槇尾山 雪、バリルート、道迷いでパニック


- GPS
- --:--
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 586m
- 下り
- 571m
天候 | 晴れのち曇り、一時雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
複雑に入り組んで分岐の多い道。破線ルートも多く、途中雪に降られ道が分からなくなるアクシデントに見舞われる。 地図も持たずに来た自分はどこを歩いているか分からなくなるという初めての経験にパニックをおこすなど反省の多い登山となった。 (後日好天時に地図をもって来たら全然迷わず) |
写真
感想
和泉市にある槇尾山に行ってきた。
ダイヤモンドトレイルの終点であるし、「ワンダーフォーゲル」2月号にて“美しい滝のある山”として紹介されてたのでちょっと興味が出たのだ。
場所は和泉葛城山からそう遠くない大阪府の南の方。
この日の天気はそれほど悪くない…予報だと昼から15時くらいまでちょっと降水確率が高いから雨具は入れていこう。
槇尾山は標高600メートル。
駐車場からの標高差は200も無い。
うむ、これは楽勝コースだな。
金剛山地の地図も買ったし、ライトもあるし、何の不安も無いぞ!
しかしそんな初心者丸出し君をあざ笑うかのように天候は悪化、なんと雪が降り出した。
初めての山中での雪に焦る私。
そう、今回の山行は予想外の出来事の連続だった。
踏み込んだ初めてのバリエーションルート!
登山開始後、予報には無い強風と雪の嵐!
道を見失い迷いまくり!
迫る夕刻、びしょ濡れの帽子と手袋!
目的地の施福寺はいったい何処!?
…そんなこんなの3時間
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当時を思い返して。
そもそも登山開始が昼の12時というのが山をなめてるわけだけど、この当時の自分は早出する習慣がなかったんだよね。
ワンダーフォーゲルに載っていた滝へのコースはバリルートで、当時の自分は避けて正解の難易度だった為、途中すれ違ったベテラン登山者の忠告どおり滝にはいかず山頂を目指した。
ここまでは良かったのだが、この牧尾山、入り組んだ分岐点の沢山ある低山特有の道迷いの危険のある山だった。
しかも山と高原地図の縮尺では登山道の詳細は分からず、スマホのグーグルマップ頼りという今思えば信じられない状態。
途中激しく雪が降り出しホワイトアウトした辺りで冷静さを失っていたと思う。
この時は施福寺にあるというダイトレの標識を見たくて、山頂へ行った後にショートカットできるバリルートで寺を目指したのだが、こちら側からの道は寺によってふさがれているということを知らずに向かってしまった所為で行き詰まり、どこへ進めば施福寺へ行けるのか、第二の目標である蔵岩への道はどれか、そもそも自分はどこにいるのか分からなくなっていた。
標高600m、登山口からは標高差200ほどしかない低山でも道迷いはするという事
天気予報を確認し山に入るべきという事
冬は日が短いので早出し時間に余裕を持つべきだという事
地図を携帯し、事前にコースについて調査すべきという事…
こんな当たり前の事を今回の槇尾山で痛いほど思い知らされ反省。
思えば登山を始めて2か月未満のこの時に痛い目見ておいてよかった。
迷いながら何とか蔵岩までたどり着き、そこで会った大学生に恥ずかしながら道迷いの為道を教えてほしいと頼み、何とか下山できた時は心身ともに疲れ果てていたが、登山開始から3時間しか経っておらず唖然としたものだ。
この牧尾山、一か月後の晴れの日に地図をもって再挑戦したらあっけなく山頂と蔵岩に辿り着けた。
知識があるだけでこんなに簡単に正解ルートが分かるのかと実感。
他に山頂付近で捻挫した金峰山などいくつか今後の教訓となった山はあるがそれはまた次の機会に。
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