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Yamareco

記録ID: 2160399
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ハイキング
東海

矢頭山 〜登り納めに相応しい山〜 [三重県 津市 一志町]

2019年12月31日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:59
距離
4.3km
登り
534m
下り
522m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:30
休憩
0:29
合計
2:59
9:21
27
スタート地点
9:48
9:49
50
10:39
10:40
26
11:06
11:33
47
12:20
ゴール地点
天候 晴れ後雨
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
矢頭の杉のキャンプ場に停める。
コース状況/
危険箇所等
山頂の前後は要注意。
ある程度の登攀は出来ないと怖い。
初心者だけでな行かないように。
矢頭の杉の目の前に車を停める。
樹齢500〜600年くらい。
2019年12月31日 09:22撮影 by  KYV42, KYOCERA
1
12/31 9:22
矢頭の杉の目の前に車を停める。
樹齢500〜600年くらい。
ここから登山道に入る。
2019年12月31日 09:24撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 9:24
ここから登山道に入る。
階段状になり、整備が行き届いてる。
2019年12月31日 09:28撮影 by  KYV42, KYOCERA
1
12/31 9:28
階段状になり、整備が行き届いてる。
沢沿いの緩やかな道。
2019年12月31日 09:35撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 9:35
沢沿いの緩やかな道。
日が眩しすぎる。
2019年12月31日 09:39撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 9:39
日が眩しすぎる。
標識もあるので迷うことはない。
2019年12月31日 09:43撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 9:43
標識もあるので迷うことはない。
堰堤を巻く感じだ。
2019年12月31日 09:45撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 9:45
堰堤を巻く感じだ。
突然それは始まる。
容赦ない急坂の始まりだ。
2019年12月31日 09:50撮影 by  KYV42, KYOCERA
1
12/31 9:50
突然それは始まる。
容赦ない急坂の始まりだ。
なかなかの傾斜だ。
2019年12月31日 09:51撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 9:51
なかなかの傾斜だ。
正面に見える壁みたいなのは、登り返しの鬼のような傾斜の斜面だ。
2019年12月31日 09:58撮影 by  KYV42, KYOCERA
1
12/31 9:58
正面に見える壁みたいなのは、登り返しの鬼のような傾斜の斜面だ。
凄い傾斜だ。
2019年12月31日 09:59撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 9:59
凄い傾斜だ。
景色は大したことはない。
2019年12月31日 10:03撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:03
景色は大したことはない。
一旦登りきって平坦になる。
2019年12月31日 10:04撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:04
一旦登りきって平坦になる。
これを→に行けば正規のルートだが、冒険心からか←に寄り道する。
2019年12月31日 10:06撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:06
これを→に行けば正規のルートだが、冒険心からか←に寄り道する。
一つ目のピーク。
何もなし。
2019年12月31日 10:07撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:07
一つ目のピーク。
何もなし。
2つ目のピークがあるので行ってみる。
2019年12月31日 10:08撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:08
2つ目のピークがあるので行ってみる。
踏み跡はほぼ無いが、歩けなくはない。
2019年12月31日 10:11撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:11
踏み跡はほぼ無いが、歩けなくはない。
2つ目のピーク。
何もなし。
2019年12月31日 10:14撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:14
2つ目のピーク。
何もなし。
更に進む。
2019年12月31日 10:15撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:15
更に進む。
3つ目のピーク。
やはり何もないので、ここで引き返す。
2019年12月31日 10:18撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:18
3つ目のピーク。
やはり何もないので、ここで引き返す。
北側のピーク。
あそこは行けないか。
2019年12月31日 10:19撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:19
北側のピーク。
あそこは行けないか。
元に戻ってきた。
2019年12月31日 10:27撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:27
元に戻ってきた。
気持ちの良い平坦な道は長くは続かず…
2019年12月31日 10:30撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:30
気持ちの良い平坦な道は長くは続かず…
すぐにこんな傾斜が待っている。
2019年12月31日 10:33撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:33
すぐにこんな傾斜が待っている。
鬼のような急坂だ。
2019年12月31日 10:34撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:34
鬼のような急坂だ。
矢頭山が見えるが、絶対に楽に登れないと
感じさせる山容だ。
2019年12月31日 10:35撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:35
矢頭山が見えるが、絶対に楽に登れないと
感じさせる山容だ。
最後の直下を登り詰めて…
2019年12月31日 10:36撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:36
最後の直下を登り詰めて…
山頂に次ぐピークに着いた。
2019年12月31日 10:38撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:38
山頂に次ぐピークに着いた。
こんなこと書いてあるみたいだが…
2019年12月31日 10:38撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:38
こんなこと書いてあるみたいだが…
うむ、周りを木々に囲まれた景色。
つまり大展望って訳だ。
2019年12月31日 10:39撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:39
うむ、周りを木々に囲まれた景色。
つまり大展望って訳だ。
辛うじて山頂がちょこっと見える。
2019年12月31日 10:39撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:39
辛うじて山頂がちょこっと見える。
初めて明るい場所があった。
2019年12月31日 10:43撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:43
初めて明るい場所があった。
局ヶ岳が右手に見える。
2019年12月31日 10:43撮影 by  KYV42, KYOCERA
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12/31 10:43
局ヶ岳が右手に見える。
痩せ尾根。
足がすくみます。
2019年12月31日 10:45撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:45
痩せ尾根。
足がすくみます。
そして急降下。
2019年12月31日 10:48撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:48
そして急降下。
こんな表札ばかりになっていく。
矢頭山の直下開始です。
2019年12月31日 10:51撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:51
こんな表札ばかりになっていく。
矢頭山の直下開始です。
岩場がメインの直下だ。
濡れているから更に怖い。
2019年12月31日 10:53撮影 by  KYV42, KYOCERA
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12/31 10:53
岩場がメインの直下だ。
濡れているから更に怖い。
金勝アルプスなんかよりも遥かに難易度が高い岩場。
写真じゃ分かりづらいけど。
2019年12月31日 10:55撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:55
金勝アルプスなんかよりも遥かに難易度が高い岩場。
写真じゃ分かりづらいけど。
登りきれば御褒美の展望が待っていた。
局ヶ岳から栗ノ木岳、修験業山を経て三峰山までの高見山地の尾根伝い。
これ、ずっと見たかったんです。
2019年12月31日 10:57撮影 by  KYV42, KYOCERA
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12/31 10:57
登りきれば御褒美の展望が待っていた。
局ヶ岳から栗ノ木岳、修験業山を経て三峰山までの高見山地の尾根伝い。
これ、ずっと見たかったんです。
学能堂山、大洞山、尼ヶ岳。
2019年12月31日 10:57撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:57
学能堂山、大洞山、尼ヶ岳。
矢頭山山頂。
2019年12月31日 10:58撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 10:58
矢頭山山頂。
平地の景色は大したことない。
2019年12月31日 10:59撮影 by  KYV42, KYOCERA
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12/31 10:59
平地の景色は大したことない。
記念撮影。
2019年12月31日 11:03撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 11:03
記念撮影。
さぁ、問題なのはここからの下りだ。
右下にも『足元注意』と。
2019年12月31日 11:31撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 11:31
さぁ、問題なのはここからの下りだ。
右下にも『足元注意』と。
ここはまだ大丈夫だが…
2019年12月31日 11:32撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 11:32
ここはまだ大丈夫だが…
一気に下る。
ロープ頼りは絶対だ。
2019年12月31日 11:35撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 11:35
一気に下る。
ロープ頼りは絶対だ。
植林地帯へ激下り。
2019年12月31日 11:47撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 11:47
植林地帯へ激下り。
振り返って傾斜を確認。
2019年12月31日 11:49撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 11:49
振り返って傾斜を確認。
また始まった…
なんなのって言いたくなる。
2019年12月31日 11:53撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 11:53
また始まった…
なんなのって言いたくなる。
一時的に平坦になる。
2019年12月31日 11:56撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 11:56
一時的に平坦になる。
階段状になっていても激下り。
2019年12月31日 12:00撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 12:00
階段状になっていても激下り。
とりあえずは安心感ああるけど、でも急だ。
2019年12月31日 12:05撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 12:05
とりあえずは安心感ああるけど、でも急だ。
下り立った。
ここから少し歩きます。
2019年12月31日 12:10撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 12:10
下り立った。
ここから少し歩きます。
林道に見えて実は県道です。
まぁ旧道ですが、濡れていて滑る。
登山道以外でも油断するなと言ったところか。
さすが修験の山。
2019年12月31日 12:15撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 12:15
林道に見えて実は県道です。
まぁ旧道ですが、濡れていて滑る。
登山道以外でも油断するなと言ったところか。
さすが修験の山。
おしまい。
2019年12月31日 12:22撮影 by  KYV42, KYOCERA
12/31 12:22
おしまい。
撮影機器:

感想

大晦日、今年最後になる登山は修験の山である『矢頭山』となった。

今シーズン1番と言われる寒波、騒ぐほど大したことはないどころか弱いが、北陸や滋賀県は雨や雪になり風も強いと予想してたので、必然的にここになった。

登山している人なら700m峰の山など、大したことなく里山だし楽勝、散歩だろとイメージするだろうけど、この山に関してはそのイメージを総崩れさせてしまうほどキツい山だ。
2つルートがあり、どちらを選んでも楽して山頂には行けないのも魅力だ。

去年から今年にかけて色々ありすぎて、辛かった厄を払って良い年を迎えるための修験としてはうってつけだ。
矢頭の杉(樹齢500〜600年)の目の前に車を駐車し出発する。

沢筋のコースからになるが、緩やかで冒頭にも言った通りの散歩道みたいなもので楽勝感漂う。
リスもいたりと心が和やかになる。
堰堤を巻きながら登ると林道から再び登山道へ。

それは突然現れた。
見上げるくらいの傾斜が出てきて、それを登りきると、登り返しの壁みたいな斜面が目の前に出てくるもんなので、1人で笑ってしまった。

登りきると尾根に出て、登山道は右に振っているが、ギザギザな尾根を見てはそれを踏破したいと思うのは自然な事なので、登山道の逆の左の尾根に逸れた。

一応3つまでピークを踏んだが特に何もなく、景色もなかったので、引き返した。
どうせ短い距離なのでこんなことをするのもアリだろう。

コーナーに戻り、平坦な道の先にはまた壁のような傾斜が待っており、これが山頂に次ぐピークの直下となる。
登りはロープを掴まなくても大丈夫だが、かなりの傾斜だ。
登りきれば大日拝展望台と名の付くピークだが、四方を木々に覆われた残念な展望台だ。

先に進むと少し明るい場所になり、初めてまともな景色が拝められ、局が岳の勇姿がカッコ良かった。

明るく気持ちの良い道は一瞬のみで、そこから先は両サイド切れ落ちた痩せ尾根が待ち受け、足がすくみながら進むと急降下、それが終わったら矢頭山直下の岩場のロープ付き急坂と、短い距離にこれだけのステージがあるのも珍しい。
まるでマリオのステージを自分の足でこなしてるみたいだ。

山頂に登りきる手前の景色がこの山1番の展望で、局ヶ岳から栗ノ木岳、修験業山を経て三峰山、学能堂山に大洞山、尼ヶ岳と、特に高見山地の稜線はこうして拝めたかったので嬉しかった。

山頂で大休止した後は下るだけだが、それもまた厳しい傾斜が待っていた。
しかも雲行きが一気に悪くなり、強風と共に雨まで降る悪条件。
しかも前日の雨で濡れているおまけ付きだから岩のロープ場は余計に難易度が高い。
岩場と言ったら金勝アルプスを思い出すが、そんな生易しくはなく足の置き場が定まらないような場所もあるので、山頂に『足元注意』と書いた看板通りなのだ。

岩場をクリアしても植林地帯の階段の急降下は、階段の木も濡れていて滑るので侮れない。
なんとか下りきって林道(一応県道だが)を歩いて戻るも、濡れていて下っているので滑る。
下りきってもなお気を緩めるなという意味ではさすが修験の山と言えよう。

距離もたった4キロしか歩いてないのだが、それほどとんでもなく中身が詰まった内容だったのだ。
登り納めをこの山にして本当に良かったと思えた。

もう迷うことなく前に進めている自分を確信出来たので、必ずや良い年を迎えることができ、素晴らしい日々を過ごせるであろう。

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