谷川・白毛門

過去天気図(気象庁) | 2006年12月の天気図 |
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ファイル |
非公開
2206.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
白毛門の積雪量は少なく「胸までもぐるラッセル訓練」はできませんでした。
前日の雨は夜半過ぎに雪に変わり、初雪に近いふかふかの浅い積雪でした。ラッセル訓練がで
きないので、山頂往復を目指して夜明け前にヘッドランプの明かりを頼りに土合駅を出発。
白毛門沢の橋を渡る頃には明るくなり夏道の上に積もった雪が地面を隠し歩きにくい。急
斜面の山道は雪で隠れ積もった雪の重みで木の枝を垂れ下げ前方が塞がれてルートが判りに
くい。(ピッケルで木の枝を払うと、積もった雪が落ちて枝が大きく跳ね上がり道をあけて
くれる)。SLのtammyさんが先頭でトレースを付けてくれているので後の者は助かる。途中大
澤さんにもなかなか体験できないチャンスなのでトップを歩いてもらう。急な斜面についた雪の
下は岩か土か判らず手間取る。「松木沢の頭」辺りまで登ると雪もしっかりしており、少
し歩きやすくなる。
頂上直下の草付きに積もった雪は浅く靴のつま先を斜面に蹴りこまないと安定しない。
今回issi君は不調で(丹沢でのトレーニングをもっと行って欲しい)山頂へは届かなかった
が、再度チャレンジして欲しい。
途中出会った年配のご夫婦(渋川在住で雪が降ったので来た)は、群馬県連の救助隊の方
で、一の倉での救助訓練のことを尋ねると群馬県の警察と消防にヘリがあり県連などと一緒
に訓練を行っているそうで心強く感じる。ヘリの技術も比較的高そうで、負傷者などの救助
の際は大型のヘリを使用し(ピックアップのホバーリングは大型のヘリが安定)、小型のヘリでは主に捜
索を行っているとのこと。ちなみに二の沢で負傷者や死亡者が出た場合のピックアップはどこ
まで降ろせば可能か伺うと、本谷バンドまで降ろさないとピックアップできないそうである。
参考になる話が伺えた。
この夫婦はかなり年配(六十台半ば)であろうが、しっかりした足取りで私が10年後に同
じ山行ができるか興味を覚えた。
来年早々に、今回できなかった「胸までもぐるラッセル訓練」を再度計画したい。
大変遅くなりましたが、感想です。
記録上の通り、松ノ木沢の上部1500m位?の地点から
wataさんに付き添っていただき途中まで登りました。
「登頂は無理でも、合流するまで登りたい」気持ちで
登り続け合流できました。
しかし、体力を使い果たし、下りはかなりツライものになりました。
バランス力が消耗し、尻をついて下る回数は増えるわ、
岩場の下りで鎖に頼り切って滑り落ちたり(運良く無事に済みましたが・・)
寒さと疲労で判断力が低下する事を実感しました。
2点支持歩行がやっと慣れ始めたな、と感じました。
が、ピッケルの突き方が弱かったり、斜めに突いていたり
その他課題(歩行訓練も含めて)は山積みです。
メンバー皆様、色々有難うございました。
今度こそ、白髪門山頂を踏みたいな・・
雪が降って良かった。雪山歩きの良い練習になりました。ホント楽しかったです。
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