ホワイトアウト！ 蔵王地蔵岳 撤退

2020年02月02日(日) [日帰り]

• GPS: 00:31
• 距離: 0.6km
• 登り: 61m
• 下り: 69m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:30

10:20 スタート地点
10:50 ゴール地点

休憩特になし
止まっていると凍り付いてしまいそうだった。

天候

吹雪・暴風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

蔵王スキー場駐車場1000円
蔵王ロープウェー往復3000円

コース状況／危険箇所等

足跡がすぐに消える状況
地蔵岳直下の森林限界を超えると暴風

写真

2/2 9:27

麓は晴れていたが

2/2 10:15

高度をあげていくロープウェー

2/2 10:27

樹氷がだんだんでてきたかな

2/2 12:30

午前中はずーとホワイトアウト。

2/2 12:48

少し陽が出てきた

2/2 12:48

雲の切れ間は美しい日光

2/2 12:48

ものすごく大きな雲の塊が、数秒で吹き去っていき、すぐに次のが来る

2/2 12:49

地蔵岳へ再アタック

2/2 12:55

陽の光が樹氷に輝きを与える。

2/2 13:05

青空がちらり

2/2 13:05

カメラを構えているうちに雲が

2/2 13:07

山頂駅の凍結度合いがすごい
ー8℃だったが、風が15mはあっただろう。

2/2 13:07

宮城側へ雲が吹き飛んでいく

2/2 13:08

奥羽山脈東側斜面にも樹氷が展開

2/2 13:12

おおぉすごい光景

2/2 13:14

スノーモンスターはやせぎす

2/2 13:27

コントラストを強めに。
目はこんな感じで見えている。

2/2 13:27

日差しは強いんだけどなぁ

2/2 13:36

樹林帯を越えると暴風が吹き荒れる

2/2 13:37

地吹雪がすごい！

2/2 13:44

地蔵岳山頂！…らしい

2/2 13:45

豪快な天使の羽が風を切る！

2/2 13:55

ホワイトアウト！

2/2 13:55

真っ白で天地無用に！

2/2 14:41

下山のゴンドラ。今度は雪が縮小していく。

2/2 14:50

樹氷高原駅横の森。
写真はカラーだが、世界はモノトーン

2/2 14:52

長野では大喜びする規模の樹氷（霧氷）だが、東北の人たちからは、「まだまだだなぁ」と聞こえる

2/2 15:09

樹氷高原駅でロープウェイ待ちの時、偶然雪にピントがあった。

2/2 15:15

雪の塵。パウダースノー。

2/2 15:15

厳冬の蔵王も見納め

2/2 16:39

帰りの道中の栗子山。道の駅米沢にて。

2/2 16:41

日没。

2/2 16:42

南東北最高でした！そのまま福島へぬけ関東へ帰還。

撮影機器：

FUJIFILM X-T20 ボディ 富士フイルム

装備

個人装備

スマホ用スタンド・カメラ用三脚・膝サポーター 長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 靴 ザック サブザック 輪カンジキ 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ 軽アイゼン タイツ アウター手袋 マフラー ネックウォーマー 毛帽子 アイゼン スノーシュー 昼ご飯 レジャーシート コンパス 笛 ガイド地図（ブック） 日焼け止め ツェルト

感想

cham18

雪山は数回登ったことがあるが、天気のいい時・いい場所を選んでいっていたので、これほどの荒天は初めてだった。もともと観光で山形を訪問し、最終日に半日立ち寄り、熊野岳を登頂できれば最高と思っていたが、ロープウェーの地蔵「山頂」駅から15分で登頂できる地蔵岳で限界。GPSの計測を2回目は忘れてしまったが、実は2回登頂した。午前中は山頂駅から山頂、駅への下山まですべてホワイトアウト状態と暴風雪で体感は楽しかったが、写真はとれず。天気はすこしましになるということなので、山頂のレストランでしばし待機。樹氷や雪の具合をみていると、なんとしても晴れたときに見たいと気持ちが勝り、午後の予定をキャンセル。昼過ぎごろから少し、光が差すようになったので、再アタック。すると雲の切れ目が見え始め、一瞬青空が。本当に数秒青空が現れては、ホワイトアウトの繰り返し。なかなか楽しい。10m前を歩く人の足跡も消え入る中、再登頂。今度は薄く日がさしている状況。さすがに眺望はないが、白い暴風に閉ざされた世界を体験。すぐ戻れる場所でなければ命の危険を感じるだろう。帰りも段差や傾斜が全く見えず、登りの時は見えた地面が、下りは空なのか地面なのか…まったくわからない前方へと足を出す。10分間ながらとても緊迫した時間だった。
天気は残念であったが貴重な体験をでき、また蔵王に来たいと思った。
いつか抜ける青空と真っ白な樹氷を見てやるぞ。

コメント

TaiyamaShu

中国人遭難者の情報
当日に中国人遭難者を見たことがありますが?

cham18

Re: 中国人遭難者の情報
報道ではじめて知りました。
目撃はしておりませんが、ロープから先の登山道へはちゃんとした装備の人しか進んでいないようでした