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Yamareco

記録ID: 204606
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

秋の涸沢

2007年10月06日(土) 〜 2007年10月07日(日)
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hiratsuka その他1人
過去天気図(気象庁) 2007年10月の天気図
2007年10月06日 09:21撮影 by  CYBERSHOT, SONY
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2007年10月06日 09:22撮影 by  CYBERSHOT, SONY
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2007年10月06日 10:25撮影 by  CYBERSHOT, SONY
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2007年10月06日 11:18撮影 by  CYBERSHOT, SONY
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2007年10月06日 11:51撮影 by  CYBERSHOT, SONY
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2007年10月06日 11:53撮影 by  CYBERSHOT, SONY
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2007年10月06日 13:20撮影 by  CYBERSHOT, SONY
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2007年10月06日 13:37撮影 by  CYBERSHOT, SONY
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2007年10月06日 16:32撮影 by  CYBERSHOT, SONY
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2007年10月06日 16:53撮影 by  CYBERSHOT, SONY
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2007年10月06日 16:57撮影 by  CYBERSHOT, SONY
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2007年10月06日 17:35撮影 by  CYBERSHOT, SONY
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2007年10月07日 13:36撮影 by  CYBERSHOT, SONY
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感想

混雑必至の3連休初日、早めに出発して駐車場で仮眠をとる事にする。
金曜21時過ぎに眠そうなrikutoを乗せ出発。
渋滞もなく沢渡の駐車場に1時頃到着して早速車中で仮眠。

隣の車がドアをバタバタ開け閉めする音で目が覚める。
時計を見ると5時を少しまわったところ。
バス停を見に行くと既に2,30人の登山者が並んでいる。
rikutoをトイレに行かせ、身支度をしてバス停へ行くと先客3名。

満員状態のバスに30分ほど揺られて7時上高地到着。
センター前は登山装備の人達であふれかえっている。
土産コーナーに直行しようとするrikutoを連れ戻し登山届けを提出していざ出発!
左手に梓川、その奥の雄大な穂高連峰を眺めながら横尾方面に歩き出す。
人の流れは切れる事なく皆そろって足が早い。
年配者が7,8割といったところか。
我が家はのろのろなので抜かれっぱなしだが先は長いので気にしない。

河童橋、徳沢を経て10時半頃に横尾到着。
「うわぁ」
とにかく凄い人の数だ。
トイレは女子は勿論、男子トイレも長蛇の列。
この先涸沢までトイレがないためだが、
こういうのを見るたびに女の人は大変だと思う。
「大抵女の人は長いんだよね。自慢じゃないけど私は早いよ」
って以前うちのカミさんが自慢してた。どんだけ短いんだか。(笑)

横尾大橋の階段は通る事もままならないくらい多くの人が座って休憩している。
我が家も階段のスペースを見つけて一休み。
周りの人達の話が耳に入ってくる。
「あと2時間ちょっと歩けば涸沢だよ」
「いやぁ、この黒パン思ったよりおいしいな。持ってきて正解だ」
「はいはい、写真撮るよ」
とにかく、ワイワイガヤガヤ、年配の人達はとにかく元気だ。
話口調から関西方面、名古屋、四国方面からの人が多そうだ。
四国(愛媛)はうちの両親の出身なので懐かしく感じられる。
ここからの眺めも素晴らしく多くの人が魅了されるのも納得。
横尾大橋を渡り、いよいよ涸沢へ!

横尾大橋を渡り、見上げるような雄大な屏風岩を左手に歩く。
前を行く老夫婦連れの奥さんの方がしきりに感嘆の声をあげる。
雲が切れて晴れ間に北穂高(?)が見えてくると
「来て良かったぁ、素晴らしいわ!」
とホントにうれしそうな声をあげる。
何だかこっちもうれしくなってしまう。
しきりにrikutoにも
「ホラ、あれスゴイなぁ」
と話掛けるが、あまり関心を示さない。
どうも彼の関心は早くテントの中で遊ぶ事だそうだ。(笑)

しばらくして本谷橋に到着。
ここで思わずまた声あげてしまう。
「げげっ」
橋のたもとの岩場にはぎっしり人が張り付いて休憩している。
横尾で見た光景の比ではない。

本谷橋からは急な登山道となるため必然的に渋滞となる。
以前、富士山に登った時も大渋滞を経験したがそれ以来の渋滞だ。
とにかく動かない。
今回はテントを担いでいるので立っているだけ体力が消耗されていくのが分かる。
代わり周りの雄大な景色をゆっくり見れるという点では良かったけども。

山頂直下ではもはや体力がつきはじめ5分に1回休むという状態。
親は完全に話をする余裕もないが逆にrikutoは疲れてはいるのだろうがとにかくよくしゃべる。

14:30涸沢ヒュッテ到着。
ネットや雑誌の写真で見た景色がそのまま目の前にある。
ヒュッテのテラスは既に宴会場と化しておりガヤガヤと大変なにぎわいだ。
冷たいビールの一杯でも飲みたいところだがとりあえずはテントを張らなくては。
テント場も当然の如くすごい数。テントの展覧会場だ。

下は岩や石だらけなのでなるべく平らなところを探しザックで場所取りしてテント申し込み所へ。
許可書をゲットし早速テントを立て倒れるようにもぐりこむ。
親が倒れている間、rikutoは持ってきたスケッチブックで絵を描いていた。

30分ほどで少し体力が回復したため水を汲みに水場へ。
夕食はアルファ米(梅わかめご飯&五目ご飯)とボイルしたウィンナー。
徐々に暮れていく山々を見ながら食べる食事は最高だ。
体調がイマイチ戻りきっていなかったためアルコールは断念。

テントの中でrikutoと絵を描いたり、○×しながら遊んで18時頃には寝袋に入り就寝準備完了。
色々な声が聞こえる。
「ハハハ」と酒盛りしている楽しそうな笑い声、
「タケダどこだぁ〜」と自分のテントが分からず迷子になったらしい人の声(笑)、
「本日のテント申し込み受付は終了しました」の放送、
マットを敷いているとはいえゴツゴツした石の上では寝心地がいいはずもないが
疲れからrikutoも私もいつしか夢の中へ。

「父さん、おしっこ」
時計を見ると深夜2時。
テントからヒュッテのトイレまで結構距離があるため夜中のトイレ行きは
避けたかったがしょうがない。
ライトを点灯してテントの外へ。
「さぶ〜」
風はないが寒さが押し寄せてくる。
真っ暗で足元が悪い中をトイレ目指してひたすら進む。
こんな夜中でも結構トイレに行く人が多い。
「うわ、すげ〜」
満天の星空に驚くrikuto。
用を足した後は迷うことなく無事テントに戻りシュラフにもぐりこむ。

翌朝、5時半起床。
テントから出ると目の前にそびえる素晴らしい景色。
あらためて涸沢に来ている事を実感する。
さぁ、今日は下るだけだ。
朝食を取りテントをたたみいざ出発!
昨日もそうだったが、rikutoは行きかう人に
「大きな荷物を持ってエライねぇ」
と何度も声を掛けられる。
普段口数が多いがこの時ばかりは不機嫌そうに何も言い返さない。
聞いてみると、
「言われる度に力が抜ける」
そうだ。
よく分からないがrikuto扱いするなという事か。
時々涸沢方面を振り返りつつ本谷橋までは休憩なしで一気に下る。
昨日とは違いそれほど人はいない。
30分ほど休憩し横尾まで順調に戻って来れた。
横尾山荘で少し早いが昼食(カレーとラーメン)を食べる。

上高地まであと11Km、道も平坦だしのんびり行く事にし、
途中でスケッチしたりしながら上高地を目指す。
徳沢を過ぎたあたりから一般の観光客が多くなり始める。
rikutoが足首が痛いと言い出した。
ひねった訳ではないらしいが、今回はリュックが重かったのと
長丁場歩いてきたので足首が悲鳴をあげたのかもしれない。
とりあえずゆっくり歩けばなんとか行けそうだが、バスの混雑
しそうな時間帯は避けられそうにない。

15時半 上高地到着。
河童橋近辺は観光客であふれんばかり。
沢渡行きのバス待ち列を探して見ると最後尾までの長い事。
どうやら乗車まで2時間半待ちらしい。
幸いにも1時間でバスに乗車する事が出来て今回の歩きは終了。
我が家が行った時は紅葉には1週間ほど早かったらしいが、それでも十分に
堪能させてもらった。今度は混雑期をはずして訪れてみたいかな。

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