美瑛岳 2052m
コースタイム
7:00 9:00 9:30 9:45 10:30 13:30 13:54
ー美瑛富士避難小屋―美瑛富士分岐―ポンピ沢―十勝岳分岐―望岳台−富良野―札幌
16:00 16:15 19:30
天候 | 曇り、はれ |
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過去天気図(気象庁) | 2003年08月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
美瑛岳(2052,3m) ‘03、8/10(日) 札幌―三笠―富良野―望岳台−十勝岳分岐―ポンピ沢―美瑛富士分岐―美瑛岳― 7:00 9:00 9:30 9:45 10:30 13:30 13:54 ー美瑛富士避難小屋―美瑛富士分岐―ポンピ沢―十勝岳分岐―望岳台−富良野―札幌 16:00 16:15 19:30 |
写真
感想
去年10/17(木)ポンピ沢の手前まで来て、寒さのため引き返した因縁の山である。
望岳台駐車場は略満車である。さすがにハイシーズンである。
この周辺だけ散策、という観光だけの人も大勢いるようだ。
歩き辛い、岩礫帯を緩やかに登って行く。十勝岳避難小屋の手前で左に分かれ、沢を渡って、雲の平だ。緩やかな、長い長いアップダウンが続く。
小さい、しかし深くて、下りて上がるのに一苦労する沢(水は流れていない)がある。
間もなくポンピ沢である。去年10月ここまで来て、寒くて手もかじかんだこと、山の上は霜か雪か白くなって、ガスもかかり、いかにも寒々として、そして人は誰もいない、心細くなって、引き返した。
此処が唯一の水場だ。水を補給して、潅木の中の急斜面に取り付く。登りきると、美瑛富士分岐で、ここから右に直登だ。火口の縁に出て、更に一息登って頂上に着く。
火口の方からガス交じりの強風が吹き上げてくる。吹き飛ばされそうだ。昼飯どころではない。
この後だが、出来ればオプタテシケにもと思っていたが、オプタテシケの方は濃いガスに覆われている。オプタテシケは諦め、美瑛富士避難小屋まで下見に行くことにする。
火口の反対側の斜面に入ると、嘘のように風は静かだ。美瑛富士とのコルを目指して岩礫の急斜面を降って行く。コルからは平坦な道である。やがて正面に石垣山が見え、分岐から左に行くと美瑛富士避難小屋がある。がっちりした扉を開けると、板張りの床、壁には救助隊員用の服や用具が掛けてある。寝袋と食料と水を持って来れば泊まれる。
そう云えば、去年下る時出逢った中年男性、美瑛富士避難小屋に泊まる、と言っていた。小屋の近くの道の真ん中にウンコがゴロリと転がっていた。片付けないで来たのが、今は心残りである。それにしてもこんな登山者がいるのは、実に情けない。
コルに引き返し、美瑛岳の中腹を略水平に巻いて分岐へ、そこから急斜面を降ってポンピ沢に着く。雲の平は高原漫歩気分で緩やかにアップダウン。
最後にガラ場を降って無事駐車場に着く。
* 冒頭の時間は、去年計画を立てたときのもので、実際の時間ではない。
感謝しています。
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