白木峰 大谷左股
yadamake
- GPS
- 06:30
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 852m
- 下り
- 840m
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| 天候 | 曇り。時折日が差す。 台風からの湿った南風と寒気の影響で全国的に大気不安定。全体的に山の方はガスがかかっている感じ。 昼から土砂降り。雷ゴロゴロ。下界に降りたらスカッパレ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
何台か止められそう。 大長谷は意外と遠い。八尾の町中から40分。くらい。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
最初の滝以外はどれも楽しく登れる初沢ってか、そんな感じの滝ばかり。沢山。 最初の滝は、巻き方、登り方さえ間違えなければよかったんだとは思うんだが。。。 ザイルは、多分プレなら張る。本山行でも張る、いやはらない？張るかも？。登れるなら要らないと思う。 白木峰の登山道は整備された遊歩道です。 そして、大長谷温泉。下山後すぐあり、500円。こぎれいな良い温泉。 ただ、露店風呂が温泉の温度じゃないだろっていうぬるさだったのだけれども。 |
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感想
旧八尾町の最高峰、岐阜県との県境、大長谷の白木峰は前々から登ってみたいと思っていたので、色々調べていると、富山労山の記録を発見。幾つかルートがあったが、そこそこ楽しそうで、且つ半日かからないくらいの所に行ってみることにする。（http://d.hatena.ne.jp/toyama-rouzan/20090705/1248252067）
この記録から、大谷は、最初に2つ堰堤があってその後4連漠。そこは高巻けてあとは特に特筆すべきものは何もない。ということくらいだけを頭に入れて出発。
入渓点は、河原まで車も通れそうな道が続いているが、そちらに行くと余計に堰堤を登る羽目になるので、突き当たった先からフッと行くとちょうど二股に出れる。そこからは堰堤二つですぐに4連漠。
記録で見たのよりは明らかに水量少ないようなので、適当に登っていく。ちょっと高いし、スタスタではなく普通に登る感じなので、誰か連れて行ったりする時はザイル出すのかなぁ。まぁそんなものはある筈もなく。3つ目までは普通に登れた。下れと言われると厳しい気もするがとにかく登った。が、4つ目。シャワークライムで登れば多分登れそうだったが、逆層的な感じでしかもぬめってるし、落ちたら3段目の下まで行っちゃいそうだったので諦めて高巻いてみることにする。右岸から。
ちょっと登ってみると高い。落ちたら死ねそう。掴むものもない。下れる気もしない。しかし、高巻いて先に行けそうもない。登るしかない。あるぇ？段々登っていくも斜度も急になってくるし、岩もでてくるしで、セルフビレイを取りつつ進める事にする。ハーネス、シュリンゲ持ってきてよかったー。とりあえずハーネスつけて、長いシュリンゲ二本で、片方ビレイを取って、もう片方を先まで行ってビレイを取って、最初の方外して、というのを繰り返して登っていく。アンカーは木。広葉樹の1，2年目くらいの細いやつ。抜けたら死ねる。気をつける。そんなこんなで怖がりながらも登っていくと段々木も増えてきて斜度もマシになってくる。よし、ということで、その辺りを降りれそうなところがあれば降りようとしつつ、無理ならまた登ってトラバリ、と繰り返していたところ、3時間目くらいで漸く真っ平らな場所に出る。場所特定。お、ここからなら降りれるんじゃね？ということで、950くらいの左股の沢にむかって降りて行ってみる。するとここはしっかりした木を掴んで下まで降りれた。良し。セーフ。このまま二股に復帰できるだろう、と下っていくと、二股には滝。その滝は降りれそうにない。万事休す的な？とか思うがその左岸側にサブ流路的な場所があり降りられた。ふぅ。高巻き3時間とかね。何でこうなったんだろうね。
ちなみに、帰ってきてから記録を見返してみたら、左岸から3，4段目を一気に巻いているみたいでした。
さて、ここから先は何もない筈なのでガンガン登っていく。小滝が連続していて面白い。時折日も差すし、水も冷たくて気持ちが良い。小滝のレベルは、まぁ勝手にみんなワイワイ登って、好きなルートを選んで登って行ける感じ？楽しい。大体水の多い方を行ったような気がする。途中で水が枯れるが、その後も普通に枯れ沢っていうより何故か水が流れていない沢って感じで、その後また水の流れは復活する。今回は水の量が少ないのかもね。最後の方まで小滝はあって楽しいが、沢にササが覆いかぶさってきた辺りからはドロドロ。頑張って、登って道に出る。
道はもうまるっきり遊歩道。木道とかもある。階段もある。階段は疲れるから嫌い。遠くの方でゴロゴロ鳴ってるし、段々ガスに巻かれてきだす。ということでサクッと頂上に行って、ちょっと時期が違うかなとも思うお花畑堪能して下山開始。と思ったら頂上過ぎたあたりから、ぽつ、ぽつ、ざーーーーーーー
土砂降り。まぁ沢の後だし暑いし気持ちが良いくらい。ということにして、黙々と下山。沢靴はやっぱり泥は滑って、雨でぐじょぐじょだし、何回か尻餅ついたりしつつ、車の所まで。
そのあとは大長谷温泉入って、八尾の婆ちゃんところでアイスやらくって、帰宅。お疲れ様でした。
上の地図上に巻きも含め通った道は書いてあります。きっと位置もあってるはず。一人は怖いです。何かあってもダメだし、行けると思った時に止めてくれる人がいないですからね。もっと自己評価をしっかりやろう。
ちなみに、今年から沢靴（フェルト地）買って履いて見てるんですが、
使い勝手は沢たび＋かそれ以上。特に飛び石とか、ムーブとかで変わる気はしません。むしろ、サイズが合わなくてブカブカだったりキツキツだったり、靴ずれ酷かったりする人は、こっちの方が良いんじゃないかって思うくらい。サイズも色々ある筈だし。履いてても足が痛くならない。素晴らしい。
そして、普通の靴っぽいので登山道でも履けるよ！履いてても特に問題ないよ！ドロドロだと滑るのとフェルトが痛むのを除いては。
まぁ、何日か入ってると違うのかもしれませんが、最初から沢靴でも良かったなぁとかちょっと思った一日でした。
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