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記録ID: 2200655
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ハイキング
近畿

古墳巡り(33)キトラ古墳〜束神明古墳〜岡宮天皇陵

2020年02月01日(土) [日帰り]
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体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:32
距離
6.8km
登り
122m
下り
128m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:22
休憩
0:08
合計
3:30
11:58
19
12:17
12:25
183
15:28
壺阪山駅〜キトラ古墳〜束神明古墳〜岡宮天皇陵〜壺阪山駅
天候 曇り晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
壺阪山駅スタート
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壺阪山駅スタート
キトラ古墳(周辺はきれいに整備された公園)
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キトラ古墳(周辺はきれいに整備された公園)
特別史跡「キトラ古墳」とある
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特別史跡「キトラ古墳」とある
この古墳からの遠景はきれいだ
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この古墳からの遠景はきれいだ
キトラ古墳体験館「四神の館」に入る
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キトラ古墳体験館「四神の館」に入る
石室が盗掘された際の穴の様子の模型
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石室が盗掘された際の穴の様子の模型
実際の大きさの「石室」の模型(但し奥行、幅で高さは体験できるように深く設計)に入り、各壁画を体験できる。
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実際の大きさの「石室」の模型(但し奥行、幅で高さは体験できるように深く設計)に入り、各壁画を体験できる。
この写真は玄武の壁画の模型の様子だが、2020年1月18日から2月16日まで実物の北壁の「玄武」壁画を体験館の2階において公開していた。実物を見ると、この時代にこれだけに壁画をかける技術の高さに驚く。
渡来人の技術によるところが大きいと解説があった。
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この写真は玄武の壁画の模型の様子だが、2020年1月18日から2月16日まで実物の北壁の「玄武」壁画を体験館の2階において公開していた。実物を見ると、この時代にこれだけに壁画をかける技術の高さに驚く。
渡来人の技術によるところが大きいと解説があった。
西壁の「白虎」の模型も石室に入り体験できる。
本日は、「白虎」の実物を見ることが出来なく、この実物は昨年の秋に終っていた。
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西壁の「白虎」の模型も石室に入り体験できる。
本日は、「白虎」の実物を見ることが出来なく、この実物は昨年の秋に終っていた。
天井の「天文図」の模型
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天井の「天文図」の模型
束明神古墳はわかりくい場所にあり、道も狭いし、小さな案内版がある程度。地元の人に聞いてやっとたどりつけた。
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束明神古墳はわかりくい場所にあり、道も狭いし、小さな案内版がある程度。地元の人に聞いてやっとたどりつけた。
春日神社の境内に束明神古墳がある
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春日神社の境内に束明神古墳がある
束明神古墳は7世紀後半から末ごろの古墳とある。
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束明神古墳は7世紀後半から末ごろの古墳とある。
草壁皇子は西暦687年なくなったとあり、この古墳は八角形の墳形、石槨の規模、内容、伝承などから草壁皇子の墓であると言われているとある。(小笠原好彦著、吉川弘文館発行『奈良の古代遺跡』に詳しい)
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草壁皇子は西暦687年なくなったとあり、この古墳は八角形の墳形、石槨の規模、内容、伝承などから草壁皇子の墓であると言われているとある。(小笠原好彦著、吉川弘文館発行『奈良の古代遺跡』に詳しい)
束明神古墳(昔から草壁皇子の墓と言い伝えがあったが幕末に皇子の墓とみとめられると、氏神神社(春日神社)の立退き問題などがおこるので、調査に着た役人たちに、ウソの報告をして、現在の「岡宮天皇陵」と決まったとある(霜井忠義著 青垣出版社発行『悲劇の皇子たち』より引用)
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束明神古墳(昔から草壁皇子の墓と言い伝えがあったが幕末に皇子の墓とみとめられると、氏神神社(春日神社)の立退き問題などがおこるので、調査に着た役人たちに、ウソの報告をして、現在の「岡宮天皇陵」と決まったとある(霜井忠義著 青垣出版社発行『悲劇の皇子たち』より引用)
丘陵の高台に登ると宮内庁が管理する「岡宮天皇陵」があるが、研究者の中には墳墓ではないという説が多い。
別に草壁皇子の墓があるからという。
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丘陵の高台に登ると宮内庁が管理する「岡宮天皇陵」があるが、研究者の中には墳墓ではないという説が多い。
別に草壁皇子の墓があるからという。
「岡宮天皇陵」と呼ばれているが、皇室典範に言う歴代の天皇陵でない。天武天皇と母持統天皇の間の皇子で28歳で死亡。天皇に就任した資料がなく、後に岡宮天皇と追尊されたが現在までの126代の歴代の天皇には数えられていない。
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「岡宮天皇陵」と呼ばれているが、皇室典範に言う歴代の天皇陵でない。天武天皇と母持統天皇の間の皇子で28歳で死亡。天皇に就任した資料がなく、後に岡宮天皇と追尊されたが現在までの126代の歴代の天皇には数えられていない。

感想

キトラ古墳の北壁の「玄武」の壁画の実物が見れるというので、昨年3月に一度行ったが、滅多にない機会と思い再度訪問。やはり実物の壁画をみると7世紀末から8世紀初めに築造された古墳の技術に感動した。
石室には東壁には「青龍」西壁には「白虎」南壁には「朱雀」北壁には「玄武」4神が描かれ、天井には「天文図」と当時の最高水準の技術を見ることが出来た。
束(つか)神明古墳と岡宮天皇陵のどちらが真の被葬者である草壁皇子の墓であるかを巡る議論は極めて興味深いのでこの際訪問した。

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訪問者数:424人

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