隠岐四島：ハイキングの旅

2019年10月14日(月) 〜 2019年10月17日(木)

天候

4日間共に晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車 船 飛行機

往路：バスタ新宿19:40〜（バス）〜翌朝6:35米子7:40〜（バス）〜8:32七類港9:30〜（フェリー）〜11:30知夫里港
復路：道後：西郷港15:10〜（フェリー）〜17:35七類港18:00〜（バス）〜18:26米子空港〜（飛行機）〜羽田

コース状況／危険箇所等

道後：大満寺山へは、登山日現在、浄土ケ浜方面から林道に入る事。
　　　乳房杉上の登山口の所で、そこから先は通行止めになっていた。
　　　低山だが、急登。フィックスロープ有り。

写真

10/14 9:50

【10月14日】
米子港からフェリ―で出発。米子港のターミナルビルは、勿論、「ゲゲゲの鬼太郎」のモチーフ！　良く知らないのですが、傘お化けと目玉小僧でしょうか？

10/14 11:11

島前の島々が近づいてきました。

10/14 11:49

最初の目的地、知夫里島：来居港へ。

10/14 14:05

来居港から、ハイキング開始。放牧が盛んなので、道路にも、牛の落とし物が沢山！

10/14 14:20

先ず「赤壁」へ。解説1

10/14 14:25

解説2

10/14 14:27

これが、その「赤壁」です。地球の太古の営みを間近で見られます。

10/14 14:37

ドローン撮影をしている人が居ました。その方の手元のモニターで、あちら側も自分が立っている足下の壁も見る事が出来ました。すごい！

10/14 14:53

カワラナデシコ

10/14 14:55

赤ハゲ山（324.5m）へ向かいます。

10/14 15:34

ひたすら、車道を登ります。

10/14 15:45

のんびりと草を食む牛の親子。

10/14 15:53

牧柵の向こうに日本海。

10/14 15:59

赤ハゲ山山頂。春にはノダイコンの薄紫の花で埋め尽くされるそうです。

10/14 15:58

山頂からは、明日訪問予定の西ノ島が指呼の間！

10/15 15:21

【10月15日】
朝のフェリーでお隣の西ノ島：別府港へ。バスで浦郷へ。
由良比女神社からハイキング開始。先ず、「磨天崖」へ。柵から身を乗り出してみても、足下が見えません。

10/15 15:26

摩天崖の標識から、国賀海岸の断崖絶壁のハイキング。

10/15 15:54

振り返ると、摩天崖が見渡せます。先ほどは、あの突端に居ました。

10/15 15:56

国賀海岸は放牧場にもなってます。牛糞に生えたキノコ。無毒だそうですが、食べる気にはなれませんね！

10/15 16:06

隠岐の島だけに咲く、ダルマギク。崖を好みます。

10/15 16:10

通天橋まで歩いてきました。穴は一つだけと思ったら・・・→

10/15 16:16

・・・→見る角度が変わると、3つ空いてました。

10/15 16:17

こちらは、観音岩。耳たぶの辺りと首周りに、ダルマギクが咲いているそうです。

10/16 14:09

【10月16日】
今日は、別府港から後醍醐天皇ゆかりの黒木御所をめぐるハイキング。昼食後、フェリーでお隣の中ノ島（海士町）へ渡り、後鳥羽院ゆかりの史跡を巡るハイキング。ここは、後鳥羽院を祭る隠岐神社。

10/16 14:10

歌聖：後鳥羽天皇の望郷と諦観の歌。19年暮らして、この地で没したそうです。遠流1年で島抜けして政権に返り咲いた後醍醐天皇とは異なった人柄を感じさせます。

【10月17日】
今日は、朝から別行動。朝一の高速艇で道後に渡り、レンタカーで気の赴くままに！　先ず、島の東側へ。
「都万の船小屋」：干満差の少ない内海の船や漁具をしまう小屋です。

10/17 9:46

次は「壇鏡の滝」。

10/17 9:46

ここから入っていきます。

10/17 9:53

壇鏡の滝は二つの滝から成っています。こちらは雄滝。正面からはこのように見えますが・・・→

10/17 9:54

・・・→横から見ると、大きくせり出したハングに架かっているのが分かります。

10/17 9:55

滝の裏側に入れます。これは、裏から。

10/17 10:02

こちらは、雌滝。

10/17 10:05

解説です。

10/17 10:53

那久岬。隠岐水道を隔てて、島前の島々。ここで駄作を一句。
「流されし　大君たちも　渡りたもふ
　　　隠岐の水道　白く　ひかりをり」

10/17 12:17

今度は、島の東へ。浄土ケ浦海岸を経て、乳房杉へ。
先ず解説。

10/17 12:17

これが、乳房杉。屋久杉を思わせます。

10/17 12:31

乳房杉から500mほど林道を上がると、大満寺山（607.7m：隠岐諸島の最高峰）の登山口へ。
結構な急登です。フィックスロープが助かります。

10/17 12:42

山頂標識。立派な銅板の方向指示版が有りました。

10/17 12:43

展望は、まあまあ。

10/17 12:43

山が多い事が良く分かります。

10/17 14:02

帰りに「佐々木家住宅」に寄りました。

10/17 14:05

200年前に立てられた隠岐造りの家。当時のままだそうな！

10/17 14:06

檜皮葺に置き石の屋根。

西郷港15:10のフェリーで七類港へ戻ります。正面の山が大満寺山。威風堂々と西郷港を守っています。

撮影機器：

FinePix XP70 富士フイルム

感想

mizuki

・山友のKさんと、6日の夜行バスで尾瀬に入り、「尾瀬笠ケ岳~山ノ鼻〜元湯〜御池〜会津駒ケ岳〜中門岳」と、3泊4日の長駆をして、10日に下山。中2日おいて、13日の夜行バスで米子入りして今回の3泊4日のハイキング旅・・・、さすがに疲れた。

・隠岐諸島のハイキングに、いつの日か行ってみたいと思っていた。
　Kさんの所属する会で計画が有ると聞き、会員外の参加を認めてもらって参加。総勢15名の賑やかな旅。
・私は、最終日を別行動にし、一人道後の山を登り、景勝の地を巡って来た。

・ほとんどの観光客は、観光バスで点を打つように名所を訪問。
・私達は、港から幾つもの景勝地や名所を線でつないで歩いた。切通しや海食崖の地層、牧畜や農耕の様子、野辺の花々、そして、史跡・・・歩けばこそ分かる隠岐の島々の重層的な営みを感じる事が出来た。会員には、様々な「博士」が居て、沢山の耳学問をすることが出来た。

・知夫里島の赤ハゲ山には、春になるとノダイコン（ハマダイコン）の花が咲き、一面、うす紫色に染まるそうな。春に再訪してみたいものだ。

コメント

柚

すごい。。。
mizukiさん、おはようございます。
どこからその体力があるんですか？
あんなに小さい体からみなぎる体力は衰えることを知らなさそうですよね。
私がmizukiさんの歳になった時に、同じに動けるのだろうか？きっと無理だな。。。
人生を謳歌する見本ですよねー。

mizuki

Re: すごい。。。
chaco_chan さん、おはようございます。
体力なんてないですよ。気力で登っている感じ！　
体は正直で、疲れると左目がたちどころに充血して来ます。
山は逃げないけれど、私の体力は年々、逃げていく・・・動けるうちに動かなきゃ
　紅葉の美しい季節、まだまだ、のんびりしていられない