武奈ヶ岳〜熱中症に注意
コースタイム
11:20 御殿山-ワサビ峠(分岐点)
12:10 武奈ヶ岳 山頂
13:00 下山開始
13:30 御殿山
15:00 登山口
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 坊村 15:46発(JR堅田駅 下車) |
コース状況/ 危険箇所等 |
御殿山からの登山ルートは特に危険な場所は無い |
写真
感想
今日は、かねてから計画していた武奈ヶ岳へ
登山に出かけました。
先週は、ガリバールートから登ろうとした大学生が滑落
して脳挫傷で亡くなる事故が起きているので、安全登山
を心がけよう。(亡くなられた方とは思わぬところで接点
があって驚いたんですが…)
JR堅田駅から「江若バス」に乗り「坊村」まで行きますが、
朝は8:50発のバスしかないので、乗り遅れないように、
時間に余裕を持って自宅を出発しました。
堅田駅で下車し、バス停に向かうと先客が5名ほど。
気温も上がる時期なので、さすがに登山する人は少ない
かなと思っていたけど、バスが到着する頃には続々と人
が集まって、バスは座る場所も無いほどの満員状態…
朝から暑苦しい…
坊村に到着後、いざ登山口に向かおうとした時に、見覚え
のある人がいたので、記憶を辿っていたら、あちらも気が
付いたらしく、偶然の再会に2人して驚く。
以前、蓬莱山でご一緒したことのある方で今回はご友人と
一緒だそう。
こちらはいつも通りのソロなので、の〜んびり登ることに
します。
登り口からつづら折れになった急坂が続くので、汗が
どっと流れ出て、蒸し暑さと相まってなかなかピッチが
上がらない…
このままでは熱中症になりかねないと思い、ボトルの
水をタオルに含ませ、首回りを冷やして暑さをしのぐ。
これで、気分的にも楽になった。
登っていくうちに、少し肌寒く感じることに気が付く。
どうやら天候が曇り始めてきたらしい。
山頂からの眺めを楽しみにしていただけに、なんだか
悔しい。
でも、かえって日差しが弱まったので、逆に良かった
と思い返す。
途中、道端にサングラスが落ちていたので、拾い上げて
みると、落としたばかりのようで汗で濡れた状態だった。
しばらくは、下りの人とすれ違ってはいないので、先行
で登っている人の物かも知れないと思い、とりあえず
持って行くと、しばらくすると立ち止っている人から
「サングラス落ちてるの見ませんでしたか?」と声を
かけられ、すかさず手に持ったサングラスを手渡す。
ホッとした様子で、「疲れが出て、落したことに全く
気が付かなかった」らしい。
僕も何かしら落してしまう方なので、お気持ちは良く
分かります。
武奈ヶ岳の南西稜を進むあたりから、時折吹く風が
気持ち良く感じるようになる。
このあたりには、無数のとんぼが飛んでいる。
ズンズン進んでいくと、見えてきました。山頂が。
天気が良ければ展望もイイのに、今日はガスってて、
遠くまで見渡すことは出来ないのが残念。
頂上では皆さん思い思いにお昼ご飯を食べている。
あまり空腹ではなかったが、とりあえず僕もおにぎりを
お腹におさめ、下山することに。
本当は、そのまま南東の方へ縦走したかったのですが、
手持ちの水も残りわずかとなり、また雲の様子も怪し
かったので、ピストンで下山することに。
今日もやはり下りでテンションが下がる…
結局、登りが好きなんだな と思う。
麓の沢の水の冷たさを思いながら、ただ黙々と下り
結局、当初予定していたより早い時間で麓に下りて
きてしまった。
予想に反し、最後まで、雨に降られることがなかった。
さっそく、沢で腕や首をを冷やすなどをしていたら、
途中見かけた父娘らしきパーティも同じように沢へ
下りてきて、見ると足を川につけて涼をとっている。
その姿がなんだか微笑ましく、目が合った時にお互い
に自然と笑いあってた。
自然の中にあると、自然体でいられるのが好きだ。
でも、近場の登山もそろそろ限界なのかも知れない。
水分摂取の配分も考えないと、後で泣きを見ることに
なるし、なにより熱中症のリスクが高まる。
ソロで登るので、自力で下山出来なくなるというのが
一番怖い。
帰りのバスは乗客も少なく、のんびり周りの風景を
眺めるつもりが、知らない間に眠ってしまい、目を
覚ました頃には堅田駅近くまで来ていた。
登山の余韻に浸れず、残念。
今度は、少し涼しくなってから来よう。
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