ニセイカウシュッペ山
- GPS
- 56:00
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,352m
- 下り
- 1,352m
コースタイム
26日 C₁=C₂ 1/0.5 1533 1/0.5 1742下 2.5/2 1742先尾根上
27日 C₂ 2.5 1742先尾根上 1 大槍先引き返し 1.5 C₂ 4 林道入口
/は行き/帰りです。
天候 | 視界は無く、ニセイカウシュッペ山は姿を見せず。 25日 冬型決まって、寒気居座る。吹雪のち雪。 26日 冬型の緩み。寒気も弱まる。雪のち曇り。 27日 前線持ちLの接近。曇りのち雨。 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夏道は解るが、分かるという程度。セッピはあまり大きなものはできていなかった。 |
感想
25日(金)
高速使って旭川層雲峡ICまで。ETC深夜5割引で2000円也。地吹雪の中林道入り口を探す。が、暗いせいか良く分からん。ということで、明るくなるまで寝ることに。6時の概況を聞き、ウトウトしてたら7時の概況。すぐ先に林道入口はあった。地図上のニセイテシオマップ川に向かってる林道。車で入れそうな林道だが、除雪がされていない為入口からデッパ。林道はそのままずっと550の二股まで続いている。それから先も右股川沿いに続いている雰囲気。僕らの行く左股は立ち入り禁止と書かれたロープが書かれてあってその先も林道が続いている。620の二股までは林道。林道雪崩は、対岸とかあるのかなぁとかいうところもあったが、道を歩いている限り大丈夫。620二股でちょっと小川を跨いで、右股へと進む。この先は車が通れるような林道ではなくブル道チックで、道は斜面をトラバリ上がっていく事となる。それまでも何個もあった堰堤を下に見つつ690二股付近まで。道がえぐれて落ちているところが、堰堤の巻きと言われている所でしょう。一応SLトップ。あと、道が急でシールで登れない2年目は壺にしたところもあった。あとは、笹の見えてる尾根をグイグイ登って912。意外と笹はだるくない。そこから1061にコンパスきって進んでいくと、ブル道?発見。そのまま使って登っていく。上の方に行けば笹さんは倒れてんのかなぁとか思って進んでいくが、そんなことは無く、南西尾根までは去年の冬合宿を思い出すような笹の出具合。それでもどんより雪が舞ってる中スキーで登っていくってのは、なんか冬だなぁと感慨にふける。1371付近に着いたところで、夏道発見。夏道上を行く。夏道以外はカンバ生えてたりであんまり行きたくない。テンバ探しつつ登っていくが、広い場所もあまりないので、諦めてc1350くらいのタンネの下でテンパる。これより上もポツリポツリとタンネはあるし、泊まれそうなところはある。ちなみに携帯通じました。
26日(土)
ガッツリ寝て3時起き。概況聞きつつデッパ。夏道使っていく。1533辺りまで来ても、カンバは消えない。その先のポコの前後で尾根上に夏道が乗る所は、尾根の上に吹溜りがちょこんと存在。基本南向き。君たちが成長すれば不規則とかになるんだね。頑張って大きくなれよ。何事もなく1742前で夏道がトラバリ始める。尾根上はカンバ生えててだるそう。これがシュカブラになるまで埋まるんだよなぁきっと。その後1742を回りこんで向きが変わる辺りで木が邪魔で一瞬ツボ。この辺りの斜面が一番急。夏道分からんくらい雪があったら、そもそも無理だろう。その後、沢型地形が出てきて、SLトップでステップきっていく。ちょっと足場も不安定だったので、空身でピッケル山側に持たせて一人ずつ。このあたりからようやくカンバより身長が上回る。その先また白いところが出てきて、木を掴んでちょっと登って上巻き。しようとしたら、3人目から地面露出してとてもじゃないけど登れないので、下巻き。そのあと、白い斜面が出てきたので、下から巻いていく。で、次に白っぽいところが出てきて、尾根も近かったので、上に登る。雪稜なんてどこにもない。ちなみに今回の雪の量は、ほとんど雪が積もっていない上に新雪が積もっている感じ。ツボにすると地面を感じる。ここら辺の斜面は、カンバとかハイ松とかちょこっと見えてる程度で、たぶん雪が積もったら一面真っ白なんでしょう。時間もないし、視界もないし、雪の粒が当たって痛いので、来る途中から対岸はおろか下の沢型すら見えていなかったが、今日は回復傾向にあるはずだと踏んで時間待ちしてみる。1時間ほど粘ってみるが、良くならないので引き返し。帰りは同じルートで、1742回り込む辺りまで壺。その後シール。一つ目の白いところは、通ってみた感じしっかりしてたので、慎重に一人ずつ通過した。夏道は、シールを外すのはちょっと危険。派手にこけたら落ちる。が、シールつけて滑って行けば問題なし。なんかこの感じ冬山に来ているようだ。もうそろそろ初冬の時期かな。楽しみだ。
27日(日)
明日までかかるとメンツが学校的に極いと言う話なので、今日はアタック装備で行ける限り行って下山、ということで、CTとか余裕とか考えて、10時をリミットとして動くことに。昨日と同じ場所まで一瞬で。一旦壺にしたところからはシーデポ。今日は何とか下の沢型までは見える視界があるのでそこそこKDKあり。トレースもあったせいか、昨日より2時間くらい早い。この速さならPまで行けるんだな。その先は尾根上を行く事に。確かに南側急。北も急。雪が積もってこのちょろちょろ生えてんのがなくなったら怖いだろうねぇ。スキー置いてきたせいでハイ松とかにズボズボ埋まってダルイ。GAPはなるほど、雪が付いた時のことは想像できるくらいではあった。そのさき、尾根上に雪稜とかがいくつか現れるが、尾根に雪稜が乗っているだけ。ラッセル極いだけなので巻いたり。大槍の登りだしのあたりで夏道が戻ってきたので復帰。大槍をトラバる。道。周りはシュカブラだらけ。このあたりからやはり沢の吹き上げかちょっと風強い。大槍トラバリ終えたところで、行く先は見えないし、時間も9時30分ってことで引き返し。さーて頑張んないと下山できないよってことでさくっとテンバまで。その後は下っていくが、2年目のtopとしての実力がまだまだなせいで非常に時間がかかる。1061コルのあたりからは雨も降りだすし、しびれを切らして方針等にガンガン口出して、しまいにはSLトップで壺で降ろして550二股まで。車を持ってこられそうな雪量だったので、車持ってきて、下山。林道入口は携帯入りますが、550の二股は携帯入りません。あとは黒岳の湯入って、反省会して、道に迷ったりしつつ帰札。お疲れ様でした。
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