台風の爪痕回避して「岩山・二岐山」
- GPS
- 06:29
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 730m
- 下り
- 731m
コースタイム
天候 | 台風一過 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
台風通過後で荒れている |
その他周辺情報 | 周囲は通行不可能な場所が多数 |
写真
感想
今回の山行予定は、細尾峠から入山して薬師岳→滝ヶ原峠→鳴虫山→火戸尻山→小来川への予定だった。しかし登山口への移動中に土砂崩れなどにより登山口にたどり着けることはできなかった。そこで他の山に登ってから車をデポした小来川へ下る。というルートに変更する事を考え、石尊山方面に原付を走らせてみた。が、移動中の荒井川沿いは道路が濁流に飲み込まれて損壊、道路は崖崩れにより寸断、などにより再び登山口にたどり着けることはできなかった。そして「仕方がないので街中の山に行こう!」と思い、岩山に向かう事にした。
途中大芦川を渡ると左手にとんがった山の姿が見えた。「岩山」という名だけにあの山だろうと、勝手に思い込んでいたが、それは「深岩山」だった。ん、この山はまた今度にしよう。登山口の日吉神社で参拝を済ませ、少し戻って車道を行くとすぐに取り付きがあった。緩やかな斜面を登って行くと、だんだんと岩場が多くなり、見晴らしの良い岩の上に出た。ここからの眺めは最高だった。ここでは麓の街並みに、車が走っている姿を見る事ができて見晴らしが良いのに距離感が近く、町の見晴らし台といった感じであった。
見晴らし台を過ぎても、山頂までは岩場の連続で、踏み跡のようなものも無く、とても道に迷いやすかった。山頂直下では道に迷って沢筋に出てしまい、尾根まで斜面を駆け上がった事もあった。山頂に着くと見晴らしが良く太陽の光がギンギンと降りそそいで暑い感じだったが、ここで昼食とした。こんな日なので登山者は居なく一人独占して休憩を取る事ができたが、すぐ近くのゴルフ場からはゲラゲラ笑う声がして何となく不快感を感じた。
山頂を後にするとすぐに鎖場が現れた。人生でこんなに疲れる鎖場は初めてだった。斜面はほぼ直角、足を添えるステップは無く、岩肌は濡れていてつるっつる。腕の力だけで体全体を支えなければならず、挫折しようにも手を放すと転落死が待っている状況。泣きそうになりながら30m程続く絶壁を何とか下り、冷や冷や、は〜は〜、(汗)だくだく、しながら下ったのであった。
斜面を下りきるとゴルフ場の道路に出て、しばらくは二股山に向けてのロードだ!途中、トイレ付の公園もあって一休みしながら二股山登山口のたどり着いた。二股山の登山口では民地を開放した駐車スペースがあったが、台風の影響により駐車場入り口の道路は削られて、車が入る事は不可能な状況だった。岩山とは違い土の道が山頂まで続いていた。歩きやすく気持ちが良い山登りとなった。山頂までは特に変化が無く、テレビの中継局を通過してすぐに北岳に到着。筑波山方面の景色がとても素晴らしかった。北岳からは急斜面を降下して南岳へ向かっての登り返しだ!南岳に着くと、ここでも展望は良く癒される。ただ、日が傾いてきているのは薄々感じていた。ここからは急ぎ歩きで下山開始。途中登山道が沢になっている所もあったり、太めの川にも寸断されたりと、水に浸かる他なく、諦めモードの山歩きだった。
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