【魚津】洞杉を見てきた+α
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 207m
- 下り
- 213m
コースタイム
- 山行
- 1:04
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 1:45
GPSでログの採取を試みましたが,前半が乱れに乱れまくり,意味がなさすぎるので手入力としました。電波が届く地域でログを開始したほうが良いのでしょうか?
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
最後1.5kmを除き毛勝三山,僧ヶ岳へのアクセスルートとなります。 片貝山ノ守キャンプ場を過ぎると断続的に道が狭くなります。そこから3.5kmほどで片貝山荘への県道から分かれ,1.5kmほどで駐車場です。県道分岐ーPまでに1か所洗い越しがありますので,擦らないよう注意。 駐車場は約25台駐車できます。またバイオトイレ(紙と電気はあり)も駐車場にあります。 電波はPですら入りません。連絡は5km以上手前の集落までに済ませましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ほとんど舗装路ですが,1箇所小動物保護のための未舗装路があります。複数箇所洗い越しや水流出箇所があります。また北陸電力などの作業車が通ることがありますので注意。 洞杉周辺は木道とクマよけの鐘が整備されていますが,雨上がり等は非常に滑りやすいです。スニーカーでは危険な滑り具合なので登山靴が妥当でしょう。 |
その他周辺情報 | 5km戻るとキャンプ場があります。その他の用事は魚津市街地まで出ましょう。 |
写真
感想
【魚津・洞杉】
去年,野外実習で埋没林博物館に行ったのだが,埋没林とセットで洞杉も見られとかなんか言っていたような気がする。埋没林は海水面上昇と片貝川からの土砂の堆積によって形成されたといわれているが,その川の上流域にある杉なのなら関係は無くはない。
洞杉も立山杉と同じで,雪に耐えるような系統のスギで,急傾斜な標高6-700mに生息するスギだ。今回,これを見るために魚津へ出向いた。感想としては,急傾斜な岩石地帯に育つスギの生命の強さを感じた。片貝川は富山県屈指の急流河川であり,平野部は海岸から数kmだけであとは山岳地だ。そんな中育まれた森に感動を覚え,海岸近くの林も埋もれたことにリンクし,埋没林の形成過程を理解できた。
その後蛇石を見学した。しめ縄がなかったので合っているか確証がないが,写真の左側にある,白い岩に黒い模様がついた岩がそれなのだろう。地質的には,花崗岩に輝緑岩と呼ばれる半深成岩が取り込まれたものらしい。その輝緑岩の模様が蛇のように見えるらしいが,まあ見えなくはない。その奇妙な形で各種伝説が生まれているらしい。今回は,まあそんなもんかという感覚で鑑賞しその場を去った。
ちなみに平日だったからか観光客は1人もいなかった。なのでクマの出没に警戒したが,幸運なことに出会わなかった。それよりも行きも帰りもR8で渋滞に巻き込まれたのは仕方ないのか?
【南砺・相倉】
10.20に未訪問な南砺市南部を訪れてみるべく,五箇山・相倉地区へ。富山市街からは城端を経由しても1時間強で到着。今回訪れた相倉地区も,また宿題な菅沼地区も,駐車場代として(保存協力金とカモフラージュされて)500円かかる。バスも停まることも考えると,台数の容量がちと貧弱なので,混雑が激しいこともあるだろうから要注意。今回は10時前の到着で第二Pは閉鎖,第一Pでバス含め8割ほどだった。さすがは世界遺産,白川郷ほどでないとはいえ人が結構いた。
まず全体を俯瞰しに撮影スポットへ。徒歩5分ほどで着きますが標高差40mほどの登山が必要だ。白川郷ほど規模は大きくないが,人が比較的少なく合掌造り集落らしい,まったりとした雰囲気を味わえそうだ。なお撮影スポットには雨の影響か水が流れていましたので,雨上がりは足元に注意して撮影しよう。
続いて集落の中身を観光。白川郷ではなんかしら染めてハンカチを作った記憶がありますが,ここでは和紙が作れるようだ(体験はしなかったけど)。
集落には売店や資料館などもあるが地元住民の建物ももちろん建っている。地元住民の生活も一緒に見られるのが五箇山の特徴となる。なお売店・食事処はキャッシュレスの還元対象のようなのでぜひとも買ってみてね(こんな山の中までキャッシュレスですか,時代は進みましたねぇ)。
この集落には1時間強滞在したが,豪雪地帯ならではの古きよき日本の生活・産業を実感することができた。白川郷は人が多すぎるので,雰囲気を味わうなら五箇山ですよ。この後,道の駅たいらで昼食をとり,五箇山豆腐の薫製と赤かぶ漬け,そして五箇山そばをお土産に富山に戻った。
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