこう飲みました。
淡い日差しが小屋のなかに入っています。まったりとした時間を過ごしています。贅沢な時間の使い方ですね。
淡い日差しが小屋のなかに入っています。まったりとした時間を過ごしています。贅沢な時間の使い方ですね。
地酒です。二種類ありました。これを交互にもっきり酒でいただきました。一人で飲んでいたのであまり酔うことはありませんでした。
地酒です。二種類ありました。これを交互にもっきり酒でいただきました。一人で飲んでいたのであまり酔うことはありませんでした。
くろがね小屋の象徴の鐘です。出入り口の外側にぶら下がっていました。見るからに寒々しい姿ですね。
くろがね小屋の象徴の鐘です。出入り口の外側にぶら下がっていました。見るからに寒々しい姿ですね。
夕方になりランプが灯りました。淡く優しい光です。小屋番さんの親戚の女性が手伝いに来られるはずだったのですがなかなか来られないので迎えに行かれました。無事でした。
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夕方になりランプが灯りました。淡く優しい光です。小屋番さんの親戚の女性が手伝いに来られるはずだったのですがなかなか来られないので迎えに行かれました。無事でした。
小屋番さんが親戚の女性と戻られてから夕食です。定番のカレーライスです。よく煮込んであり美味しかったです。
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小屋番さんが親戚の女性と戻られてから夕食です。定番のカレーライスです。よく煮込んであり美味しかったです。
二日目、スノーシューで山頂を目指します。今日もすべての行程でスノーシューを装着しています。道はよく分かりませんでしたが一番高いところを目指しました。
二日目、スノーシューで山頂を目指します。今日もすべての行程でスノーシューを装着しています。道はよく分かりませんでしたが一番高いところを目指しました。
面倒くさくなったので山頂はパスすることにして山頂直下をトラバースしています。2011年3月もくろがね小屋に泊まりましたが山頂はパスしています。
面倒くさくなったので山頂はパスすることにして山頂直下をトラバースしています。2011年3月もくろがね小屋に泊まりましたが山頂はパスしています。
一路、ロープウェイ駅を目指します。眼下には二本松の街並みが見えていました。ガスってはいましたが好天の部類でしょう。
一路、ロープウェイ駅を目指します。眼下には二本松の街並みが見えていました。ガスってはいましたが好天の部類でしょう。
ロープウェイ山頂駅まではこのように赤旗が設置されていました。少々の悪天候なら落ち着いて行動すれば大丈夫です(?)。
ロープウェイ山頂駅まではこのように赤旗が設置されていました。少々の悪天候なら落ち着いて行動すれば大丈夫です(?)。
間もなくゴールです。そんなに寒くなく二日間を過ごすことができました。雪山も温泉も堪能することができ満足のいく山行でした。
間もなくゴールです。そんなに寒くなく二日間を過ごすことができました。雪山も温泉も堪能することができ満足のいく山行でした。
山頂方面を振り返ります。なだらかで優美な山容でした。そこに雪がかかるとさらに荘厳な雰囲気を感じます。
山頂方面を振り返ります。なだらかで優美な山容でした。そこに雪がかかるとさらに荘厳な雰囲気を感じます。

感想

安達太良山、2004年11月に単独で登って以来。今度は雪の時期にスノーシュー登山でくろがね小屋に再度泊まる。余力と気力があれば安達太良山山頂に。

前回は晴れており、高村光太郎の「安多多羅山の山の上に、毎日出ている青い空が、智恵子のほんとの空だといふ」を実感することができたが今回は微妙。

無雪期ではまったく問題なかった勢至平を左折してくろがね小屋までの区間は雪が積もると雪の斜面に変わっておりとても怖かった。無雪期は林道になっている。

小屋番さんは自衛隊出身のイトウさん。いろいろお話を聞かせてもらったりこちらのスノーシューについて聞かれたりで盛り上がった。親戚の女性はやはりトラバースエリアで往生し、到着が遅れたとのこと。無事で何よりでした。イトウさんは山スキ―で迎えに行かれた。

冬季の開設しているくろがね小屋は、温泉もトイレも小屋のなかにあり雨でも雪でも一度外に出てということがないのでとてもありがたいということをemu44が言ってました。

くろがね小屋にはこの後、2011年3月2日3日と泊まりで出かけた。そしてご存知のように3月11日には東日本大震災が発生し多くの方が亡くなられ今も行方不明の方がいらっしゃる。そして福島の原発事故の影響は今もなお生活の自由を奪われている方が多くいらっしゃる。
亡くなられた方のご冥福をお祈りし、今も被害に苦しまれていらっしゃる方に衷心よりお見舞い申し上げます。
(2012年6月)

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