北股岳

2019年12月29日(日) 〜 2019年12月30日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 24.1km
• 登り: 2,240m
• 下り: 2,225m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:40
• 休憩: 0:20
• 合計: 7:00

5:30 スタート地点
5:50 5:50 登山口
6:40 6:40 大曲
7:30 7:50 十文字池
10:50 10:50 枯松ノ峰
11:30 11:30 大ドミ
12:30 三匹穴

2日目

• 山行: 12:40
• 休憩: 1:10
• 合計: 13:50

5:40 三匹穴
6:30 6:30 頼母木山
7:30 7:30 地神山
8:40 8:50 門内小屋
10:20 10:20 北股岳
14:30 15:30 三匹穴
19:30 ゴール地点

天候

晴〜曇り〜吹雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅関川で前夜車中泊

コース状況／危険箇所等

登山口すぐのトラロープのある岩場は雪があると登りづらい。我々はトラロープをつかんで強引に突破。（下山時は雪が無く簡単に降りられた。）
西俣ノ峰上部で雪庇踏み抜き事故があった模様。
門内岳とギルダ原の間の雪原は雪が吹き黙っており腿までのラッセル。天気が悪いと方向を失ってしまうため篠竹やGPSがあると良い。

その他周辺情報

道の駅関川に日帰り温泉あり。我々は受付時間を過ぎていましたが、好意で入れてもらえました。ガソリンスタンドは荒川胎内ICを降りてR113とR7 交差点すぐの伊佐美（エネオス）が24H営業。

写真

12/29 7:45

十文字池付近。

12/29 8:48

1089p付近。

12/29 10:36

枯松ノ峰手前。

12/29 10:37

枯松ノ峰。

12/29 11:26

12/29 11:26

オオドミ。宿泊適地。

12/29 12:17

三匹穴から頼母木山方面を望む。

12/29 12:34

三匹穴。この付近で幕営。

12/29 13:13

三匹穴上部。

12/30 7:08

頼母木山手前。曇り。

12/30 7:32

地神山

12/30 8:49

門内小屋

12/30 10:05

ギルダ原付近。

12/30 10:23

北股岳登頂。

12/30 10:48

ホワイトアウトで厳しい下山だった。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT1 パナソニック

装備

個人装備

ハーネス ビーコン プローブ スコップ カラビナ シュリンゲ 長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター マフラー 靴 ザック 輪カンジキ アイゼン 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト

共同装備

ロープ テント ガスカートリッジ コンロ コッフェル テントマット たわし しの竹（赤布）

備考

ゴーグルを持って行くべきだった。赤布を付けた、しの竹は100本くらいあると良い。稜線上は60本でも足りなかったが、ＧＰＳ端末で何とか対応した。

感想

taiganama

12月31日が冬型の予報だったので2泊3日の計画で一気に登る計画でしたが、同じ山岳会の先行パーティーが頼母木山までのラッセルと赤旗の設置を行ってくれたので、天気が悪化する前に一泊二日で年末の北股岳に登頂できました。
それでも登頂後に天候が悪化して吹雪とホワイトアウトで非常に厳しい下山となりました。ガーミンのGPS端末が無ければかなり難渋したと思いますし、赤旗も60本持ちましたが100本程度は必要でした。
今回、寡雪で条件も良かったと思いますが、それでも冬の飯豊稜線は爆風が吹きホワイトアウトで何も見えず、予想をはるかに超えた厳しさでした。雪が多く雪庇が発達していたら下山はもっと厳しかったと思います。天候を予想して計画を立て、登頂時も無理せずに撤退のタイミングを考えながら登ることが重要だと思います。

今回の山行を終えて、いつの日か厳冬期の飯豊を縦走してみたいという目標が出来ました。