紅葉ハイク 熊倉山 聖尾根から大肌尾根
コースタイム
天候 | はれ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
聖尾根には鹿防止編みが設置されていてそれに引っかかった鹿を狙って熊が時折出没しているとのこと。遭難者も出ているとのことです。尾根上の危なそうなところには新しいトラロープがありました。 |
写真
感想
すっかり紅葉ハイクにはまってしまい時間が空くと起きた時間で行先を決め出発。今回は大肌尾根を登って聖尾根を下るつもりで出かけたのですが武州日野駅で帰りの電車時間を調べるつもりで立ち寄ると「三峰口行き」がすぐに来ることになっているので、昇り降りを計画と逆にして電車に乗りました。白久駅で一人登山者が降りたので、たぶん熊倉山だろうと思っていました。
三峰口で降りたハイカーらしい人はバスの時間を見ているようで聖尾根は私一人だと。昔、一度登っているのですが取付が思い出せず、起きた時間で決める山行なので地形図と古いエアリアマップで適当に進みます。お寺の方に進みましたがなんかイメージが良くないので少し東に行くと沢沿いに林道が尾根に向かって上がっている。それの行き止まりから水のない沢を右に渡って尾根に乗りました。意外と尾根上はすっきりしていて登りやすく、大きな樹が葉の色を変えていい感じで出足良好でした。600m位から800mくらいまでベストな状態の紅葉が楽しめました。
800mくらいを越えてハンターの方がいて少し話をする。「どちらへ」、「聖尾根を上がって大肌尾根を下ろうと」、「自分が一番上で、上に向かっては発砲しないから大丈夫ですが、気をつけてください。これわかります?」、「鹿柵の編みでしょう?」、「それにかかってしまう鹿を目当てに熊が来るんですよ。この辺では結構熊が見られてますから。遭難者も出てますし。気をつけて。」、「ありがとうございます。」と、やり取りをして先に進むが少し怖さが出てしまう。「最近熊も頭を使って楽に餌を得る方法を覚えたのかな〜」などと考えながら手叩きをして音を出しながら進むことになります。半分から上部は常緑樹や葉を落とした広葉樹が初冬の山を演出していました。
昔みた「聖尾根、そんなに難しくないですよ」、みたいに書かれた道標の下に足された表示を探したく登って行ったが残念ながら見当たりませんでした。
展望のない山頂に着いたとき、通行止めのロープがあったので、計画のコースだったら聖尾根には入らなかったと思い電車時間が丁度だった幸運に感謝です。山頂には思った通り白久で降りた人がいて少し話をしました。先に下っていきましたが、軽く昼食を取って後を追う形になったが追い付いて、「日野に降りるのにこちらをくだるの?」と。「尾根の方が展望がいいと思うので、林道までは尾根を下ります」と、「浅間山が見えるところがあるから」と、お礼を言って先に降りました。
聖尾根は紅葉が大変良かったですが大肌尾根は紅葉は残念でした。寺沢の美しい集落とおまけの弟富士登頂、日本一のさざれ石を見られたことはさらにいい山行となりました。この時期良いルートだと思います。
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