大晦日ナメコ納め山行
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 917m
- 下り
- 904m
コースタイム
天候 | 曇り時々小雨または晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日はやはりナメコ納めということで、今年最後のナメコ狩りに行ってきました。
さて3日前に行ったところなので、今回は今までナメコを探していないこれまでと違うルートを歩いてみます。すると思いもしないところでナメコ幼菌びっしりの倒木を発見!あまり期待してなかったところ幸先良いスタート。早速重くなったザックが嬉しいです。
その後沢沿いの道を歩いているとエノキタケがたくさん生えていたのでいただきます。少し古いものもありましたので自宅でふるい分けました。
それから尾根筋ルートを歩きましたがここはナメコは何もなかったです。これで今日の新エリア調査は終わり。あとは最近幼菌が出てきたナメコ場を順番にトレースし、順番にゲットします。
人間というのは自分の考えに近い人とで仲間を作ります。例えばキノコ狩り好きならそういう人が集うのですが、それは「キノコは採ってあげないと腐ってしまう」とか「野生のキノコはミネラルたっぷり」などとキノコ狩りを肯定するフレーズを並べ、それに共感し賛同してもらうようになります。これは自己を認めてもらうという人間の欲望を満たす効果があるのですが、もし仮に別の価値観を持った人と一緒だとすれば、「キノコ狩りは登山道以外を歩き回って自然を破壊している」「キノコを採るのは泥棒と同じ」「希少な花を守ることの方がもっと重要」といった考えが出てくるでしょう。そうすると果たしてキノコ狩りしていいものかどうか、悩まされることになります。
自分と同じ趣味、同じ考えの人たちで集まるということは、自己認証欲求を満たせる反面、客観的に自分たちを見て判断するという観点からは少し外れてしまいやすくなります。そういう仲間同士で行動しているときは、どうしても判断のバランスを欠きやすいことを忘れないようにしたいものです。
そんなこんなで今年の山行も無事に終えることができました。遭難や怪我をしないことはもちろんですが、転倒したり少し滑落したりすることも可能な限りゼロにしようとすることが、安全を確保するための必要条件です。
私もできれば、細く長く、あと20年や30年は山スキーやキノコ山行を楽しめればと思い、新年も安全第一で山を楽しもうと思います。
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