桑ノ木沢

2019年12月20日(金) [日帰り]

• GPS: 03:48
• 距離: 7.5km
• 登り: 261m
• 下り: 262m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:43
• 休憩: 0:06
• 合計: 3:49

8:14 スタート地点
8:30 8:36 猪峰橋
12:03 ゴール地点

折木沢橋駐車場（8:15）→折木沢橋(8:18)→桑ノ木沢出合鉄橋渡り入渓(8:30)→桑ノ木沢遡行→一の滝(8:45)→二の滝(9:10)→遡行中断(標高145m付近・9:45)→294m標点・三石山駐車場(10:25)→林道片倉三石線→折木沢橋駐車場(12:00)

天候

霧のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

標高145m付近より上流の左岸で大規模な地滑りがあり、沢は土砂と倒木に埋まる。
林道片倉三石線脇の294m標点より東へ続く尾根を登って脱渓したが、尾根上も植林が荒廃しており、標高260m付近ではボルダームーブで越える露岩となっていた。
上から見る限りでは、下流側の枝沢沿いが倒木も少なそうで傾斜も緩そうに見えたが、実際行ってみるとどうかは不明。

写真

折木沢橋で亀山湖を渡ってスタート。

林道の右手にある2連の鉄橋の中間から沢に降りる。

水の少ない平凡な川原。

すぐに一の滝。

右側にステップが刻んである。

一の滝の上はきれいなナメ。

ナメが終わり、二の滝までの間はゴーロ。
30分もかからないが、すごく長く感じる。

倒木で塞がる。一瞬イヤな予感が....

なんともなかった。

二の滝の下は倒木で滝壺が汚いプールとなっていた。

ハマらないように左岸をへつっていく。

滑りそうでちょっと緊張。

無事に通過できた。

思っていたよりもキレイなナメがしばらく続く。

二の滝から500m少々で倒木が現れ始める。

結構量が多いぞ。

倒木帯の上は泥が溜まっており、ぬかるみに足をとられる。

泥がイヤで倒木の上を歩くと落ちそうに....

続けざまに出てくる倒木に手こずるようになってきた。

左岸の上を見ると、杉林がススキの様に斜めになっている。

そろそろ年貢の納め時か。
左岸の斜上テラスから脱出。

河岸を登ってすぐのところに標柱があったので、踏み跡を期待して登る。

さよなら桑ノ木沢。

すごい崩壊だ。
これじゃ遡行は無理だな。

。。。

散乱する倒木の間をよじ登っていく。

ようやく登りついた尾根は破壊された林業標識が散在。

294m標点近くでようやく普通の林になる。

林道に到着。
ちょうど三石山の一番下の駐車場の上で、コンクリートの階段で林道に降りる。

林道と道路を歩いて出発地へ。

感想

taraSPA

2週間前にキンダン川で倒木が作った泥沼にはまり敗退したので、今度こそ、シーズン最後のお気楽な沢ハイクを楽しむべく、同じ房総の更にグレードを落とした沢に再度トライしたところが、もっと激しい倒木（というか地滑り）に遭遇し、今度はブッシュ漕ぎをする羽目に。

ようやくたどり着いた林道脇の駐車場で、泥だらけになった装備を解除しようとすると、シューズ周りに蠢く奇妙な物体が数個。
ぎょえ〜〜。ま・まさか、クリスマス近くなっても出てくるとは。。。
慌てて振り払い、ザックに入れっぱなしだった虫よけを噴霧するも、しっかり1カ所出血してしまっていた。
こいつらの餌食にならないよう、最近は近所の丹沢にもご無沙汰していたのだが、冬になり完全無防備のところをやられてしまった。
確かに、昨夜は雨で午前中遅くまで霧がでてはいたものの、気温は高くとも15℃程度しかないのに...
地球制覇に向けて着々と進化しているのか、それともここのは昔からこんな感じなのか？

恐るべし　千葉。