記録ID: 21416
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積雪期ピークハント/縦走
大雪山
大雪山・白雲岳
1988年11月12日(土) 〜
1988年11月16日(水)

- GPS
- 104:00
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 793m
- 下り
- 800m
コースタイム
11月12日雪:大雪湖→本流とヤンペタップ二股に車デポ(9:30)→大雪山高原温泉C1(13:30)
11月13日雪風:C1(6:15)→樹林限界1470mC2(8:30)
11月14日雪風ガス視界300m:停滞C2=C3イグルー作る
11月15日雪風視界200以下:滞C3=C4
11月16日雪風視界50以下:C4(6:30)→温泉(7:30)→石狩川本流で車掘り出し下山(10:00)
11月13日雪風:C1(6:15)→樹林限界1470mC2(8:30)
11月14日雪風ガス視界300m:停滞C2=C3イグルー作る
11月15日雪風視界200以下:滞C3=C4
11月16日雪風視界50以下:C4(6:30)→温泉(7:30)→石狩川本流で車掘り出し下山(10:00)
アクセス | |
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コース状況/ 危険箇所等 |
大雪高原温泉から往復 白雲岳は、だらだらした山容の中央大雪山の中でただ一つドームが聳え、遠くからもわかる山だ。大雪山の山は夏、人が多い。入っちゃいけないとか、焚火をしちゃいけないとか管理されているため行ったことがない。冬はタンネもない真っ平らの地形のため荒天時に難しく、なかなか足を伸ばせなかった。そんなわけで中央大雪山は5年目になるまで空白のまま残っていた。 大雪高原温泉からとりつく尾根のロングアタックの計面をたてた。林道途中でたいぞうの青い車を乗リ捨てて、延々と長い林道を空身ラッセルまでやる深雪。荷物は重い、メンバーは遅いで疲れたが、樹林限界のプラ卜ーまで上がって、冬テンを張って好天のチャンスを待った。しかしこの後停滞を全部使ってねばったけれど視界と風が悪く、そしてとうとうアタックにでかける勇気がでなかった。またあの長い林道を引き帰した。これは無念だった。 しかし停滞しているある日、戯れにイグルーを作ってみた。中で何人かしゃがめる程度の小さなものだが、意外に速くできた。このパーティーが冬メイン山行のペテガリ岳からコイカクへの稜線でイグルーを積極利用するきっかけに成ったのは、元はこのときのイグルー作りにある。記念すべき停滞日だったかもしれない。 |
写真
撮影機器:
感想
危険箇所等 大雪高原温泉から往復
白雲岳は、だらだらした山容の中央大雪山の中でただ一つドームが聳え、遠くからもわかる山だ。大雪山の山は夏、人が多い。入っちゃいけないとか、焚火をしちゃいけないとか管理されているため行ったことがない。冬はタンネもない真っ平らの地形のため荒天時に難しく、なかなか足を伸ばせなかった。そんなわけで中央大雪山は5年目になるまで空白のまま残っていた。
大雪高原温泉からとりつく尾根のロングアタックの計面をたてた。林道途中でたいぞうの青い車を乗リ捨てて、延々と長い林道を空身ラッセルまでやる深雪。荷物は重い、メンバーは遅いで疲れたが、樹林限界のプラ卜ーまで上がって、冬テンを張って好天のチャンスを待った。しかしこの後停滞を全部使ってねばったけれど視界と風が悪く、そしてとうとうアタックにでかける勇気がでなかった。またあの長い林道を引き帰した。これは無念だった。
しかし停滞しているある日、戯れにイグルーを作ってみた。中で何人かしゃがめる程度の小さなものだが、意外に速くできた。このパーティーが冬メイン山行のペテガリ岳からコイカクへの稜線でイグルーを積極利用するきっかけに成ったのは、元はこのときのイグルー作りにある。記念すべき停滞日だったかもしれない。
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