スイスの山旅(5)ツェルマット;プラトーローザで夏スキーを楽しむ
天候 | 曇り |
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アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
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コース状況/ 危険箇所等 |
プラトーローザのスキー場は、どこまではスキー場かわからないくらいに広い。 Tバーリフトがパラパラと設置されていた。 スキー用具は、ツェルマット街中で借りることができた(靴、板、ストックのセット) |
写真
感想
【山行No 135(5)】
※スイスの山旅も、ツェルマットの最終日となった。
ツアーの日程の中で、この日は自由行動日なので、本当はブライトホルンに登るつもり
だったが、朝起きると上空はドンヨリしている。
ツアー添乗員T氏からもやんわりと、「山歩きには不向きの天気なので、スキーでもしませんか」と言われ、
ブライトホルンはあっさりあきらめ、初めてのスイスアルプスでのスキーをやってみることにした。
7:40 ツェルマット ホテル発
・結局、スキーに行くのは添乗員のT氏のほか、自分も加え、若手合計5名ということになった。
T氏の案内でツェルマット内の店でスキーセットをレンタルする。30スイスフランだった。
8:30 ツェルマット ロープウエー駅
・クラインマッターホルンまで、ゴンドラとロープウエーをつないで登ってゆく。
9:10 クラインマッターホルン駅(Kleine Matterhorn)標高=3820m、気温=+4℃
・一気に3000mほど登り、標高約3800mの高度にやってきた。
ここはガスっていて風も強くて寒い。ブライトホルン登山を強行しなくて正解だった。
・スキーも無理かと思ったがとりあえず雪原を下に下ると、雲の下に出て視界が出てきた。
・ここは、プラトーローザ(Platau roza)のスキー場である。
一面の雪で、どこまでがスキー場かよく解らないが、とりあえず大きな雪原を、
たまにこけながらゆっくりと滑る。
・雪質は堅くてガリガリしているところもあるが、なだらかだし、
日本のスキー場のように狭苦しいところがないので、気分よく滑る。
長さは非常に長く、1コースで2kmほどありそう。
・1回滑り終わると、Tバーリフトにて上に上がるが、通常のリフトと違い、
ずっとバーを握っていなくてはいけないので、疲れる。
一度はTバーから外れてしまい、その後、15分ほど階段登りで登るという苦行も味わった。
・途中、イタリアとの国境にあるレストランでコーヒータイム。
イタリア側はスイス側とうって変わって雪が少なく、なんとなく荒れた風景が広がっていた。
・なんやかんやで、3〜4回はコースを滑った。
スキーが下手なので、アルプスの夏スキーを堪能した、というところまでは行かないが、
まずまず珍しい体験をできた。
・天気は相変わらず曇りがちではあったが、ブライトホルンはたまに姿を見せてくれ、よく見ると登山者の姿も見えた。
一方、近くにそびえるはずのマッターホルンは、今日は最後まで姿を見せてくれなかった。
12:40 クラインマッターホルン発
・リフトも午後2時までとのことなので、そろそろ潮時かということで全員で下る。
13:20 ツェルマット着
・午後は遅い昼食を全員で取ったのち、自由行動。
山岳博物館(Alpine Musium)や、本屋で地図やお土産を買ったりして過ごした。
・夕食は再び、添乗員T氏と若いK氏の3人で取る。今晩のメニューはミートフォンデュ。
満足できたスイスの山旅も実質これで終わりだ。
胃の調子も良く、ワインも飲んで、気持ちの良い夜を過ごせた。
※ 翌、8月18日は、ツェルマットからバスでジュネーブへと移動。
途中、レマン湖のほとりのシオン城を観光。夜はジュネーブのホテルに泊まる。
その次の日、朝ジュネーブ空港から、チューリッヒ経由で帰路に着き、
成田空港には8月20日PMに到着。
さらに羽田から飛行機で大阪に飛び、JRにて四国に帰った。
充実した、計9日間のスイス旅行が終わった。
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