両神山

コースタイム
10:20のぞき岩の鳥居(のぞき岩往復)10:45〜11:10両神山Peak11:50〜
12:50清滝小屋13:00〜14:25日向大谷
天候 | 小雨のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2004年10月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆日向大谷には第3駐車場まであり。(登山口に近いところは有料¥500) ◆道の駅・両神温泉薬師の湯の敷地内にある福祉センターは前泊には快適!屋根あり・イ スあ り。日向大谷まで車で30分。温泉は¥600。 |
感想
楽しみにしていた釜の沢が台風のため中止になり、かわりにどこか100名山に行こうといくつか
の候補が挙がった中、こんな機会でもないと絶対に行かないような両神山に行くことになりまし
た。
東京育ちのおかひろさんはその名前を知っていたようですが、Mさんも私も登る数日前にはじめ
てこの山の存在を知ったほど100名山の中ではかなりマニアックな山です。登山口までのアクセ
スが悪いので、今回はレンタカーを借りて前夜に出発しました。
途中から小雨が降りはじめ、テント泊は不快な予感が・・・。
道の駅に到着し、テントが張れるか確認したところ、道の駅の建物の奥に福祉センターがあり、
屋根つきでイスつきで快適なテン場(?)を発見。軽く宴会をして就寝しました。
朝5時起き。空はうっすらと曇っていました。天気予報では午後から晴れとのことで頂上につい
たら晴れだね〜などど楽観的にかまえつつ、おかひろさんの美味しい雑炊を食べて出発。
道の駅から登山口の日向大谷まで約30分の道のりでかなり狭い道でした。
登山口に6:55頃着。後に大きな事件が起きるとも知らずに。。。
第1駐車場はすでに満車だったので第2駐車場に車をとめて出発。
尾根にでるまでずっと沢沿いの道で、渡渉が何回もあり、増水していたので渡るのもなかなか大
変でした。
杉の木が多く、私にはとても珍しく感じました(北海道には杉がないのです。だから花粉症もナ
イ)。
最初は雨がぽつりぽつりと来ましたが、天気予報どうり次第に晴れ間が広がってきました。
稜線上に出ると天武将尾根のほうが紅葉しているのがとてもきれいでした。あと2週間後くらい
がちょうど良いかも。両神神社のそばにのぞき岩という岩があり、少し登山道から離れますがと
ても展望が良く行く価値は充分あります(ただし道が不明瞭なのと柵がないので注意です)。
再び登山道に戻り、頂上へ。あと百メートルのところで「この先岩場、初心者には不向き」とい
う看板があったのですが、ここまで来て頂上に行かない人はいるのでしょうか??でも確かに岩
場に慣れていない人にはちょっと大変そうな道のりでした。
11:10頂上着。青い空と白い雲海、ひょっこり頭を出している山々が印象的な風景でした。さ
すがに南アルプスまでは見えませんでしたが、甲武信ヶ岳や八ヶ岳などの山が見えました。
少し山頂でのんびりして下山開始。途中ですれ違った人たちから、登山口付近の道路に岩が落ち
てきて通行止めになっていた話を聞いてびっくりしました。もしや帰れないのでは、と心配しな
がら携帯の通じる清滝小屋付近から電話で確認をすると、通行止めは10:00頃解除になってい
たとのことで一安心。でも岩が落ちてきたのが7:00頃とのこと!私たちが登山口についたの
6:55頃。5分出発が遅れていたら・・・・と思うとぞっとするとともに、強運(悪運?)に感
謝♪山頂も晴れていたし、なんてラッキーだったのでしょう♪
山を降りていくとガスがでてきて幻想的な風景もまた良かったです。
帰りはお世話になった道の駅・両神薬師の湯にて汗を流し、東京へ。
帰り道ちょっと運転させてもらいました。久々の運転、面白かった♪(乗っていた人は怖かった
かも・・・)
台風がこなければ、もしかしたら一生行くことのなかったかもしれない両神山。
人も山も、縁とは意外なところに転がっているのかもしれませんね♪
個人的には杉の木がとても珍しく、今までいった山とは違った雰囲気を楽しめてよかったです。
紅葉がもっと深まった頃がきっと素晴らしいと思います。
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